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2002年3月〜4月  デジタル歳時記

 

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4月18日(木)

4月28日(日)

田園に初夏の訪れ  

4月というのに暖かい日が続いて、北総の田園にも初夏の訪れが異常に早い。 

わが町にもレンゲソウが咲く田圃があることを知り早速出かけてみた。 わずかに1反位の田圃だったが、レンゲの可憐な花に出合えて懐かしい昔のことを思い出した。 足元の小さな野草や里山の木々も、もう初夏のような花を咲かせ始めた。 里山に白い花が点在するようになるといよいよ夏の始まりだ!

田圃には水が張られ、早々と田植えをするところもあって辺りの風景を一変させていた。 周囲の里山は紫に煙るようにフジの最盛期を向かえている。

4月14日(日)

フデリンドウ、咲いてるかなあ? 

今年は異常に暖かいので、何時もは5月初旬に探しに行くフデリンドウやフジの花を求めてここを訪れた。広い園内のそこここには八重桜が華麗に咲いていて、春の名残を感じさせていた。

やっぱりあった! 古墳が散在する明るい林の中で懐かしいフデリンドウに対面! 去年は時期を失して見損なったこの花に会うのは2年ぶり・・・。 

里山の樹に絡まるフジの花もあった! こうして樹木に絡まるフジの花がたまらなく好きだ。

ポポーという珍しい花にも会えて今日は嬉しい一日だった。

4月06日(土)

4月07日(日)

春と思ったらもう初夏?!  

北総は5月初旬の陽気が続き、周辺の野山はいろんな花が次々に咲いている。 

歩き始めた道端の草むらは、チガヤの穂が銀色に輝き、キツネノボタンの黄色い花が光って眩しい。 樹陰のそこここに白い妖精のようなオドリコソウが咲き乱れ、里山の縁の茂みにはイカリソウも咲きだした。 木漏れ日の林の中にはチゴユリやナツトウダイがひっそりと咲いている。 ニガイチゴ、オオジシバリ、サルトリイバラの花が目を楽しませ、 めったに出会えぬホタルカズラまでもが迎えてくれる山道では、今花盛りのアケビの下で小さな花を付けた「メギ」に初対面。 道端に育った小さなコナラの枝先の産毛に包まれた新芽も愛らしい。

4月03日(水)

満開の吉高の大桜  

北総は印旛郡印旛村吉高という処に、この時期長年通い続けているこの巨木はある。 村で天然記念物に指定されているこの老木は、里の桜が散り始める頃ようやく咲き出すヤマザクラなのだ。 今年の開花は例年になく早いので、急ぎWEBの友と連れ立ち訪れた。

長い歴史を見つめてどっしり根を下ろした太い幹や、たわわに花を付け見得を切る枝振りを見ているだけで圧倒されて声もでない。

3月30日(土)

4月03日(水)

春爛漫の野草達  

何時に無く、早い春の到来に、野の陽だまりのムラサキケマンやタンポポが誇らしげに咲いている。 萌黄色に輝くトウダイグサも、負けじと顔を輝かせる。 田圃の畦、可愛いと近寄ったヘビイチゴ、怒ったマムシが飛び出して、こっちもビックリしながら「御免なさい!」と苦笑い。 脇に可愛いカキドオシ、笑いをこらえて咲いていた。 里山の縁の木陰では、ジロボウエンゴサクが花盛り。カテンソウやキランソウ、見知らぬ小さな花達も、もちょっと控えめに咲いていた。 日の当たる山の斜面の草むらで、うれしいホタルカズラとのご対面。 池のほとりのニリンソウ、静かに並んで咲いていた。オドリコソウやサギゴケも日向でみんな咲き出した。

3月25日(金)

房総風土記の丘の春  

今年は春が早くやってきたので、例年だと4月に入って訪れる風土記の丘を訪れた。園内は既にサクラの花が満開。レンギョウの花や木々の若葉が春の陽に輝いていた。 この前出会ったばかりの「ウグイスカグラ」という可愛い花を付けた小木にも再会。 嬉しいことにクサボケにも久しぶりに会うことが出来た。

