アカヤシオ咲く栃木の山へ

 

 

4月24日(土)〜25日(日) (21枚)

 

(EOS Kiss Digital にて撮影)

 

    

 今年もアカヤシオの季節になった。 山肌に点々とこの花が咲く情景を見たくてたまらない。 普段なら暇を持て余しているので思い立ったら直ぐ出かけるのだが、今年はいろいろ所用が出来て何時になく忙しくかった。 お蔭でなかなか出かけられず、例年になく早い季節の変化に気が気でない。 やっと出かけたこの日途中立ち寄った二宮の道の駅では、、早々とハナミズキが満開になっていた。 塩谷町に着くと、今度は男体山や谷筋に雪を残した日光連山が我々を迎えてくれた。

 

  
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4月24日(土)

ようやくこの日、待望の奥鬼怒の山に行くことになった。 安全運転に心がけ、はやる気持ちを抑えつつ、筑波、下妻、真岡、氏家と新緑ののどかな田園をドライブ。 

  

  

   

ハナミズキの赤い花

二宮の道の駅には色とりどりのハナミズキが満開だった。 街路樹に多いハナミズキをじっくり眺めたことは少ない。

ハナミズキのピンク

 赤、ピンク、白、 こんなにいろんな色の花があるということも、これまで意識して見たことはなかった。 

 

 

 

ハナミズキの白い花

  こうしてゆっくり眺めると、派手すぎず、かと言って地味すぎないこの花の奥ゆかしい美しさに魅かれてくる。

 
 
         

 

 

 

女峰山

 氏家を通過し、塩谷町のAコープにやって来た。ここからは男体山や女峰山が間近に見える。 山の谷間には未だ雪が残っていた。

   

高原山

  日光連山から少し離れた右手には、美しい裾野を引く高原山が綺麗に見えていた。 山のない千葉の住人にとってはこの景観がたまらない。

  

4月25日(日)

アカヤシオ、去年は藤原町でも今頃咲いていたというのに、今年はもう桜の花も終わっている。 この日、このアカヤシオを求めて栗山村の奥まで出かけることにした。 

   

竜王峡周辺の新緑

所々に山桜のピンクが点在する新緑の山の空気が心地良い。 ここで一日ボーとしてるのも悪くないなあ・・などと思たりする。

フデリンドウ

 山の道でフデリンドウを発見した。 この辺り、連休の頃が開花時期なのに今年はやっぱり早い!

エイザンスミレ

林の中でいつものようにエイザンスミレが咲いていた。 見ると林のあちこちに咲いている。

  
   

キランソウ

  山径の側溝に小さな紫の花発見。 キランソウだ!珍しくもないが、見かけると嬉しいから不思議。

スミレ

  これは珍しい! これが正真正銘のスミレではないのか・・と嬉しくなる。 でも、我が家近くのアスファルトの割れ目にも咲いてたっけ。

ニリンソウ群落

    新藤原の集落の上の棚田はニリンソウの群落地だ。 今年も無造作に咲いていた。 「この先、熊が出るからきをつけな!」と降りてきたおじいさんに忠告にされて引き返す。

 

ヤマツツジ

 木の間越しの陽を受けて、ヤマツツジが一輪咲いていた。 この辺りの山はこれからこの花の季節が始まるようだ。

八汐湖からの日光連山

  ヤシオツツジを求めて奥鬼怒へ向かった。 長いトンネルを出ると景色が広がり、谷間に残雪が残る日光連山が見えてきた。

アカヤシオ発見

途中、「北の路」という蕎麦屋で昼食。 おやじに聞いたら「もうこの辺はとっくに終った。この先の栗山村が見頃ですよ」と教わり足を延ばしてようやく対面。

 

山の斜面のアカヤシオ

  谷の南斜面は既に終っていて、咲いているのは北斜面。 写真撮るには都合が悪いが、そんなことはどうでも良かった。 会えるだけでも嬉しい限り。

アカヤシオ群落

 花の季節じゃない時は全く気が付かないが、こうして見ると結構この樹はあるものだ。 険しい崖の上に限られてはいるが。

崖上のアカヤシオ

 もっと近くで見たいものだが贅沢は言えない。 300mmのズーム一杯で我慢する。

   
   

瀬戸合峡

 更に奥に進んでみると、標高の高い深い峡谷のこの辺りはちらほらしか見ることが出来なかった。 

山王林道の日光連山

  川俣温泉から山王林道に入った。 登るに連れて視界が開け、間近な日光連山が視界に飛び込んできた。

樹間の日光連山

 未だ芽吹き前の唐松林の樹間から、綺麗な山が見えていた。

自然紀行

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