今倉新田の谷津田

   今は時折ホトトギスの鳴き声が聞こえるだけの静かな谷津田の稲が、初夏の陽射しを受けてうたた寝でもしているようゆったりしている。 動くと汗がにじむこの季節津の里山は、たまに犬の散歩をする人に出会うくらい。

(5月20日撮影)

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スイカズラ

(スイカズラ科スイカズラ属)

あちこちにこの花が目立ってきた。 これが咲き出すと夏が近いことを実感させてくれる。

始めてみる大きな葉の蔦

脇の大きな杉の樹に、見たことも無い大きな葉の蔓性植物が絡みついていた。 これはなんだろう?

林に変わり始めた休耕田

散り始めたエゴノキの奥、古い休耕田に落葉低木が育ち始めていた。 自然の営みはほんとに逞しい。

アカメヤナギの実

(ヤナギ科ヤナギ属)

この若い林に、別名「マルバヤナギ」のこの樹が生えていた。柳の実がこんな形だとは・・。

 

 

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アカメヤナギの種

その実が弾けてこのような綿毛に包まれた種を出し、風に漂って飛んでいくのだ。

ユキノシタ

(ユキノシタ科ユキノシタ属)

林の縁で出会ったこの花は、色が淡くておとなしかった。何時見ても清楚な花だ。