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我流脂漏性皮膚炎の治し方
薬を使わない治療体験記


はじめに


当サイトの記事は、私、木蘭(もくらん)の体験をもとに記述しています。
自分が脂漏性皮膚炎になったことをきっかけにして、本やインターネット上で調べ自分なりの解釈を加えて試したことの中から、効果のあったと思われることを 「我流脂漏性皮膚炎の治し方」としてまとめました。
同じ脂漏性皮膚炎を患っていても、お肌の状態は、個々人で違います。同じことをしても、必ず同じ結果がでるとは限りません。このサイトの内容をひとつの例 として、あなたに合った治し方を見つけてください。
尚、医学や美容に関することは、私にはわかりかねますので、専門的なサイトをご覧になることをお勧めします。 

肌はどんな状態か

始まりは、首のかゆみでした。脂漏性皮膚炎と診断される、半年ほど前です。あごの下がかゆくて、しょっちゅう触っていたら赤くなり、かゆみもひどく なりました。次第に、かゆみは、あごから頬、こめかみ、額へと広がっていき、引っ掻いたところが赤くなり、かさかさと乾燥した状態になりました。かゆみや 赤みは、よくなったり悪くなったりを数回繰り返し、家族が心配するし、対人面でも支障が出るようになって、皮膚科を受診しました。

脂漏性皮膚炎と診断されたときの肌の状態は、顔全体が赤く見えました。鏡でよく見ると、炎症を起こしていない白いところもあるので、まるで赤と白の 鶉の卵模様です。赤く腫れていたのは、髪の生え際・眉毛の下・上まぶた・小鼻・口の回り・耳の後ろ・前首。皮膚はフケのように白くはげ落ちるし、かゆい し、唇の端は口角炎がひどくて血がにじんでいるし、対面した人はさぞ驚いたことでしょう。

このような肌でも、本人はいたって暢気で、皮膚科にかかるまで「そのうち治るさ」くらいに考えていました。しかし、皮膚科で薬の説明を受け、食生活 の改善を指示されたとき、思い当たる節があったので内心ひやり。実は、半年ほど前から食事の量が減って貧血気味でした。

皮膚科では、外用薬として、保湿剤とステロイド剤が処方されました。しかし、保湿剤は、2日でニキビができてしまい肌にあいません。ステロイド剤 は、炎症はすぐに消えるのですが、2週間たって使用期間が過ぎ使わなくなると、またまた顔は真っ赤に腫れてかゆみも戻りました。薬を使用しても、肌の状態 はよくならないことを痛感。ここから、治し方の模索が始まりました。

「我流脂漏性皮膚炎の治し方」の考え方

脂漏性皮膚炎は、お肌の表面のことだけを見ると、敏感肌、または肌荒れといわれる状態とよく似ているように思われます。具体的には、肌の表面の角質 層が荒れていること、傷ついていること。そのために、刺激物に過敏に反応してしまい、炎症を起こしやすいこと。この場合の刺激物とは、肌についている菌や 基礎化粧品、メイク化粧品、指の接触などです。

もし、顔の角質層が傷ついているとするなら、それは、擦り傷切り傷と同じではないだろうか、と思いました。手足に切り傷ができると、瘡蓋(かさぶ た)ができますね。その下では新しい細胞が増えて、傷を治していきます。そして、瘡蓋が剥がれると、真新しい皮膚が現れます。傷跡は色が違って見えます が、やがて回りの肌色に馴染みます。

顔全体に細かい擦り傷切り傷があると考えたとき、人工的な瘡蓋を肌の表面にのせてやれば、角質層は早く治るのではないかと考えました。そこで、敏感 肌用スキンケアのやり方を参考にして、脂漏性皮膚炎の手当てをすることにしました。最初に決めたことは、皮膚科で処方された薬を使わない、メイクはしな い、日焼け止めクリームも使わない。瘡蓋の代わりとなる、オールインワンタイプの保湿ゲルクリームを使用する。目標は、脂漏性皮膚炎になる前のスキンケア の方法に戻ること。そのための手当て期間を、4週間を一月として、12週間3ヶ月と仮定しました。

結果は、3ヶ月後に、脂漏性皮膚炎は治ったと判断し、スキンケアを以前の方法に戻すことができました。しかし、顔の赤みは残りました。この赤みは、 手当てをはじめてから、4ヶ月後(治ったと判断してから1ヶ月後)の時点で、薄くなってきました。元の肌色に戻るには、さらに数ヶ月かかりそうです。

ページ案内

    
はじめに このページです。
治 し 方 「手当て日記」の中から、効果があったと思われることを抜粋、箇条書きにまとめました。
手当て日記 3ヶ月の間に、洗顔・保湿・ちょこっとだけメイクなど、いろいろ試したことを記述しています。
化粧品リスト 使用した化粧品やサプリについて、商品名・メーカー名を紹介。
リンク・他 素材紹介、その他。
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自己紹介

ハンドルネームは、木蘭(もくらん)。昭和40年代生まれ。大卒、日本文学専攻。現在、千葉県に在住。
就職先で、オフィスコンピュータ・ワープロ・パソコンと習得。ブラインドタッチが、そこそこ得意。
好きなことは、何か作ること。気が向けば、浴衣でもスカートでも短歌でも詩でもサイトでもシフォンケーキでも作るが、お弁当作りだけは苦手。高校も完全給 食を夢見る、二児の母です。

このウェブサイトは、タグやスタイルシートを、ひとつひとつ手で記述しています。素人に毛が生えた程度の知識を駆使してがんばってますので、レイア ウトに関しては、どうか突っ込まないでくださいね。


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(c)木蘭  2010