第47回演奏会・練習(オイリアンテ、時計とチャイ5)   

日付
時間
場所
指揮
曲目
所感
7/18
18:30-21:00
田原小
笹岡さん
H1-4, T1-4, T1
久しぶりの2ndVn。
H:ボーイングは、あらかじめ用意しておいたものと1stVnとがほとんど一致した。4楽章は細かい所の練習必要。189小節目の入りはトップの2人落ちたが、後ろの人(Mママか?)がカバーしてくれて助かった(ホッ)。
T:ボーイングが1stVnと意見合わない所あり。1楽章練習番号Bからのボーイングもそうだが、16分休符の扱い、練習番号Dのような付点の長さの扱いが各人各様。これから練習を重ねて揃えていかなきゃ(汗)。

8/1
18:30-21:00
田原小
笹岡さん
W, T2-3
今日は集まりが悪かった。コンミス、コンマスだけでなくコンバスが不在。コンミス・マス代理のTさん達はお疲れ様でした。
Wは初見で苦労した。まずは個人練ですな(自戒)。

Tでは笹岡さんにanimandoとanimatoの違いを教えてもらった。そういえばritardandoとritenutoも違いがあったな。それにしても木管のアンサンブルはまだまだだな。音はどうでもいいから、せめてテンポだけでも何とかならないものか...(歯がゆい)
8/8
18:30-21:00
田原小
飯田先生
H1-2, T4
初対面の指揮者。てきぱきと練習を進めて下さった。
H1冒頭のAdagio:木管の動きにも注意。最後の3小節のFgなど。Presto以降では、8分音符の弓の弾み具合、3つのうち2つだけスラーを伴う時のアーティキュレーション、などを揃えて行きたい。174小節は弦は頑張りすぎると木管が聞こえない。特にFg。203,204小節などは、VnII以下はVnIを追立てないように...楽譜への書き込みは結構あったぞ(満腹です)
T4冒頭、16分音符の鋭さ加減を会わせたい。474小節なども同様。24小節からは木管を聴く。43小節からの4回の4分音符は羊羹のように、4回ともダウンボー。149小節の8分音符はたっぷりと...その他、VnIに合わせたボーイングの書き込み多数(超満腹です)
練習後はトルコ料理。(美味かった!)

8/15
お盆休み
8/22
18:30-21:00
田原小
河地先生
W, H, T1,2
本番指揮者での初回合わせ。各々の曲のエッセンスを取り出しての練習だった。
Wは作曲者による楽譜への書き込みが少ないが、ロマン派初期の曲なので演奏者が解釈して表情をつけていく必要がある。三連符の流れと付点の鋭さの対比とか、ダイナミクスのコントロールにも注意
Hは没後200年。ハイドンが亡くなった年、メンデルスゾーンが生まれている。ということは、この101番の交響曲を作った時は、もうロマン派の初期に入っている。確かに冒頭の謎めいた導入部は時代が変わっていることを示している。他にも、3楽章のメヌエットは、まだイギリスの和声やリズムではなくウイーンの面影が濃い、といった指摘も新鮮だった。

Tについて。楽譜をよく読み、よく考えて音を出すようにしたい。アゴーギクについてもお話があった。松葉のcresc.と文字のcresc.も勢いの伴い方が異なるのか...
(よく考えて演奏しよう!)

