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2004年5月〜8月    デジタル歳時記

 

 

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8月27日(金)

稲刈り時期の里山と休耕田 

暑い暑いと言ってるうちに8月も末。 北総の印旛沼干拓田は猛暑のお蔭で順調に育った稲の収穫が始まった。 稲を刈り終わったばかりの田圃にはイナゴやバッタが飛び交っている。 そして、それがお目当てなのだろうか、鷺達がどこからとも無くやって来るのだ。 こんな光景を眺めた後馬橋の里山に行ってみると、あちこちにツルボの花が顔を出し、里山はすっかり秋の気配を漂わせていた。

8月22日(日)

里山は早々と秋の装い 

今日はうす曇、猛暑も幾分やわらいで近くの里山の様子を見に出かけたら、 谷津田の周囲の里山の斜面にはもうすでに秋の花が咲き出していた。 ふと見ると、稲が黄金色を帯びてきた谷津田の奥の里山の斜面が赤橙色に染まっていた。 ここは例年ヒガンバナが出る場所だが・・・と傍に行ってみるとキツネノカミソリが咲いていたのだった。これは知らなかった。 里山は秋の気配なのだがそれにしても暑い。汗が流れて目にしみる! 

8月16日(月)

草むらの夏の野草 

 昨日ようやく涼しくなった。 久しぶりに爽やかな朝、 足の悪いお袋を連れて近くの病院へ行った。 何時もは暑くてクーラーの効いた待合室で待つのだが、今朝はその間に近くの田圃の周辺を30分ほど散策してみた。 田圃の奥の里山にはちょうどクサギの花が咲き、農家の庭の百日紅が青空に映えている。 道端の草むらでセンニソウやクサフジを見つけ嬉しくなる。 しばらく見ぬ間に田園はもう夏の花の盛りになっているのだ。 

8月11日(水)

里山のヤブミョウガを見に 

 7月の初めから連日の猛烈な暑さが続いてどこにも出かける気にならずひたすら家に篭っていたが、この日、ヤブミョウガが綺麗に咲いてると聞いたらじっとしてられなくなってしまった。 夕方なら幾分しのぎやすくなるかも・・と出かけた谷津田は既に稲が重そうに穂を垂れ、季節は確実に秋へと向っていた。 そしてボランティアが整備した里山ではヤブミョウガが真っ盛り。 ハエドクソウやミズヒキの花も咲いていた。

6月26日(土)

合歓の花咲く田園散策 

 昨日は風が強すぎてじっくり写真も撮れなかった合歓の花。 この日も霞んだような空模様にもかかわらず、やっぱりじっとしてられず探しに出かけることにした。 緑濃くなった田圃の奥の里山も既に緑一色の世界。 田圃の際にはヤブカンゾウやミソハギの花が咲き出していた。 田圃の脇の農道をあてもなく歩いていたら、谷津の奥でようやく合歓の花に出会えたのだ。

6月19日(土)

多古町の紫陽花 

 そろそろ紫陽花が見頃になってるに違いないと、この辺りで一番の紫陽花が有名な多古町を訪れた。 ちょうど町を挙げての紫陽花祭りで賑わっているところ。 川沿いの紫陽花や祭りの会場を対岸から眺めた後、何時ものように日本寺(ニチホンジ)を訪れた。 ここは林に囲まれた静かな寺。 参道脇や林の中を埋めつくしすしっとりした紫陽花を、心行くまで楽しんだ。 紫陽花はやっぱりこんな雰囲気が一番似合う。

5月29日(土)

麦の秋 

 西印旛沼の北側に広がる広大な干拓田の一角で、麦が収穫直前になっていた。 5月というのにまるで秋の風景、これを俳句の世界では「麦の秋」と言って夏の季語として使うらしい。 麦畑の中にはタデの花まで咲いている。 今頃タデが咲くのかなあ・・・と狐につままれた気分になってしまった。 佐倉城址公園に行ってみると、この時期は丁度テイカカズラの最盛期、古木にみっしりと咲いていた。

5月25日(火)

房総風土記の丘の初夏 

 例年この時期になると房総風土記の丘のこのユリノキを思い出す。 明治初期に渡来して各地の公園や街路樹として植えられたというハンテンボクともチューリップツリーとも呼ばれる北米原産のこの木。 初めて出合ったのが何時だったかもう定かでないが、この爽やかな花に会いたくて毎年ここを訪れている。 今年はこの花も開花が早かったようで、既に大半が朽ちていた。 

5月21日(金)

里山の初夏の花 

 里山は初夏の白い花の時期到来に違いない!と思いつつ、なかなか出られずにいたのだが、久しぶりに五月晴れになったこの日、緑濃くなった谷津田の奥の里山に飛び出した。 里山はウツギの最盛期を迎えていた。 ガマズミも白い花の傘をこんもりと付けていた。 先日見つけたハンショウズルは未だ可愛い花を付けていて無事だった。 ふとエゴノキの花のことを思い出し探してみたら、もう最盛期は過ぎていてがっかり。

5月12日(水)

5月13日(木)

カザグルマ探索 

 WEB友達から「千葉県にもカザグルマが自生している場所がある」と聞いてがぜん興味が湧いてきた。 国・絶滅危惧種U類、県重要保護Bに指定されたこの植物、その生育場所はあまり明らかにされないが、漠然とした情報を頼りに歩き回っていたら、なんと幸運にも対面することが出来たのだ! その翌日「我が町での確認は1992年5月」と植物誌に出ていたことを思い出し、翌日、淡い期待を持ちながら歩き回ったのだが・・・。

5月 7日(金)

嬉しい花との対面 

 今年は例年に無く花の季節の進行が早い。 お蔭で初夏の花が気になって天気が良いとじっとしていられない。 というわけでこの日も近くの里山に様子を見に行った。 去年ハンショウズルを見つけた林の縁に目を凝らしながら歩いていたら有りました! 蕾が結構沢山付いている。 去年は数日後に再び訪れたらもう無くなっていてガッカリしたので、今年は会えるかほんとに心配だった。

5月 6日(木)

楽しい初夏の田園散策 

 この時期、山坂の多い我が町を歩くのは汗が滲んで結構きついが運動不足解消には欠かせない・・とばかり意を決して散策に出掛けた。 家並外れののどかな田園は花盛り。 道端にヒメジオンだかハルジオンだかやたらとはびこって咲いている。 里山の林の縁にニセアカシアの花を見つけた。 もうこの花の季節なのか!と複雑な心境に浸る。 田圃には一輪のカキツバタが咲いていた。 ほんとに初夏がそこまで来てるんだ!

5月 1日(土)

ハマナシの自生地南限発見  

  「九十九里浜にハマナシ自生地がある」とWEB友達から教わった。 図鑑には太平洋側の南限は茨城県までと書いてあるからにわかには信じられなかったが、ちょっと風が強かったがともかく教わった場所に行ってみた。 九十九里町から一ノ宮に向かう有料道路脇の小径を目を凝らしながら南下していたら、お目当ての看板が見つかった。 この辺りは細屋敷という地名らしい。 確かにハマナシが咲いているのだ。

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