残暑厳しい里山に・・・ (16枚)

キツネノカミソリ (ヒガンバナ科ヒガンバナ属)    

  例年になく厳しい残暑の中、 所用のついでに房総風土記の丘を訪れました。 林の中はアキノタムラソウが最盛期を迎えていましたが、 所々にこのキツネノカミソリが集まって咲いていました。  この花のことをすっかり忘れていたので、暑さにめげずに来てよかった〜! と思いました。

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樹陰のキツネノカミソリ 

        

林の所々にこのように雑然と集まって咲いてる姿を見ると嬉しくなります。整然と咲き揃ってるのより風情があるみたいで・・。

日向のキツネノカミソリ 

     

薄暗い樹陰で出会うことが多いこの花、 このように陽の当たる場所に咲いてるのを見ると別人みたいで眩しく思いました。

ヤマグリ

    

今の時期の栗のイガグリ頭は初々しくてほんとに可愛い。 

好きなんですこれが。

サオトメカズラ

(アカネ科ヘクソカズラ属)

これも好きな花。 確かに草刈の時の匂いは良くないが、本名は頂けない! この別名や、せめてヤイトバナの方を採りたいですね。

アキノタムラソウ

(シソ科アキギリ属)

今の時期の里山はこの花の一人舞台みたいに思えます。 他の花が少ないから一人懸命に頑張ってるのかもしれないなあ・・。

ヒメキンミズヒキ

(バラ科キンミズヒキ属)

キンミズヒキと思ってたけど、調べたらこういう種類もあることを初めて知りました。普通のより花びらが細いんですねえ。

ヌマトラノオ

(サクラソウ科オカトラノオ属)

先日湿地で出合ったこの花に、樹陰のオカトラノオが終わった後で出会うとは・・・。どういう風に住処を決めてるんだろう?

アキカラマツ

(キンポウゲ科カラマツソウ属)

猛暑の時でも何となく秋の気配を感じさせてくれる嬉しい花です。でもけたたましく大きくなるので、そうなるともうダメです。

オニドコロ (雌株)

(ヤマイモ科ヤマイモ属)

藪の中に絡みついて咲いている、目に見えないような小さな花を見つけました。調べてみたら長い茎は雌花の垂れ下がった花序だって!

ツルボ

(ユリ科ツルボ属)

この花、比較的日当たりの良いところで出会うことが多いのに、林下の草むらで出会うとは意外でした。色が淡いので撮るのが難しい花です。

坂田ヶ池

     

林の外れに池があることを思い出し、坂を下って行って驚きました。 こんなに大きな池だったとは今まで知らなかったから。

坂田ヶ池 その2

      

池には蓮が一面に茂っていました。 池の中ほどには浮橋があって、蓮の花を鑑賞出きる様になっています。周囲1.5kmはありそう。

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坂田ヶ池 その3

    

近くに蓮の花が見れるところが無くて寂しい・・と思っていたのに、こんなに良い雰囲気の池があるなんて・・。

未だ咲いている白い蓮

(スイレン科ハス属)

浮橋の南側には、この白い蓮が未だ沢山咲いていました。 比較的手が入っていないのか、芦も生えてます。 

ピンクの蓮の蕾

(スイレン科ハス属)

北側にはピンクの蓮が咲いていました。 暑くて汗びっしょりでしたが、これで楽しみが増えました。