房総風土記の丘の初夏 (11枚)

 

2004年5月25日(火)

(成田市)

  (EOS Kiss Digital にて撮影)

 例年この時期になると房総風土記の丘のこのユリノキを思い出す。 明治初期に渡来して各地の公園や街路樹として植えられたというハンテンボクともチューリップツリーとも呼ばれる北米原産のこの木。 初めて出合ったのが何時だったかもう定かでないが、この爽やかな花に会いたくて毎年ここを訪れている。 今年はこの花も開花が早かったようで、既に大半が朽ちていた。 

 

 

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ユリノキの花

 この花、300mmズームを効かして撮った写真は大きいが、大木の梢の大きな葉の陰に咲いてる花は目立たない。 気付かずに素通りする人も多いのだ。

ヒメコバンソウ

 移築展示されている旧学習院講堂前の広場でヒメコバンソウを見つけた。 イネ科のカゼグサの類かと思ったが、小さなつぶつぶの形がちょっと変わってるので良く見たらヒメコバンソウだった。 これは初めての対面だ!

シロバナマンテマ

 その近くで又見たことが無い花が咲いていた。 フクロナデシコの類と見当を付けて手持ちの図鑑を探したが出ていない。 そこでWEB図鑑を探してみたらどうやらシロバナマンテマというナデシコ科の植物らしかった。

ニワゼキショウ

 ニワゼキショウもそこらじゅうに咲いていた。いつも知らんぷりなのでたまには撮ってやろうとシャッターを押したのだ。

オオニワゼキショウ その1

 その群の中にちょっと変わった花を見つけた。 全体の形は他のニワゼキショウと似てるのだが、花びらが3枚で形が全然違う。 これは何だろう?と興味が湧いてきたのだが・・・その近くで咲いてた似た色の花を良く見ると内と外に花びらが3枚ずつある!・・ということは内側の花びらが未だ開いていないということだ。

オオニワゼキショウ その2

 花びらの大きなニワゼキショウ、調べたらどうやらオオニワゼキショウという種類らしい。 ニワゼキショウの花の形は色々あるのでこんなのもあるんだ!と思った。 それにしても、いつも何気なく見てるが良く見るとほんとに可愛いもんだと思ふ。

ノアザミ

 房総風土記の丘は春先の花も終わり、古墳群の丸い草の丘はノアザミとブタナの花盛りだった。

蕨の林

 その一つは、葉を一杯に広げた蕨の林になっていた。

樹陰のピンクのサツキ

 古墳の出土品や歴史を紹介する資料館前の植え込みに、ピンクのサツキが一輪咲いていた。 

桜の実

 春、楽しませくてた桜並木の木の下にサクランボが落ちていた。 見上げると赤い実が沢山生っていた。

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