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2002年5月〜12月  デジタル歳時記

 

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12月09日(月)

時ならぬ北総の雪  

 

 前日の天気予報は千葉県だけは曇り時々雨だったのに、朝窓を開けたら雪が降っててビックリ。 未だ12月の始めというのに今年はほんとにどうなってるんですかねえ?

 こんな時、何時もじっと家に閉じこもっていて、後で写真を撮っておけばよかったと後悔するので、今日は思い切って身支度整え雪景色を眺めに出かけました。午前中止む気配も無く降った雪は、見る間に北総の我が町、酒々井を雪化粧してしまいました。

11月27日(水)

晩秋の佐倉城址公園  

 

 今年の秋は天候に恵まれない上に、異常に早くやって来たので、つかの間の晴れ間に、去年は見事だったこの公園の紅葉がとうなってるだろうと見に行きました。

 案の定、姥が池の上のモミジ林は既に落ち葉に敷き詰められ、寒々とした晩秋の風景に変わっていました。 公園内を散策すると、森のあちこちに綺麗な紅葉が残ってはいましたが、 足早に去ってゆく秋の気配は隠せません。

11月02日(土)

爽やかな秋の空 

 

 そろそろ黄色みを帯び始めた銀杏の木の梢が爽やかな秋風に揺れるこの日、我が町の周囲に広かるのどかな田園を延々12km近くも散策しました。 ケヤキの葉も色づき始め、フユイチゴの実がなる山裾では、トリカブトやサラシナショウマの花が咲いていました。

この辺りでも珍しいウドが、実をつけているのを見つけて嬉しい一日でした。

10月31日(木)

10月最終の郷の秋  

 

 広大な畑のあちこちに、このピーナッツの妖精の家の集落が立ち並ぶようになると、北総の秋も本番を迎えます。 

酒々井町の外れの里山も木々は心なしか赤味を帯び、見慣れた野草も何処と無く最後の輝きを見せているように思えました。

10月30日(水)

酒々井町周辺の秋風情  

 

 酒々井町の外れの大きな木々に囲まれた静かな郷に、300年の伝統を誇る千葉県一の蔵元、飯沼本家があります。 「酒の井」の伝説が語り継がれろこの地は、昔から上質の水に恵まれ、美味しい酒が造られてきました。 ここの「甲子正宗」は、さっぱりとした辛口が自慢で、 秋の仕込みが始まった周囲には麹の香りがほのかに漂っていました。

そして近くの里山や印旛沼の辺には、懐かしい秋の風情がいっぱいでした。

10月12日(土)

10月14日(月)

秋晴れ続く!  

 

 秋晴れの空に、未だ青くて若々しいドングリがなっていました。 ドングリと言っても、楢の樹のドングリや、椎の樹のドングリ等いろんなのがあるんですが、どれがどの樹のものなのかは実だけを見てもよく分かりません。  この辺ではコナラやスダジイの実が多いようですが、これはどうやらアラカシの実のようです。

10月  3日(木)

10月10日(木)

初秋の田園散策  

 

 猛烈な台風が通り過ぎ去った後の北総の田園地帯に、本格的な秋の気配が漂い始めました。 未だ台風の爪跡が残る里山の周辺には、このアザミの花が綺麗に咲いていました。 そして田圃にも、沼の辺にも、着実に秋がやって来ていました。

9月 25日(水)

北総のお彼岸  

 

 猛暑の夏から一気に涼しくなったと思ったら、久しぶりに歩いた谷津田の周辺には一斉にヒガンバナが咲き出していました。 何時ものことながら、この花の咲き出す時期の正確さには感嘆させられてしまいます。

 秋の花達も次々咲き始めていましたが、去年、10月初旬に対面したツリフネソウがもう咲き出しているのには驚きでした。

8月 31日(土)

田園にも秋の気配が・・・

 

 今年は暑さが厳しくて里山や田圃の草花にもご無沙汰してました。 今日は8月最後の日。 暑くても夏の花達に会いに行こうと、思い切って出かけることにしました。

 空はもう既に秋の色。 稲は黄金色に輝いて収穫の時期になっていました。 ボタンヅルやガガイモ、オモダカやツルマメ、それに会いたかったコマツナギにも会うことが出来て、 やっぱり出かけて良かった!と満足の一日でした。 

