第5回演奏会・練習(クープラン、アルル、フランク   


日付

時間

場所

指揮

曲目

所感


練習にはボチボチ参加していましたが、HPは更新していませんでした。

09/07

18:30-21:00

竜泉

河地先生

R, F1

クープランを選曲したのは、オケとしてよっぽど自信があるのか、気が狂ったからなのか。どちらも当てはまるかもしれない。
フランクには信仰のテーマが出てくる。馴れ馴れしい音を出してはいけない。

09/14

休み

09/21

18:30-21:00

小島

御法川先生
(分奏)

お休みしました

09/28

15:00-21:00

竜泉

河地先生

15:00-17:30 F3
17:30-18:30
休憩
18:30-21:00 F2, B

19:00からの参加。
フランクの特徴として、大事なフレーズほどpppで書かれている。確かに日本語でも大事なことを大きな声で伝えるとは限らない。よく見ると、ビゼーも同様の箇所があった。何度もやっている曲だが、フランス音楽という観点で改めて見直すと、発見がある。

10/5

18:30-21:00

小島

小山先生
(分奏)

B, F1,2

弦だけで練習すると、付点の扱いやフレーズの捕らえ方など、まだまだ揃っていないところがたくさんあることが判明。
全体でうまくできていなかったのは、発音。風船をふくらましたような、とか、雑巾を絞るような、とかいろんな言われ方をしたが、音程への自信の無さの表れか気をつけないと。

10/12

18:30-21:00

竜泉

庄司先生

B, F3

ビゼーではホルンが咆えまくり。対して木管は埋もれがち。弦は管のダイナミクスに合わせるので、レンジを極端に広げる必要があり、苦労した。
フランクの3楽章は2nd Vnが難しそう。うまくいくと音の色彩感がグッと出てくる。

10/19

15:00-21:00

竜泉

河地先生

F2,3 B, R

フランクは交響曲を1曲しか書いていないが、いかに入魂の1曲になっているかは、一般には理解されていない。今日はその理解を大いに深めるいい練習だった。フランクは、全てを楽譜に書いてあるので、その通り演奏すれば作曲者の意図通りの音が出るのだが、理解して演奏するかどうかは奏者の動きや表情に表れる。教会的な旋律と人間の感情の動きを表した旋律の対比、性格の全く異なる3つの旋律の見事な融合など。スコアもよく読んでおこう。
本日はハープが入ってくれたおかげで、曲の理解が一層進んだ。

10/26

18:30-21:00

竜泉

河地先生

B, F1

スコアリーディングどころか、よくさらえていない状態で練習を迎えてしまった。何となく譜面どおりには弾けていても、本質を見抜いていないことは河地先生にはお見通し。冒頭の「求める」テーマから「降臨」を経て「信仰」のテーマに至るまで、フランクならではの書きっぷりを学んだ。

11/02

15:00-21:00

竜泉

河地先生

R, F3,1, B

ラヴェルもフランクも、どちらも感情に任せた音を出してはいけない。理性的な音が要求される。上浅フィルにも新しい境地が訪れたと思う。
コンミスのNさん、細かい所までしっかり弾けているので素晴らしいです。ザッツの出し方も今回でだいぶ改良されてきました。

11/09

18:30-21:00

竜泉

小山先生
(分奏)

お休みしました

11/10(日)

10:00-13:00

竜泉

河地先生

B, F2

ビゼーにはサックスと語りが入ってきた。サックスの音色はオケの中ではかなり目立つので、合わせやすい。一方、語りについては句点の位置がとても大切だが、器楽奏者側は語りの内容を理解した音色・リズムで演奏することで、初めて一貫した劇音楽になる。
フランクの2楽章は、相変わらず、臨時記号に要注意状態だ。昨日の練習を休んだつけが回ってきたのか。

11/16

18:30-21:00

竜泉

小山先生
(分奏)

R, F3

ラベルを集中的に練習。弦の音が何か物足りないと思っていたら、各パートのハーモニクスが鳴っていないことが判明。その他、方向性を明確にしたり、弓の都合で妙な鳴り方をしている部分を矯正したり。クープランの墓のつもりが上浅フィルの墓にならないようにしないと。

11/23

19:30-22:00

竜泉

河地先生

全曲

通し練習。今までに学んだことを振り返りながら、時々しまったと思いながら弾いた。通すとまた別の景色が見えてくる。夜遅くまでの練習だからか、最後は臨時記号をあちこちに落としてしまった。フー。

11/30

18:30-21:00

竜泉

河地先生

全曲

本番に向けて段取りチェック。サウンドチェックはこの練習場所ではできない。本番の会場で行う。

12/01日)

55回定期演奏会 (浅草公会堂
リハーサルにて、河地先生のこだわりの「響き」作りに感服した。フランクの1楽章の最後の小節を3,4回やり直したところ、びっくりするような余韻が生まれた。最大のポイントは管楽器の息の後始末にあったようだ。会場の残響が短いなどと嘆く前に、テクニックでカバーできる部分もあるのだと痛感した。
お客様の入りは約740人。貴重な日曜日の昼下がり、遠くから来てくださったお客様に感謝。





          Cラヴェルクープランの墓
          Bビゼーアルルの女
          F=フランク: 交響曲ニ短調Op.48







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