秋の島根と鳥取の旅

 

 

11月21日(日)〜23日(火) (36枚)

 

 

(EOS Kiss Digital使用)

 

    

 一度行ってみたいと思い続けていた山陰。 この日、家内と羽田を夕刻発って島根の米子空港に着いたのは午後7時。 辺りはすっかり暗くなってその上雨が降っていた。 レンタカーで米子から松江のホテルまで暗闇のドライブ。 宍道湖畔のホテルに着いた時は既に8時を回っていた。 翌日の天気を気にしながら床に就き、翌朝目が覚めたら素晴らしい秋晴れだった。(21日8時半、宍道湖畔にて) 

 

  
下の写真をクリックすると大きい写真が表示されます。  

11月22日(月) 松江城  ⇒  

松江城のお濠

好天に嬉しくなって朝8時にホテルを出た。 近くの天下の名城、松江城では朝日がお濠の石垣を染めていた。 

松江城

 早く来すぎてお城は開門前。9時の開門を待って中に入ると目の前に優雅な天守の姿が目に入ってきた。

天守の眺め

 幾層もの太い木組みと板の間を抜けて天守に登ると、そこからは綺麗な松江の街並みと宍道湖が一望の下だった。

   

お濠の遊覧船

お城の周囲はよく整備されていて、落ち着いた心地良い雰囲気だ。

    

⇒ 出雲大社へ

宍道湖の眺め 東側

松江市を後に宍道湖畔の北岸を出雲に向って走った。 途中の宍道湖では沖合いで蜆漁をする舟が小さく見えていた。

宍道湖の眺め 西側

宍道湖がこんなに大きな湖だとは知らなかった。 ほんとに雄大な眺めだし水も綺麗だ。

  

巨大な注連縄

出雲大社に着いて先ずこの大きな注連縄が掛かった大きな社の前に出た。ここは神楽殿だった。見ると本殿はこの右手と案内板。

出雲大社本殿

参拝の人が列をなす本殿に進むとさすがに厳かな雰囲気の神殿が建っていた。 

本殿の右側

本殿の周りを回ってみた。 本殿の神域を身近に感ずる厳かな雰囲気だ。

  

本殿左側

幾分色付き始めた後の山と本殿の屋根のコントラストが印象的。

拝殿

 拝殿前に神在祭の看板があるのを見て、全国の神様が集まる月なんだ!と気がついた。それなら・・と早速二人でありったけの祈願。

    

 ⇒ 宍道湖南岸を経て「足立美術館」へ

宍道湖南岸の眺め

途中休憩した湖岸の景色はほんとに綺麗。

南岸より松江市を望む

東の方の対岸に松江市の街並みが見えていた。

    

⇒ 日本一の庭園と評判の米子市の「足立美術館」

足立美術館の窓

美術館に入って先ずビックリしたのは、庭園が窓枠を額縁にした日本画のように見えることだった。 これを眺めながらのカフェでのコーヒーが美味かった。

足立美術館の庭園 その1

いろんな本でこの美術館の庭園の素晴らしさが紹介されているのを見て行ってみたくなったのだが、噂に違わずさすがに綺麗。

足立美術館の庭園 その2

後ろの山も庭園の一部に組み入れられたような見事な配置になっている。

  

足立美術館の紅葉

美術館の裏庭のモミジが見頃になっていて綺麗だった。

      

⇒ 松江市に戻って宍道湖の日没鑑賞 

宍道湖の日没

再度松江市に戻って有名な宍道湖の落日を鑑賞。 ほんとに天気に恵まれて良かった!と幸運に感謝。

湖畔の夕景

夕日が落ちた後の空の色も綺麗だった。 この色を楽しみながら家内と湖畔を歩いた。

    

11月23日(火) ⇒ 大山遠望 

今回の旅のお目当ての一つに大山を各地で眺めて写真に収めることだった。 が、松江市や米子市にいる時は朝は逆光、午後は日没で眺めるチャンスが無くて目的を果せなかった。 唯一眺められたのはこの日、鳥取に向う道中だけだった。 残念!

 

北側から眺めた大山

 皆生温泉のホテルを発って海岸沿いに鳥取へ向かう途中の道の駅で眺めた大山。

東側から眺めた大山

海岸線から離れて、倉吉市に向かう途中から眺めた大山。

      
⇒ 「倉吉市」へ 「江戸と明治初期の白壁土蔵群が残る風情のある街」とガイドブックに出ていたのを読んで急遽寄り道することにした。 ここではボランティアの親切なガイドさんに町を案内してもらった。

白壁と格子戸の家

大山の東側の盆地に広がる小さな街並みは、赤い瓦と白壁が印象的な静かな佇まいのまちだった。

白壁の土蔵群

町の中を流れる小川に沿って白壁の土蔵群が並んでいた。 建物の中は民芸品店だったり酒屋だったり、覗きながら歩くのが楽しい。

倉吉大店会

明治時代の蔵の造りを活かした洋風建物。 これは銀行だったそうだ。

  

民芸品店の入口

小川の掛かる石橋、マスコットのこけし、こんな情景を見ると思わず中に入ってみたくなる。

民芸品店の内部

中にはどことなく懐かしさを感じさせる様々な民芸品が飾られていた。 家内は早速お土産を買っていた。

里見安房守忠義の墓

大岳院という寺を訪れた。 国替えでここに住んでいた「南総里見八犬伝」のモデルとなった千葉県館山の城主と8人の忠臣の墓。 思いもよらず千葉ゆかりの土地だったとは!

    
三徳山三仏寺の投入堂へ 近くのラジューム温泉で有名な三朝町に「投入堂」という国の史跡名勝があると聞いて行ってみることにした。 未だ紅葉には早い山の中を走ること1時間、道路際に車を停めて急な坂道を登ってやっと三仏寺へ到着。ところが「投入堂」へは更に1時間ほど登らねばならぬと言う。 仕方なく諦めて下から眺めるだけにした。

三仏寺の宿坊

急な坂道の途中の宿坊。 歴史を重ねた古刹の雰囲気が漂っていた。

三仏寺投入堂遠望

標高900mの三徳山の崖に造られたに投入堂。 下の道路から見上げたものの逆光で良く見えなかった。

    

⇒ 一度見てみたいと思っていた鳥取砂丘へ

砂丘 その1

鳥取砂丘へ着いたのは午後3時過ぎであった。 傾き始めた陽に照らされて、広大な砂丘が赤味を帯びていた。

砂丘 その2

思い描いていた風紋も、こう天気が良くて風も穏やかでは見るのは無理というもの。 

砂丘 その3

夕刻となって人の姿は少ないが、好天に恵まれて繰り出したおびただしい数の観光客の姿が、その足跡から想像できる。

  
 

 

砂丘 その4

陽が傾くまでのんびり砂の上に座って海を眺めろことにした。

    

⇒ 鳥取空港から帰途へ  

鳥取空港の展望所

日が落ち始めたので帰りの便には早かったが空港へ。 屋上の展望所に行ってみると月が出ていた。

日没後の空港の眺め

山陰に日が沈み、今回の旅行も終わりとなった。

自然紀行

Homepage