2004年 版

 このページは、旅先の珍しい情景や見知らぬ景観、あるいは普段見ることの出来ぬ山野草との出会いの感動を納めた写真集です。

(愛用のデジカメは主にCANONの「EOS Kiss Digital」を使っています)

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04年12月17日(金)〜23日(木)タスマニア島・ワイルドフラワーの旅 

  タスマニアの山岳地帯のあちこちで出会った「タスマニアン ワラタ」。 独特の色と形はどこかヒガンバナを思わせるこの花、出会うたびに「おっ、ワラタが咲いてる!」と歓声を上げる。

 豊かな自然と珍しい動植物にあこがれて、一度は行ってみたいと思っていたタスマニア島。 とは言っても、オーストラリア大陸の南の端にあるこの島については何も知らなかった。 南極に近く、険しい山と原生林に覆われた厳しい場所ではないだろうか・・とおぼろげに想像する世界だったが・・・。

04年11月28日(日)〜30日(火)晩秋の鬼怒川周辺 

  本格的な冬を前にしてつい三週間前に水抜きやら鉄骨部分のペンキ塗りやらで訪れた山の家に又行かねばならなくなった。 業者に手配していた浄化槽のポンプの故障修理の結果確認のためである。

 紅葉の最盛期だった先回とは違い、日曜というのに道路はどこも渋滞が無い。 午後二時には何時も立ち寄る塩屋町のAコープに到着した。 何時ものようにこの日も鶏頂山の優美な姿が傾きかけた陽に照らされて綺麗だった。

04年11月21日(月)〜23日(火)秋の島根と鳥取の旅 

 

  一度行ってみたいと思い続けていた山陰。 この日、家内と羽田を夕刻発って島根の米子空港に着いたのは午後7時。 辺りはすっかり暗くなってその上雨が降っていた。 レンタカーで米子から松江のホテルまで暗闇のドライブ。 宍道湖畔のホテルに着いた時は既に8時を回っていた。 翌日の天気を気にしながら床に就き、翌朝目が覚めたら素晴らしい秋晴れだった。

04年11月5日(金)栃木の山の紅葉狩り 

 

  山の家のペンキ塗りや凍結防止の水抜きの時期がやって来て何時行こうかと気になっていたのだが、どうせ行くなら紅葉が綺麗な天気の良い日を・・と狙ってこの前日に栃木へやって来た。 この時期大混雑する休日は避けて平日のこの日、真っ盛りの紅葉が素晴らしい日塩道路を登って塩原に向かい、上三依に抜けて鬼怒川の龍王峡までの楽しいドライブの一日だった。 

04年10月2日(土)長柄町の蕎麦畑探訪 

  散歩の途中時々入るこの辺りでは評判の蕎麦屋がある。そこの壁に広い蕎麦畑の写真が飾ってあって、最初に見た時、これは戸隠だろうか・・それとも会津かなあ・・と思って眺めていた。 何時だっか店の主からそれが千葉の長柄町の蕎麦畑だと聞き知った。 こんな蕎麦畑が千葉にあるなら見に行ってみたいなあ・・と思っていたのだが、久しぶりに良い天気になったこの日、ふとそのことを思い出してそこを訪れてみることにした。 家を出てから1時間、地図に出ている長柄ダムまで来たのだが・・・

04年8月3日(火)竜王峡周辺の夏の花 

  今年は猛暑でどこに行く気にもならなかったのだが、草刈りや茗荷の収穫にせかされて仕方なく山の家にやって来た。 日中はやっぱり暑くてぐったりだったが、流石に山だけあって朝夕は過ごしやすい。 作業も一段落したこの日、あちこち出かけたついでにお目当ての花を求めて近くの山も散策した。 ツリフネソウやタマアジサイ、それにフシグロセンノウやソバナなど、お馴染の花が何時もの場所で咲いていた。 そしてこのシシウドが、こんなに綺麗だったとは・・・

04年8月3日(火)「上三依水性植物園」の夏の花 

   「ハンターマウンテン塩原ゆりパーク」の百合の花を堪能した後塩原に下り、今度は国道400号「湯の香ライン」を北西に向かった。 そして峠の尾頭トンネルを抜けるとそこは藤原町の北端、上三依。  この地にある上三依水性植物園は毎年何度か訪れるお気に入りの場所なのだ。 今年も色とりどりの夏の花が目を楽しませてくれた。 写真は植物園の入口近くを流れる谷川の辺に咲いていたツリフネソウ。 

04年8月3日(火)「ハンターマウンテン塩原ゆりパーク」探訪

   緑の山径を走っていると「ハンターマウンテンゆり園この先○○km」とある看板を見つけた。 ハンターマウンテンは確か鶏頂山のスキー場の名、そこにゆり園が出来たんなら行ってみようということになった。 日塩道路が塩原に向かって下り始めてしばらくすると右手にハンターマウン・テンスキー場が現れた。 レストハウスの前の駐車場は結構車が一杯。 百合園はどこだろうと見回したが見当たらないのでレストハウスで聞いてみた・・・・・ 

