宇留巣 健太の
アメリカ滞在中、各地を訪ねてドライブして回りました。当初は、アメリカの大地の自然を楽しんでの単なる物見のようでした。2005年にネブラスカに行ったときに、ふと本屋で「Lewis & Clarkの冒険」という本に出会い、その内容を知り、アメリカという世界をしるには、現地を訪ねてみることがなによりと、それからは、休みという休みはことごとく、愛車で走りに走りました。時には、一日で数百マイルも走ったことがあります。好奇心と、雄大な景色、そして、時には肝を冷やすようなこともたびたびありましたが、旅の解放感もあり、存分にアメリカを見て回ることができました。アメリカの大地は、壮大で、雄大で、寛大です。まさに、「母なる大地」という言葉がぴったりでした。
旅の記録は、文学的でも、また、学術的でもありませんが、一人の好奇心の固まりの老人(二度目にアメリカに渡ったのは、還暦を過ぎてからでした・・・。)の目に映った素晴らしい自然を感じ取っていただければと思います。すべてというわけにはいきませんが、アメリカの東西南北の果てまで旅したものも含めて、アメリカの、そして、ここがもともとはインディアンの国であったことを思い浮かべながら、楽しんでいただければと思います。
どこまで | 暇なとき | 物好きで | |
2003
to 2004 |
ケンタッキードライブ | 2003 Oct. | インディアナのビンセンスに居た頃のドライブ記録です。このころは、一日ドライブばかりでしたが、思い切りメキシコ湾を見に行ってきました。
ドライブテクニックがメキメキ上がった、メキシコ湾まで。 |
Covered Bridge を訪ねて | 2003 Nov | ||
Ohio River | 2003 Dec. | ||
なんてったって メキシコ湾 | Dec.25.2003 to Dec.28 | ||
Ohio River Scenic Drive | 2004 Jan. | ||
2005 | ここはワイオミング | 5/ 8 〜 5/30 | ここからはネブラスカにいたときのものです。 |
アリゾナ大隕石孔 | 7/ 1 〜 7/ 8 | Four Cornersを訪ねて。初めてグランドキャニオンまで足を延ばしました。 | |
ドライブ to コロラドもう一度 | 8/13 〜 8/15 | 何度も、コロラドまで足を運びました。 | |
ドライブ to カナダ | 9/ 3 〜 9/ 5 | カナダまでの一人旅 Fort Franceまで | |
2006 | アーカンサス | 4/13 〜 4/16 | 見どころ一杯 |
カナダ マニトバ | 5/ | 再びカナダまで | |
イエローストーンドライブ | 7/ 1 〜 7/ 8 | たっぷり西部劇 | |
シカゴまで | 9/ 3 〜 9/ 5 | シカゴまで一日 | |
テキサス満喫 | 12/22 〜 12/31 | テキサスは大きい | |
2007 | ネブラスカ 襷がけ | 4/ 6 〜 4/ 8 | こここそ西部だ |
カンザス | 5/26 〜 5/28 | カンザスは豊だ | |
アメリカ西部一人旅 | 6/30 〜 7/ 8 | サンディエゴまで、 | |
もう一度 モンタナ | 8/31 〜 9/ 3 | Lewis & Clarkの軌跡 | |
紅葉ドライブ | 9/15 〜 9/19 | 見る価値一杯 | |
シカゴまで | 11/ 2 〜 11/ 3 | ||
フロリダの思い出 | 12/22 〜 1/ 1 | Key Westまで | |
2008 | Plain Indian を訪ねて | 3/21 〜 3/23 | インディアンたっぷりーー> 余談を見てね |
ブランソンを訪ねて | 5/24 〜 5/25 | これが有名な | |
オレゴン紀行 | 6/27 〜 7/ 8 | とうとう、シアトルまで | |
もう一度 サウス・ダコタ | 11/28 〜 12/ 1 | 自然が一杯 | |
何かありそなアリゾナ | 12/21 〜 1/ 3 | 魅力たっぷりアリゾナ | |
2009 | Prince Edward Island | 4/16 〜 4/26 | 赤毛のアンの舞台 |
最後にコロラド | 5/21 〜 5/24 | 感激アメリカ |
余談 | アメリカ ドライブ 写真集 インディアナ時代 | 2003〜2004 | 思い出のインディアナ ここはまだ東部 |
ニアミス3回 肝を冷やした雪の道 | Feb. 2007 | 冷や汗満面、スリル満点 | |
ネブラスカ襷掛け | April, 2007 | 写真集です | |
Plain Indians を訪ねて | March, 2008 | 清楚な少女との出会い | |
星形をした砂があるって | Dec. 2008 | 不思議な話があるもんだ |
アメリカでのドライブは、ほとんどモーテル泊まりでした。ホテルの部屋の前に駐車でき、そこから直接部屋に入ることができます。食事は、レストランですることもありましたが、ほとんどは、近くのスーパーに行き、買い込んでの簡単なものばかりです。ピールを飲みながら、その日の旅の記録をノートに書き込み、写真を整理していると、次の日のコースを地図で調べ、出発は、朝の7時くらいからですから、そう夜更かしもできず、疲れをとるため早く就寝。こんな一人旅は、なかなか充実しています。
写真は、田舎では、道路は空いていますので、片手で窓からカメラを出して走りながらでも安全に撮ることができます。助手席にはビデオをセットし(今では、ドライブレコーダーなんていう便利のもがありますが)、気の向いたときに撮影をします。間違えて、基地に迷い込んだことがありますが、そのときにはスパイと間違えられてはと、肝を冷やしました。
走り回る経路は、時間の余裕を見て、できるだけインターステーツ(長距離用の高速道路)は使わず、田舎道を走りました。生活道路ですので、時間はかかりますが、一方通行の道、対面通行の道でも、車は少なく、65マイル/時(90Km/h)で走るという感じです。道は直線道路が多く、ここでは、アクセルを踏まなくても一定速度で走行するシステムのオートクルージングにします。これをすると足腰の負担がありません。ブレーキを踏むと解除されます。アメリカの道路がどの程度空いているかの一例は、ネバダで走った、「アメリカで一番さみしい道路」と言うのがあり、ここでは、70マイル走って、すれ違った車は、7台だけでした。つまり、15〜16Km走って、やっと対抗車が来るという感じです。こんな道路で気を付けなくてはいけないことは、側道に入らないことです。。携帯電話もこんなところでは使えません。助けを求めて歩くこともできません。そんなところですから、常にガソリンタンクの量をチェックしながら、居眠りをしないようにする工夫が必要です。こんな風にして、その昔、カウボーイが牛を追い回した平野、ゴールドラッシュで、幌馬車が通った道を走り回ってきました。