趣味と道楽の世界
サラリーマンの傍ら、自分の専門以外のことにもいろいろと挑戦してきました。「継続は力」とは、よく言ったもので、長く続けてやっているとその奥にあるものがだんだん見えてくるような気がします。
それぞれの詳しい説明は、 「私の趣味」へアクセスしてください。
尺八 | ボーイスカウト | 数理天文学 | 浮世絵版画 | ノモグラフの作成 | 折り紙 | 数独問題づくり |
学生時代に始めたものです。海外での生活をした時には、日本文化の紹介という事で、民謡などを演奏し、とても喜ばれました。そのおかげで貴重な人脈もできました。
自分で尺八の製作もします。
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息子と一緒に始めたものですが、息子よりも私の方が夢中になりました。とりわけ、アメリカのリバモア市のボーイスカウトと国際交流を始めました。リバモア市には石灯籠の寄贈し、この建設にも自ら、工事に出かけました。そのときの友人と30年以上付きあっています。いまでも、一緒にアラスカ旅行やハワイ旅行をしています | 独学で始めたものですが、天体の位置計算、惑星の位置計算、などをしています。古代天文学は、斉藤国治・東大名誉教授にもいろいろ教えて頂きました。独自に、潮汐力の計算もできるようにして、地震予知のプログラムを作成し、日本の過去の地震と、潮汐力との関係など、楽しんでいます。
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歌麿の美人浮世絵を自分で版画を掘り、毎年の年賀状として刷っています。中国の美人画の浮世絵版画も製作しています。最近は、細かなところができなくなりましたので、昔の版木を使い、刷りだけに専念しています。いまでも、250枚くらい刷ります。テクニックがあり、知恵比べみたいなもので、とても楽しいです。
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ノモグラフは、紙とものさしさえあれば、計算が簡単にできるものです。製造現場での運転に必要な様々な数値計算のノモグラフを作成し、オペレーターが迅速にプラントを管理できるよう、沢山のノモグラフを作成しました。
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日本ではあまりできる人がおりませんが、エリマキトカゲの折り紙を折っています。一つ仕上げるのに30分はかかりますが、とても珍しいものです。
サウジでは、千羽鶴を5セット程つくり、サウジ人にプレゼントをして、とても喜ばれました。 日本の文化の良い紹介になります。
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数独を解くだけでなく、自分でも問題を作ります。やさしいものから超難問まで、解くのも楽しいものですが、作るのはもっと楽しいです。頭の体操になり、良いボケ防止になっています。ナンプレとは、ヒントの数字の配置が、C2の対象になっていることです。 わかりますか・・・?
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宇留巣 健太 の 趣味・道楽
宇留巣 健太は、曲がりなりにも。理学部の化学を専攻しました。性格的にはあまり向いていなかったように思いますが、
でも、そこで自然現象を見る目は、少し身についたのではという気がします。
物理の世界は、原子核の中にまで入り込んで、中間子や中性子の世界まで及んでいますが、化学の世界は、原子の動きをもとに世の中の現象を理解しようとするものだと考えています。ですから、我々の身の回りで起きている現象を化学的に見て、解釈するというのが私の癖。いや癖と思わないでください。この癖で、物事を見ていると、随分と自然の現象がわかりやすくなるようなきがしますし、そうした現象が、化学的な原理にかなっていないものであれば、これは、どこかおかしいと思うのです。
化学的な原理には、いろいろなものがありますが、私が学生自体に、水素の電子軌道の計算をしたことがあります。こうして、水素原子の構造をモデルにすれば、太陽と地球との関係が同じような問題として理解できますし、これがきっかけとなり、天体の運動の世界が、そして、天文学の世界へと、興味が広がってゆきます。こんな調子で私の趣味の世界を見ていただければ、そこに、流れている一筋の線が見えてくるのでないかと思います。
それでは、私の趣味の世界をお楽しみください。
尺八の世界 音響学は音波の世界です。上手に吹くかどうかは別として、音響学としては非常に面白い世界です。
日本の最初の博士号が寺田寅彦に与えられましたが、彼の研究テーマは「尺八の音響学的な研究」でした。
雪の結晶の謎 東北新幹線に乗りますと、車両の床に雪の結晶の模様がデザインされています。雪がなぜ6角形をしているのかは、
物理学的には、北大の中谷先生が詳しく研修されています。私は、これを化学的に、結晶の成長の仕方という考えを
取り入れて、検討してみました。見事な6角形の結晶の成長を見ることができましたが、・・・・・。
天球儀の作り方 天文への趣味は、彗星の軌道計算をするところから始まりました。しかし、天体の動きが、地球の交点と自転を、
さらには、地球上の位置計算を考慮する必要があります。 地球上の位置を考えるときには、球面三角座標を
理解する必要があります。どれだけ理解しているかを検証するため、実際に球面三角座標と平面座標の違いを
天球儀を作ってみました。
地震予知 地震がなぜ起きるのか、地震予知はできるのか、私なりの理解から、地球上のことではあるとはいえ、太陽や月の
影響を考える必要があると思い、地震予知について、月齢や、潮汐力との関係を考察してみました。
地震の分析 地震予知については勉強不足のため、あるいは、知見が不十分のためか、また、十分に議論するだけの力がありません
そこで、これまでに起きた地震についていろいろと整理してみることにしました。とりあえずは、プレート間の相互作用によって
発生する地震についてです。まずは、日本海溝の近辺で発生した地震についてまとめています。手始めとして、茨城県沖地震に
ついてから初めています。
その2 福島県沖地震について 日本海溝の位置が緯度により、その経度が変わります。地震の震源地がこの日本海溝からどれだけ
離れているかで、太平洋プレートの潜り込みの状況と、その影響を議論します。
その3 宮城県、岩手県、青森県で発生した地震は、どうなっているか? 東北大震災は、よそくできなかったか?
