里山のヤブミョウガを見に (7枚)

 

2004年8月11日(水)

(千葉県 酒々井町 酒々井と本佐倉)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 7月の初めから連日の猛烈な暑さが続いている。 お蔭で田園散策に出かける気にもならずひたすら家に篭っていたのだが、この日、ヤブミョウガが綺麗に咲いてると聞いたらじっとしてられなくなってしまった。 夕方なら幾分しのぎやすくなるかも・・と出かけることにした。 谷津田は既に稲が重そうに穂を垂れ、季節は確実に秋へと向っていた。 そしてボランティアが整備した里山ではヤブミョウガが真っ盛り。 ハエドクソウやミズヒキの花も咲いていた。

 

 

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廃寺跡の百日紅

 田圃の向こうは本佐倉。 そこの廃寺跡には大きな二本の百日紅が立っている。 今年は暑くて諦めていたのだが、逆光で見難かったがやっぱり来て良かった!と一安心。 

ヤブミョウガの花

 田圃の背後の酒々井の里山は昔からヤブミョウガの群落地だった。 今年はボランティアの手が入って里山が整備され、お蔭でこの中が歩き易くなった。

ヤブミョウガの群落

 どういうわけだか、僕は暗い森にひっそりと咲くこのヤブミョウガが好きである。 出会うと一瞬暑さを忘れさせてくれるためだろうか・・。

 

 

ハエドクソウ

 森の中でこの小さな花に出会った。 もうこの花が咲く時期なんだなあ・・と汗をかきながら秋の気配を感じてしまう。

ヤブガラシ

 ヤブガラシが杉の樹に絡まって咲いていた。こんな雑草でも花を見ると嬉しいから不思議なもんだ。

ミズヒキ

 ミズヒキももう小さな赤い蕾を一杯付けている。 ほんとに秋はもう直ぐそこだ。

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