8月25日、ガイドの松永様からアシニボイン山の写真付きメールが来ました。 

不明の花の名も判明。 下のリンクからどうぞ!

“カナディアン・ロッキー4大国立公園”ハイキング

 

 

7月4日(日)〜7月12日(月) 

 

(EOS Kiss Digital にて撮影)

 

        

 長年行ってみたいと思いながら、テロやSARSのお蔭で行きそびれていたカナディアン・ロッキー。 今回ようやく念願叶って行くことが出来た。

 

 現地に到着するやいなや、大きな虹の歓迎アーチで迎えてくれたロッキーの山々は、何処も日本のどこかで出会ったことがあるような花や全く初めて見る花で一杯だった。 雨が降ったり、時には雪にも見舞われはしたが、花のお蔭で退屈するようなことは一度も無かった。 そしてここは野生動物の宝庫、 突然現れる鹿やリスや鳴ウサギ、それに黒熊やマーモット等、行く先々でいつも楽しませてくれた。

 

 霧に包まれて景色を見るのは絶望的と思えたコロンビア氷原では奇跡が起こった。 景色が見えないのは仕方ないと諦めつつ、その日最後の雪上バスに乗車して氷河の上に着いた時、なんと嘘のように辺りの霧が消え去って明るい陽射しに照らせれた雄大な景色が広がったのだ。 感激して言葉も無い位だった。

 

 この写真、カナディアンロッキーの北端にある最高峰、マウント・ロブソンだ。 ずぼらな自分は何処に行くにも何の予備知識も持たずに出かけるのが常。 この山の名もガイドさんの説明で初めて知ったのだった。 なかなか頂を見せてくれず諦めかけていたのだが、5日の朝、遂にその雄姿を現してくれた。 嬉しかった。 

 

      
   

 ともかくカナダは広い! カナディアンロッキーだけで日本の本州くらいの大きさがあるという。 現地で改めて地図を見ると確かにそのようだ。 意外だったのはここの山がどれも4000m以下だったこと。 氷河や雪に覆われた険しく美しい山々を眺めていると、どれももっと高い山のように見えてしまう。 そういえば、平地でも高山植物が咲いている位だから当然と言えば当然なのだが。 

 

 今回はどの程度の山歩きなのか、何十年も山歩きをしていない我々夫婦はいささか心配だった。 今回参加された他の方々がいずれも山歩きのベテラン揃いと知って、一緒について行けるかなおさら不安にかられたのだった。 でも、何とか最後の日迄ついて行くことが出来た。 最初のコースは短く、そして徐々に長くしてある日程が良かったのだろう。

 

 今回訪れたのは北から南に連なる一つの州立公園と四つの国立公園にあるトレッキン・グコース。 先ず地図を見てみると、カナディアン・ロッキーはカナダの西部に北西から南東に連なっていることが分かる。 その最北部にはマウント・ロブソン州立公園があり、その南にジャスパー国立公園、バンフ国立公園と続き、そしてその西隣にヨーホー国立公園、クートネイ国立公園があるのだ。 このように、この広大な地域全体が全て何れかの国立公園や州立公園に属していて素晴らしい景観が保たれているのだからほんとに驚かされる。

   

カナディアン・ローッキーのMAPはこちらです。

(カナダ西部の地図のロッキー部分をクリックするとその詳細が表示されます。 ロッキーの地図の☆マークが今回歩いたコースです。 そこをクリックするとコースMAPが表示されます)

  
     
夫々の写真をクリックすると大きい写真が表示されます。  
 

7月4日 成田 → バンクーバー → プリンス・ジョージ → マウントロブソン・ロッジ(泊)
添乗員の土田さんに連れられて成田空港を出発した。 バンクーバーで小さな飛行機に乗り継いでプリンス・ジョージへ。 そこで迎えてくれた二人の若いガイドさんの車に分乗してマウントロブソン・ロッジへと向かったのである。 長い一日だった! 

   

  

   

到着したバンクーバー空港の朝

天気は良さそうで良かった!と嬉しくなる

小さな飛行機でプリンス・ジョージへ

 

氷河に覆われた山が眼下に

もうこの辺りはカナディアン・ロキーなんだろうなあ・・等と思いを馳せる

  

 

 

 

プリンス・ジョージ空港

可愛い田舎の空港。 ここで若いガイドの落合さんと松永さんが出迎えてくれた。 ここからガイドさんの運転する車に分乗して一路200km先の

Mt. Robsonのロッジへ向かう。 

   

ツイン・ベリー

途中川原のベンチでランチ。 周囲に見慣れぬ花が一杯咲いている。 

インディアン・ペイントブラシ

これもその一つ。 この花は走っている道路脇のあちこちで見かけた。

 

 

   

大きな葉っぱの木苺

  モミジイチゴとは違って上向きに花を付けているし、どだい葉の形が全く違うのだが、どうみてもキイチゴの一種には違いない。

クサフジ (Tufted Vetch)

  このクサフジも結構多い。 花が日本で見るのより大柄のようだ。

デイジー (Ox-eye Daisy)

  こちらではこの花があちこちで咲いていた。日本ならさしずめハルジオンとかヒメジオンというところか。

 

ヤナギラン (Fireweed)

  カナダにはこの花が多いことだけは知っていた。 ほんとにどこにでも咲いていて、それが又綺麗なのだ。

虹が迎えてくれた!

  山の天気は変わりやすい。 走ってる途中、晴れたり曇ったり目まぐるしく変化する。 サーと雨が降ったと思ったら虹か出た!

Canadian Rockies のゲートか!

  地面から直に立つ大きな二重の虹だ!雨の中、車を降りてこの素晴らしい虹に見惚れてしまった。

 

Canadian Rockiesに来た!

  ガソリンスタンドで小休止。 青空になっている。 雪を載せた山がロッキーに来たことを実感させてくれた。

Mount Robson Lodgeのフロント

  車は山間を縫うように走って夕方ようやく良い雰囲気の高原ロッジに到着した。 

雲が掛かるMt. Robson

  ロッジから、雲が掛かる幻想的な高い山が見えた。 ガイドさんの説明でこれがロッキー最高峰のMt. Robsonと知った。

8月25日、ガイドの松永様からアシニボイン山の写真が

添付されたメールが届きました。 松永さんからのメールは

こちらです。

 

 

 

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