未だ草花は少ないが、それでもあちこちにスミレが咲き乱れ、咲き始めてたばかりのキジムシロの花も黄色く輝いていた。帰途立ち寄った甚平渡しの田圃には、今年も菜の花が一面に咲きそろい、甘い香りを漂わせていた。

3月24日(木)

春たけなわの泉自然公園  

今月7日に訪れた時は、未だ葉が出てきたばかりだったカタクリが、既に一斉に花を付けていた。この朝は平年並みに気温が下がったせいか、どの花も気温が上がるのを待ちわびて、閉じた花を少しだけ開いて様子を見ているようだ。木々は新しい小さな若葉を陽に輝かせ、爽やかな風に揺れている。何の木だか知らぬが、小さな花をいっぱい付けている。山際の日向はあちこちにスミレが咲き乱れていたが、その中にジロボウエンゴサクやムラサキケマンの花がもう咲いているのを見つけ嬉しくなった。

3月18日(月)

3月24日(木)

枝垂サクラが満開!  

18日、近くのサクラが咲き出したということは、何時もそれより早い山武郡の長光寺や妙宣寺の枝垂桜が咲いてるかもしれないと出かけてみたら、なんともう見事に咲いていた。 

300年は超えると言う長光寺のサクラは何度見ても凄い!の一言。 このサクラの下で歴史を刻んだ太い枝に咲く可憐な花を仰ぎ見ていると、人の一生はなんと些細なことなんだろうと思わずにはいられない。

妙宣寺にはその後24日に再度訪れたが、こちらも見ごろになっていた。

3月16日(土)

もうサクラの花が! 

昨日は暑いくらいの陽気になったが、お陰でサクラの蕾も一気に緩み、見たら一輪咲いているではないか!

のどかな田園を歩いているとあちこちにヒメオドリコソウが群落をなしている。ショカッサイやクサノオウが日に照らされて眩いばかり、水辺のタネツケバナも元気一杯に花を咲かせている。里山の縁にはもうモミミジバイチゴが白い花を下げており、嬉しいことにカカクリも可憐な花を咲かせ、最盛期を迎えようとしていた。家の近くのユキヤナギも今盛り。庭のモモも今日咲きだした。

3月12日(火)

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3月14日(木)

春は急ぎ足で・・・  

なんてまあ次から次へと花が咲くのだろう!  とにかく異常に暖かい日が続くので植物はじーとしてられないんだろうなあ・・。 雑木林に鈴なりのキブシの花が目立つようになり、林床にヤマネコノメソウがもう出ている。里にはレンギョウやモクレンが煌き、柳の爽やかな新芽が心地よい風に揺れている。 庭にはバイモやハナニラが咲き揃い、5月に咲くはずのタニギキョウまで庭の鉢の中で咲き出した。

3月10日(日)

北総の小さな町の春

今日は朝から南の風が吹いてポカポカ陽気。 こう暖かいときっといろんな花が咲きでしてるんじやないかなあ・・と旧成田街道沿いに歩き、田圃の脇に出て町を一周してきました。宿場町の面影残る街道脇の神社の鮮やかな紅梅、農家の庭の満開のミツマタや初めて間近に見る寒緋桜とミモザ、田圃脇の小道のスクシ、ホトケノザ、そしてもうトウダイグサまで出ていました。 驚いたことにもうカラスノエンドウまでもが咲いていました。里山の縁では珍しいシデコブシにも対面できました。 (9枚掲載)

3月6日(水)

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3月7日(木)

公園の春の花達

6日の雨上がりの朝、川村美術館の河津さくらが咲いたとのニュースを聞いて早速行って見た。南の湿った空気が入って薄霧が立ち込める美術館の池の縁に赤味が掛かったサクラが三分咲きだった。園内はアセビ、福寿草、シュンラン等が咲いていたが、驚いたことに今にも咲きそうなカタクリがあったことだった。陽が眩い翌7日、今日は咲いてるに違いないと再び出掛けてみたら案の定綺麗に咲いていた。ついでに足を伸ばして泉自然公園に出掛けたら、こちらのカタクリはやっと葉が出始めたところ。オウバイ、ミツマタ、サンンシュユが今盛りで、足元にはスミレが咲いていた。ここでは既に花を付けたコブシが数本あってビックリさせられた。(12枚掲載)

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