04年7月4日(日)〜12日(月)ロッキー4大国立公園ハイキング 

  長年行ってみたいと思いながら、テロやSARSのお蔭で行きそびれていたカナディアン・ロッキー。 今回ようやく念願叶って行くことが出来た。  この写真、カナディアンロッキーの北端にある最高峰、マウント・ロブソンだ。 ずぼらな自分は何処に行くにも何の予備知識も持たずに出かけるのが常。 この山の名もガイドさんの説明で初めて知ったのだった。 なかなか頂を見せてくれず諦めかけていたのだが、5日の朝、遂にその雄姿を現してくれた。 嬉しかった。 

04年6月15日(火)初夏の奥鬼怒から日光へ 

  栃木の山の家はそろそろ草茫々にちがいないと、草刈り目的で出かけることにした。 草刈りが一段落したこの日、天気も良いので奥鬼怒から新緑が爽やかな林道を通って光徳牧場に抜け、湯の湖に立ち寄った後、明智平の方にある高山植物園に行ってみることにした。 ところが結局その“高山植物園”への行き方が分からずじまい。 仕方なく日光植物園に入って初夏の花を楽しんできたのだった。 この写真、川俣湖畔に咲いていたアヤメである。

04年6月12日(土)潮来と佐原の水郷巡り 

  WEB友達と水郷巡りをすることになっていたこの日は晴れたり曇ったりのまあまあの天気。 あやめ祭り真っ最中の潮来の前川あやめ園に着いた時は陽が射して暑いくらいだ。 土曜日ということもあって流石に人出が凄く、艶やかに咲いている色とりどりの花菖蒲をカメラを構えて撮るのがはばかれるくらい。 続いて佐原の水性植物園を訪れた。 この頃になると雲が厚くなって今にも降ってきそうな天気だったが、ここもやっぱり人の波。 この水郷で、こんなに人を見たのは初めてだった。

04年4月26日(月)あしかがフラワーパークの巨大藤 

  栃木の山の帰りに寄り道して、足利市にある「あしかがフラワーパーク」を訪れた。 ここは樹齢百三十年、畳300畳敷き位の巨大な藤棚があることで有名なのだ。 一度は見てみたいと訪れたこの日は天気も良く暑いくらい。 はるか遠くの田圃の中の仮設駐車場から一汗かいてたどり着いた西門前は大勢の人でごった返していた。 さしもの広い園内も人の波に埋めつくされてはいたが、 これだけ人をひきつけるだけあって、巨大な大藤の見事さは格別だった。

04年4月24日(土)〜25日(日)アカヤシオ咲く栃木の山 

  今年もアカヤシオの季節になった。 山肌に点々とこの花が咲く情景を見たくてたまらない。 普段なら暇を持て余しているので思い立ったら直ぐ出かけるのだが、今年はいろいろ所用が出来て何時になく忙しくかった。 お蔭でなかなか出かけられず、例年になく早い季節の変化に気が気でない。 やっと出かけたこの日に途中立ち寄った二ノ宮の道の駅では、早々とハナミズキが満開になっていた。 塩谷町に着くと、今度は男体山や谷筋に雪を残した日光連山が我々を迎えてくれた。

04年4月3日(土)〜6日 息子の結婚式でガム島へ 

  次男が結婚式をガム島でやるというので家内と連れ立って成田を出発した。 出発して5時間、着いてみるとさすがにミクロネシアの島は暑かった。 ハワイのように賑やかなダウンタウンも無くむしろ殺風景に見えるこの島は、米軍基地があることすら感じさせない比較的静かなリゾート地。 浜辺のベンチでのんびりしたかったが、そろそろ雨季に入るガム島の天気は目まぐるしいく変り、時々シャワーもやって来る。 30℃近い気温に音を上げて直ぐにホテルに戻るのだった。

04年3月16日(火) 菜の花全開のマザー牧場 

 

  春霞のこの日、小さな子友達が子羊や子豚と戯れるマザー牧場を訪れた。 満開の菜の花の様子をTVのニュースで見てここが菜の花の名所と知り、写真を撮りに行きたいと思ったのと、たまにはお袋に春の香りを味わせたいと思ったからだ。 初めて訪れたマザー牧場は思いの他山の上にあり、広かった。 そして山の地形を生かした園内の広大な斜面は菜の花が真っ盛りだった。

04年2月23日(月) 早春の花、節分草を求めて 

 2月に入ると栃木市星野のセツブンソウが気になり始める。 例年より開花が10日早いという節分草を見に、前日の嵐の名残の強い風が吹きすさぶ中思い切って出かけることにした。  ロウバイの良い香りが漂う星野の山際には、去年はちらほらしか見ることが出来なかった可憐なセツブンソウが一斉に咲き出していて思わず嬉しさがこみ上げてきた。 風が強くて写真を撮るには条件が悪すぎたが、早春の花に出会えて寒さを忘れる一日だった。

 

04年1月29日(木) 南房総・をくずれ水仙郷 

 南房総の水仙の郷がすっかり気に入ってしまい、 今年はWEB友達と一緒に「をくずれ水仙郷」を訪れました。この日は1月とは思えないほどの絶好の良い天気、暖かい陽射しを浴びながら山里の径を歩いていると、春真っ盛りのようなのどかな気分になりました。 もうそろそろ終盤を迎えようとしている水仙郷でしたが、まだそこここに咲き乱れる可憐な水仙の花が目を充分楽しませてくれたんです。 

 

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