8月 15日(木)

残暑厳しい里山に・・・

 

 暑さが厳しい終戦記念日のこの日、所用で出掛けたついでに房総風土記の丘を訪れてみました。 期待に反して暑さが厳し里山の林はアキノタムラソウが真っ盛り。 ところどころにキツネノカミソリが固まって咲いていました。 林の外れに池があることを思い出し行ってみると、池は林の縁に沿って大きく広がり、蓮が一面に生い茂っていました。 未だ赤や白の蓮の花が咲いている池がこんな大きな池だとは今まで知りませんでした。

7月 28日(土)

夏本番の花達 

 

 暑くなって出足が鈍っていましたが、久しぶりに涼しい風が吹いた土曜日の午後、咲いてる花が見たくなって散策に出掛けました。 近所の庭のムクゲやモミジアオイの花が華やかに咲き、公園のクチナシの花も未だ懸命に花を開いていました。

 足を伸ばして里山に行ってみると、ヤマユリが見事に咲いていて、草むらにはアキノタムラソウも咲き出し、早々と秋の気配を漂わせていました。 

6月 21日(金)

千葉公園の大賀蓮 

 

友人が行田の古代蓮を見に行くと言うので急に蓮の花を見たくなり、この日天気に恵まれたので急遽この千葉公園に行ってきました。 この辺りでは大賀蓮が見れることで有名な所なんですが一度も行ったことが無いばかりか、蓮の花の写真を撮ったことも無かったんです。 街中の大きな公園に驚き、2000年前の蓮の花に感激の一日でした。

6月 15日(土)

梅雨に入った里山 

 

6月12日に今年の梅雨入り宣言が出てからずーとぐずついた天気が続き、 里山の花が気にかかっていました。 

15日の午後、雨が上がったのを見計らって房総風土記の丘に行ってみたら、 このミズキを始め、梅雨時に似合う花がいろいろ咲き出していて嬉しい対面が出来ました。

5月 28日(火)

菖蒲の季節 

 

快晴のこの日、菖蒲で有名な佐原水性園を訪れました。 今年はこの花も例年になく早く見ごろを迎えるのではないかと出掛けたのですが、150万本もあると言う菖蒲の最盛期はあと1週間程度でした。 この菖蒲園が出来て間もない時に見た小さな柳の樹が大きく育ち、 心地良い憩いの場の雰囲気になっていました。

5月 25日(土)

佐倉城址の花達

 快晴のこの日、菖蒲田の花が咲き出したかもしれないと佐倉城址を訪れた。 

城跡の森を歩いていると、薄紫の花を付けた大きな樹があちこちで目に付いた。 センダンの樹だ。これほど花を付けているのを見るのは初めてだった。 道の脇のシャリンバイも可愛い花を付けていた。

菖蒲田のある方へ降りていく途中、大きな樹に絡みついたテイカカズラが、薄黄色の矢車のような小さな花をびっしり付けているのに出会った。 高さ10m位の野生の花の大きなオブジェが見事だった。

ハナショウブもところどころで咲き出し、池の白いスイレンの花がシーズンの到来を告げていた。

5月 22日(水)

芝山、水辺の里

 成田空港の滑走路の外れに芝山町の「水辺の里」があることを思い出し出かけてみた。 大きなジェット機が頭の上をかすめて飛んでゆくすぐ下に、水性植物が植わったその公園はある。

遊歩道の両脇がヤマボウシの並木になっていて、周囲の池や湿地の花を見ながらの散策は心地よいのだが、 時々頭上を飛び立つジェット機の轟音に思わず首をすくめて苦笑せざるを得ない。

園内の草むらはチガヤが陽に輝き、水辺にはオランダガラシやイグサのようなウキヤガラが花を付け、キショウブやカキツバタが咲いていた。 鯉が泳ぐ池にはスイレンの可愛い花があちこちに咲いていた。

5月 20日(月)