8/29
18:30-21:00
台東一丁目
新井先生
欠席しました
9/4
18:30-21:00
労音大久保
高橋先生(弦分奏)
欠席しました
9/12
18:30-21:00
田原小
河地先生
H1,2,3→T3,4
今年はハイドン・イヤーだが、ハイドンの面白みをいかに引き出せるかが大きな課題だ。楽譜に書いてあるままを機械的に弾いても何の面白みも出てこない。今日の練習では、楽譜には書かれていないけれどもダイナミクスやフレーズを作っていく上で、大切な要素を具体的に教えて頂いた。(音の上昇・下降/繰り返し音形とその高さ/リズム音形/和声の変化/ユニゾンか否か、など)
こういう習慣的なことを、毎回の練習の中でお互いに確認し合い、演奏会に向けてまとめあげるのですね。(まずは、練習に出席することですね!)
一方で、上記の原則から外れるような部分も具体的に指摘して下さった。チャイコフスキーには特にその部分が多い。T3ではワルツなのに冒頭一拍目は旋律のみ、二拍目に弦のPizz.三拍目に管のten.になっていて何だか不安定な構造になっている。このワルツ自体が、幸せな感情ではなく、不安や陰りを含んでいる。T4の46小節目(練習番号C)の長い音が1小節で終わらず2小節まで伸びているのも普通でない例の一つだ。直前の強調したい部分から冷やしていくのに特別な長さが必要だったということか。(例外を見つけるのも楽しい!)

9/19
5連休初日で休み
9/26
18:30-21:00
田原小
河地先生
W→T1,2
本日はWをたっぷり1時間以上練習した。いや、ただ練習しただけではない、お互いに聴いて合わせることの大切さや作曲の時代背景を知ることの大切さについて学んだ。Wの音楽は、突然20世紀的な(あるいは宇宙的な?)音楽になるかと思えば、次の瞬間には18世紀的なバロック様式になったりする。(このギャップ感は楽しめるぞ。)
10/3
18:30-21:00
田原小
河地先生
H3,4→T3,4
H3:まずは踊りのルールを知らないと演奏できませんね。冒頭8小節でたくさんの指示が飛びました。レガートとスタッカートの間にあるノンレガートのこと、fzとある時に押し付けたり叩いたりするのではなく弾む感覚が必要なこと、弓の速さのコントロールのこと、4分休符pの前の四分音符の響き、pのドルチェの感覚、2音のスラーでの2つ目の跳ねる感覚など。フレーズの比喩表現はとても興味深かった。例えば、Trioの中では、flはQueenの踊り、直後のffは周囲の人々の喝采という比喩がとてもしっくりしていました。(具体的なイメージは演奏上のメリハリ付けに役立つ)
T3:73小節目から練習開始した。弦の細かいパッセージが始まる所だ。ここのテンポ感をつかんでから冒頭のテンポをつかもうという意図だ。(テンポ設定は計画的に)
T4:148小節目、152小節目のmfはcresc.の前にある、156小節目のmfはdim.が後に続く。これらのmfは相対的に異なるので注意。(文脈変われば強弱記号の意味も変わる)

10/10
18:30-21:00
田原小
飯田先生
欠席しました T_T
10/17
17:30-21:00
田原小
河地先生
H1-4,T1-4
H:通してみると、今までの部分的な練習がまだ完全に自分達のものになっていないことが判明した。管楽器が代役だったりするのでやむを得ない部分もあるのだが...。それにしても、フルートパートがいないと随分演奏しにくいものだと改めて影響力の大きさを感じた。パートが抜けて初めてありがたみを感じる、皮肉なことですね。2楽章の98小節目は2ndVnのみなのですね。今日の練習では全員が音をカスッてしまい、驚きの結果になってしまった。(油断大敵)
T:1楽章通した時、先生から演奏が雑だとの指摘が...。そうそう、チャイコフスキーは旋律に陶酔してよたったり、ダイナミクスのめまぐるしい変化に惑わされて乱雑になることがある。(丁寧に合わせることから再出発!)
10/24
18:30-21:00
田原小
新井先生
(金管打は16:00から田中先生)

