雨上りのジャスパーの町へ

ジャスパーへ向かう車窓の景色

　小雨が降り続くハイウエーを車は一路ジャスパーへ。　雨の景色をぼんやり眺めるのも心地良いものだ。

ジャスパーに着いた！

　今日はどうやら雨の行軍になりそうと、この街の店で足りない装備を補充。

空が明るくなってきたようだ！

　この分だと雨は上がりそうだ！

エディス・キャベルの駐車場

　ここがこのコースのスタート地点。　すぐさま急な路を登り始めた。

　一息のところにこのモニュメントがあった。ここでガイドさんの説明を聞く。

Mt. Edith Cavellの壁

　迫る来るような大きな岩壁がキャベル氷河の方に続く様は迫力満点。

キャベル氷河手前のモレーン

　歩く内に大きな砂漠の山のようなモレーンが見えてきた。

シロバナノヘビイチゴ

　そして足元には可憐な高山植物が咲いている。　これは日本でもお馴染の花だ。

これは何だろう？

　どこかで見たことあるような無いような・・、やっぱり思い出せない。　

ベニドウダンの仲間か？

　これはサラサドウダンかベニドウダンか、ドウダンツツジの仲間に違いない。

エゾノツガザクラの仲間

　ツガザクラも咲いてる！と嬉しくなる。これはどっちかというと北海道に咲くエゾノツガザクラの仲間のようだ。

イワヒゲ

　おー、イワヒゲも咲いてる！とあちこち目をやるのに忙しい。

氷河の末端

　氷河近くのモレーンの上に来た。　直ぐ上にキャベル氷河が見える。　風が冷たいが避ける場所が無い。　寒い中でランチを摂った。

キャベル氷河

　見上げると今にも落ちてきそうな氷河が恐いくらいだ。

Cavell Pond

　氷河の縞模様が妙に規則正しくて面白い。順番に池に崩れて行くのだろうか。

雪崩だ！

　ランチが終って早々に山を下り始めた。　その時何やら雷鳴のような音が轟いた。　ガイドさんが「雪崩だ！」と叫んだ声に、一瞬振り返って撮った写真がこれ。

Ｕ字谷を往く

　その後、モレーンが埋めつくした典型的なＵ字谷を黙々と下って行ったのだった。

ハイキングを終えてアサバスカ滝へ向かったとき・・・

Black Bearだ！

　道路脇に大きな黒熊見つけて急停車。　車の直ぐ近くを悠々と歩き回っている。　

悠々と歩き回るBlack Bear

　こんなに近くで出会うとはビックリ。　もっと見ていたかったがその内森の中へと消えて行った。

雨のアサバスカ滝

　熊に出会った興奮が冷めた頃、アサバスカ・リバーの滝に着いた。　あいにく雨が激しくなってのんびり見物とはいかなかった。

氷河下流の河川敷

　雨のアサバスカ滝を見た後我々はコロンビア・アイスフィールドに向かった。　氷原に近付くに連れて道路右手の河川敷の幅が次第に広がった。

霧のコロンビア氷原

　前方の氷原は無情にも霧に霞んでいた。　

コロンビア・アイスフィールド・シャレー

　今日の宿泊地はコロンビア氷原の目の前。到着後すぐさまチェックインして氷原に行く予定なのだが・・・。

雪上バス

　さっきまで霧に隠れていた氷原が一気に姿を現した。　「今日初めて晴れたんだ。お客さんはラッキーだ！」と、陽気なバスの運転手が自分のことのように大はしゃぎ。

喜ぶ観光客

　凄い天気に観光客は大喜び。　どの顔も笑みが浮んでいた。

氷河の上の小川

荒々しい氷河の表面

落ちそうな氷河

削られた壁

氷河の末端

対岸の山