11月28日（日）

　本格的な冬を前にしてつい三週間前に水抜きやら鉄骨部分のペンキ塗りやらで訪れた山の家に又行かねばならなくなった。　業者に手配していた浄化槽のポンプの故障修理の結果確認のためである。

　紅葉の最盛期だった先回とは違い、日曜というのに道路はどこも渋滞が無い。　午後二時には何時も立ち寄る塩屋町のAコープに到着した。　何時ものようにこの日も鶏頂山の優美な姿が傾きかけた陽に照らされて綺麗だった。

11月29日（月）　鬼怒川周辺散策

鬼怒川公園　　

公園入口の紅葉

鬼怒川公園にやって来ると、入口に一際鮮やかな紅葉が日に輝いていた。

園内の黄葉

晩秋の鬼怒川公園はひっそり。　殆ど葉を落した木々の中で未だ散らずに頑張る姿もある。

山の頂き

近くの山の頂が綺麗だ。普段誰も見向きもしない普通の山だがこの時期だけは格別。

竜王峡　

竜王峡

見事な紅葉に色どられた龍王峡も今は淋しい。

落葉の流れ

ふと崖下の淵を覗くと、落葉が寄り添ってゆっくり流れていた。

冬枯れの林

峡の崖上を巡る径はすっかり葉を落した林の中。

コアジサイの花の跡

大好きなコアジサイはすっかり色を変え、花の名残を留めている。

孤独な紅葉

お日様は対岸の山に早々と沈んで谷間の日没は早い。明るい空間に紅葉が映えていた。

メタセコイアのあるゴルフ場

鬼怒川の河川敷にあるゴルフ場。　植えられたメタセコイアが夕日に照らされて美しかった。

11月30日（火）　

浄水ポンプの修理点検も終って帰途に着くこの日、山の朝は雨だった。　途中益子の辺りまで来ると雨は上がり、やがて筑波山に差し掛かる頃には秋晴れの上天気になっていた。 　変わりやすさを実感する「秋の空」であった。

加波山と筑波山

益子に差し掛かると、雲の隙間になんと加波山と筑波山が見える。　普段は光りに霞んでこんな景色は見えるはずがない。　雲のお蔭で珍しい景色が見れた。

霞ヶ浦遠望

笠間から筑波に向って南下するに従がい、天気が次第に良くなった。　表筑波スカイラインに着いた時には遙か彼方に霞ヶ浦が見えていた。

筑波山

去年も友とこの山を眺めにやって来たが、今年も変わらぬこの山に又会えた。　何度見てもやっぱりこの山が好きである。