T,H
練習に少し遅れて参加したので、前半はVnIIの最後尾でK夫人の隣で弾いた。後ろの方まで皆しっかり弾いているんだなと、ちょっと感心した。一昔前の上浅ではこうではなかったと思う。とは言え、ボーイングにあまり関心のない人がいたり、一体感の面でまだまだ改善の余地はありそうだ。限られた時間内で指揮者の言葉をしっかり受け取らないといけない。技術委員長Tさんのおっしゃる通りだと思った。
T:つまみ食い練習。T1,軍隊風と夢見る旋律との対比。T2,ドラマチックな展開を...。T3,バレエ風に(by arai)。T4,テンポの動かし方は割と楽譜どおりに(by arai)。
H:つまみ食い練習。全体に歯切れ良く、アーティキュレーション付けて。微妙にテンポアップするととたんに演奏が荒くなってしまう。個人練で音程、リズムを整えるべし。(もっと余裕のサウンドで大人の音楽を!)

10/31
18:30-21:00
田原小
河地先生
W, T
弦楽器の団員は増えたものだ。VnI, II, Va, Vcともエキストラ無しで6pt以上ある?団の運営としてはとても喜ばしいことだが、意思の疎通という点では段々難しい領域に入ってきた。本日のWは先生に以前に注意されたことの繰り返しが多く、先生も少しイラッときていた。本番までには何とかできるとは思うが、練習のあり方としてはちょっとマズイな。短い時間でいかに意識を揃えるかが課題!

エステルハージ家の話があった。ハイドンが宮廷音楽家として30年間雇われれいた。いや、ハイドンだけじゃなくてモーツアルトやリストなんかも関係していたんじゃなかったでしたっけ?とにかく、歴史を紐解いて演奏スタイルを知る、作曲家が当時のスタイルだけでなく古い書法から斬新な書法まで使い分けているのを見抜く、といったことの大切さについて教わりました。

Tのボーイング、コンミスYさんやVnIIトップのUさんの努力で、ようやく固まってきました。(感謝)

11/7
18:30-21:00
田原小
高橋先生
H, T1, 4
H:1楽章と4楽章を中心に練習。とにかくハイドンらしい音を目指すために、まず一度ffでゴリゴリ演奏してみる。その後、楽に弾いたり吹いたりすると良いサウンドになってきた。(少し大人のサウンドになったかな?)
T:1楽章の終わり部分と4楽章の練習。1楽章では音の余韻・響きについて注意があった。響きが無い会場では自分達で響きを作らないと。そうそう、長年、このオーケストラで課題になり培ってきたことだった。新しい人たちが入ってきたら、これだけは受け継いで行かないと。(オーケストラは響かなくっちゃ!)

11/14
17:00-20:30
足立区千寿桜堤中学校
新井先生
H, T
明日の本番会場での練習。
昔懐かしいような下町の中の近代的な中学校にビックリ。いつもと異なる音響に戸惑うこともあったが、何とか大丈夫。いつもより練習時間が長く、2時間30分を越えたあたりから体力の限界が...
チャイコは4楽章の途中まで。いろいろ確認事項があるが、明日のリハで全部調整だ。(時間は貴重!)

11/15
10:00- リハ
14:00- 開演
足立区千寿桜堤中学校
新井先生
柳原音楽祭
お客様は500〜600人ぐらい入っただろうか?ハイドンの楽章間にも暖かい拍手を頂きました。チャイコフスキーは深刻なイントロから爆発的な歓喜まで一気に歌い上げ、満足度の高い演奏となりました。
楽器紹介でソロを演奏した方々、お疲れ様でした。
高関健さんが楽屋に挨拶に来られたのには驚きました。何でも、ここ柳原の方なのだそうだ。

11/21
17:30-21:00
田原小
河地先生
欠席します
11/28
18:30-21:00
田原小
河地先生

残念!出席できませんでした。
11/29

浅草公会堂
河地先生
第47回定期演奏会
本当に残念!出演できませんでした。


        W=ウェーバー:歌劇「オイリュアンテ」序曲 Op.81
        H=ハイドン: 交響曲第101番 ニ長調 「時計」 Hob.I 101
        T=チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64




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