西部劇などに出てくるインディアンの生活は、アメリカ全土に広がるインディアンを代表しているのではありません。アメリカの全土には、実に数百にも及ぶ原住民インディアンがおり、彼らは、自分たちの住んでいる土地の気候や、風土に応じて、それぞれ異なる生活習慣、伝統、つまり文化を持っているようです。東のアパラチア山脈の東側に住んでいるインディアンは、いち早く西洋人と知り合い、暫くは共存していたというより、ヨーロッパから渡ってきた西洋人の生活を指導するなり自分たち自身の生活をしていたそうです。フロリダ辺りでは、ここに最初に入ってきたのはスペイン人たちです。彼らは、やがてメキシコ湾一体に侵略していき、ここからスペインの文化を引き連れてアメリカ大陸に入っていきました。当時は、野生の馬は絶滅していたともいわれ、現在の馬が入ってきたのはスペインの征服隊によるものといわれたいます。一方、西海岸には、西洋人よりも、ロシアあたりからの人がここに異文化を持ってきて居たのではという説もあります。ロッキー山脈には、沢山の山岳部族がいました。広範囲に移動することが出来ず、また、気候も厳しく、ごく小さな部族が乱立していたのではないでしょうか。これに引き換え、中央部の大平原には、極めて活発な原住民部族が居たようです。ラコタごを話すオマハ族を初めとし、戦闘の特異なスー族、アメリカ騎兵隊と勇敢に戦ったシャイアン族を初めとし、生活の中心をバッファロー狩りにおいていた部族がいました。広大な土地に定着するよりも、毎年定期的に現れるバッファローの大群を飼いかけることを生活の糧としていたのです。彼らは、農業よりも狩のほうが文化が進んでいると考えていました。じつに、生活のための文化は、その土地土地により変わるものですだということがよく分かります。
ここでは、原住民インディアン達が自然の中で、何を考え、どんな価値観を持っていたのかを探るために、彼らの部族の中の伝説や、言い伝えられているはなしを紹介いたします。
インディアン部族の伝説 | インディアンと動物たちとのかかわり | |
Discovery
School Magazine project or Animal Planet. Osiyo Oginalii, Ulihelisdi Owenvsv
から150
程のインディアンに伝わる伝説を引用し紹介したものである。
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インディアンたちが動物たちをどのように見ていたからは、現代人にとっては、何も意味のないことでしょうか?
余りにもわがままに、そして、自分勝手に物事を考える人間たちの生き方に、インディアンは将来がどんなものになるか心配していたのではないでしょうか? となると、彼らのほうが余程人間的ではないかとさえ思うときがあります。 |
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さらに、たくさんの伝説が紹介されている。
Richard Erdoes and \alfo so Ortiz AMERICAN INDIAN MYTHS AND LEGENDS |
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