今年は例年に無く花の季節の進行が早い。　お蔭で初夏の花が気になって天気が良いとじっとしていられない。　というわけでこの日も近くの里山に様子を見に行った。　去年ハンショウズルを見つけた林の縁に目を凝らしながら歩いていたら有りました！　蕾が結構沢山付いている。　去年は数日後に再び訪れたらもう無くなっていてガッカリしたので、今年は会えるかほんとに心配だった。

ハンショウズルの蕾

　今年も会えて良かった！・・と思ふ反面、こんなに目立つと直ぐ無くなるんじゃないかなあ・・と心配になる。　農道脇だから籔が生い茂ると刈り取られる心配もあるのだ。　

ハナイカダ　　　

　ハナイカダが小さな花を乗せていた。　見るたびに｢ほんとに変ってるなあ！」と思ってしまう不思議な花だ。

ホウチャクソウ　　　

　この辺りはこの花がどこにでも群れている。我が家の庭にまで進出して来るのでちょっと迷惑なのだが、ひっそりと咲いてる姿は風情がある。

「コミスジ」という蝶

　日当たりの良い林縁で、ヒラヒラと飛び交う蝶がいた。　サルトリイバラに止まったところを記念撮影。　子供の頃昆虫採集でお馴染だったコミスジだ。

サワフタギ

　里山の初夏の花のトップバッター、サワフタギが咲き出していた。　里山はいよいよ初夏の白い花の季節が始まって目が離せない。　

ヤブジラミ

　林縁の小径の脇は夏草が茂り始め、　誰も見向きもしない雑草、ヤブジラミの小さな白い花が目立ってきた。　この花は結構可愛いのだが年寄りの目には小さすぎる。