里山の花達  その2

 この日、ようやく陽射しが出た。 里山の散策には天気が良いほうがやっぱり気持ちが良い。

谷津田は静まりかえっていた。 稲が心地良さそうに日を浴びている。 林の縁には、蝶のような白や黄色の花を付けたスイカズラが絡まり、大きな杉の樹に絡まった見慣れぬ大きな葉の蔦が陽を浴びていた。 

谷津の奥はたいてい休耕田になっている。 大分前に休耕田になったのか、既に樹木が生えて林になろうとしている。 そんな中にアカメヤナギの樹があった。 実がはじけて綿毛に包まれた種が出ていた。

5月 17日(金)

里山の花達  

 5月も半ばを過ぎ、里山はすっかり緑が濃くなった。 大型連休中に咲き出したエゴノキが最盛期を終わろうとし、ノイバラやガマズミ、それにウツギやイボタノキの花が何れも白い花を次々に咲かせてきた。

 初夏の里山はどうしてこんなに白い花ばかりなのだろう?と不思議になる。 そんなことを思いながら歩いていると、樹に絡まったテイカカズラが薄黄色の矢車のような小さな花を付けているのに出会い、もう咲き出したか・・と感慨に耽った。

マムシが多いので恐々歩いていると、ヒルガオが咲く草むらに黄色に群れ咲く花があった。コモチマンネングサとはどこか違うような気もすると思っていたら、どうやら初対面のヒメレンゲらしいと分かって嬉しくなる。

5月 14日(火)

5月 15日(水)

成東食虫植物園の初夏  

 九十九里浜に近い広大な田園地帯、この中央部にこの植物園はある。 田圃の中の何の変哲も無い自然の湿原に、平地では珍しいモウセンゴケやイシモチソウという食虫植物が生育し、国の天然記念物になっている。

 ここでは普通山地でしか見ることの出来ない四季折々の草花も多く、時折訪ねては楽しんでいる。

初夏のこの時期は何が咲いてるか楽しみに出掛けたら、自ら仕掛けたトリモチに小さな虫を捕らえたイシモチソウが白い花を付け、トキソウの小さなピンクの花が一面に群れていて目を楽しませてくれた。 

 ボランティアの保護活動にかろうじて支えられてはいるが、こういう貴重な自然遺産が何時までも守られて行くことを願わずにはいられない。

5月 11日(土)

5月 12日(日)

雨上がり の谷津 

 大型連休が終わった途端に天気が崩れだし、卯の花が咲き出したんじゃないだろうか・・、ガマズミはどうだろう・・と気が気でない。 エゴノキの花が咲いてた!との知らせにもうじっとしてられなくて、雨上がりでぬかるむ谷津田に出かけてみた。

里山では遠目にもそれと分かる大きなエゴノキが花をたわわにつけていた。 林の縁でサルトリイバラの実が育ち、スイカズラの花が咲き出していた。 ペンダントのように垂れ下がるクマシデの果穂にも久しぶりに対面。草むらで、変わった実を付けたオヤブジラミに目を凝らす。 ガマズミやウツギはもう直ぐ咲きそうに蕾を膨らませていた。 帰り道、家の近くの公園でアメリカフウロやブタナが今盛りだった。

5月 2日(木)

5月 6日(月)

皐月の風薫る  

いよいよ5月。 連日のように例年を上回る暖かい陽気に、周囲の野山は次から次に初夏の花が咲き出した。 5月2日、新しいカメラの試し撮りを兼ね、再び訪れたレンゲ畑は未だそのままだった。 用水路の土手に打ち捨てられたナノハナが咲き、周辺の田圃では、菅笠を被って昔ながらの田植をする懐かしい情景に遭遇。 3日は南風の強く吹く中、太公望が釣り糸を垂れる印旛沼中央水路へ。 4日はフジの花咲く近くの里山を散策。 クサノオウやタツナミソウにも対面出来てご満悦。 真夏のような暑さになった5日のこどもの日、訪れた佐倉城跡の森は緑の風が爽やかだった。 6日は成田の花植木センターを訪れた。 待望のトチノキの花に出会うため。

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