ハマナシの自生地南限発見 (8枚)

 

2004年5月1日(土)

(九十九里浜)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 「九十九里浜にハマナシ自生地がある」とWEB友達から教わった。 図鑑には太平洋側の南限は茨城県までと書いてあるからにわかには信じられなかったが、ちょっと風が強かったがともかく教わった場所に行ってみた。 九十九里町から一ノ宮に向かう有料道路脇の小径を目を凝らしながら南下していたら、お目当ての看板が見つかった。 この辺りは細屋敷という地名らしい。 確かにハマナシが咲いているのだ。

 

 

写真をクリックすると拡大表示されます

  

「ハマナシ自生地」の看板

 だいぶペンキが剥げてきた看板には、この自生地が1972年に発見されたと書いてあった。それにしてもこの看板、立ち止まってしげしげと見ないと分からない。

ハマナシ自生地の家並側   

 九十九里町の家並と有料道路に挟まれた僅かな草原に柵が巡らせてあった。 その中を良く見るとハマナシがまばらに生えていて花を付けていた。

ハマナシ自生地の有料道路側   

 「う〜ん! これではちょっと気が付かないなあ。只の草原にしか見えない」と独り言。でも、下手に手を入れたら「自生地」とは言えなくなるから自然に任せるのが正解だろう・・と納得。

まばらに咲くハマナシ

 「これで良いのだ!」と納得してもう一度自生地を見回した。 自然の力でこれが増えてくれれば良いのになあ・・・と思いつつ。

花はほんとに艶やかだ!

 風が強くて千切れるように揺れるハマナシの花、 天気が良いのでシャッタースピードを思い切り早くして記念撮影。

ハマナシを見た後浜に出た

 ハマヒルガオ咲く九十九里浜

 有料道路の下に小さなトンネルが有った。 そこをくぐると浜に出た。 ハマヒルガオの季節の海は未だ未だ静かだ。・・と思ったら結構人が浜辺で遊んでいた。

凧揚げかなパラセーリングかな?

 浜辺で遊んだ昔のことを思い出す。 あの頃は何であんなに元気だったんだろう・・と我ながら不思議に思ふ。

前のページに戻る