三陸地方の地震の発生状態について、太平洋プレートの動きをどのように解釈すればよいのか。
その4 北海道地方の地震について 日本海溝は、北海道沖で、大きく東北に曲がっています。こうした北米プレートと太平洋プレートとのぶつかり合いが、
この地域で変化していることが想像できます。北海道地方で発生する地震について、こうした、プレート同士のぶつかり合いの方向が影響しているのでは?
その5 千葉県沖の地震について この地方でも、地震が多発しているのですが、震度の大きな地震の数は少ないようです。ここでも、プレートのぶつかり合いは複雑です。
とりわけ、フィリピンふレートがかかわってきているのではと、その影響も考慮する必要があるのでは?
その6 太平洋プレートが北米プレートの下に潜り込み、そこで発生する歪の蓄積が地震の発生につながっていると言われています。そこで、各地で発生した地震につい てその震源地が、日本海溝からどれほど離れているのかに着目して分析し、その結果をまとめた。、従来声明されていたプレートの沈み込みの概念には説明不十分な点が あると思われる。地震の予知のために、さらに検討を加えていきたい。
その7 相模湾トラフ、駿河湾トラフから、西日本で発生する地震の原因とれる南海トラフについて、地震の震源地について考察した。地震が発生するプレートの沈み込み による歪の蓄積には、日本海溝の場合と非常に良く似ていることが分かった。歪の蓄積にかんして数値的な把握ができれば、地震発生の予知に結びつく。、
浮世絵版画 多色刷りのの木版画を教えてもらい、凧絵に始まり、美人画、そして、浮世絵、中国美人を題材にして、毎年年賀状を
擦ってきました。干支を二回りもしました。細かい線を彫るのが大変な歳になりましたので、昔の版木を探し出してきて、
擦り方に工夫をしながら復刷り板を楽しんでいます。
数独 頭の体操ですが、パズルを解くのも楽しいですが、このパズルを作ると言うのも、これまた、とてもよいボケ防止です。
折り紙 折り紙は日本古来の伝統芸能だと思いますが、・・・・。そこで、日本ではあまり知られていない、「エリマキトカゲ」の折り紙を
楽しんでいます。一つ折るのに、30分近くかかりますが、うまくできたときには、またすぐに、次のものを作りたくなる。
そんなものが、エリマキトカゲの折り紙です。
ボーイスカウト活動 スカウト活動は、当初は子供たちの指導をという事でしたが、かかわりをもって見ると、この組織の奥の深さに
ひかれて、大人が夢中になってしまいました。組織論、技能の訓練、教育論、そして、国際交流の在り方など、
スカウト活動をしながらいろいろなことを学びました。一人の社会人としての切磋琢磨ができるシステムだと感じました。
コレクション 戦後の何もない時代に育ってきましたので、ものを捨てるという事ができない世代です。記念切手、コイン、のほかに、
ピンバッジ、ぐい呑みなど何やかやといつの間にか、さまざまなもののコレクションができました。
ノモグラフづくり 工場勤務をしている時に、製品の品質をするために、現場の運転員に難しい式を使って指示をしていました。
パータプルの計算機の出る前のことです。そこで、ものさし一本で、計算をしなくてもすぐに指示されていることの答えが
てるように、ノモグラフというものを作りました。さまざまな計算式をグラフにして、紙切れ一枚で化学反応の制御ができる
ようにしました。
アマチュア無線 ボーイスカウトに教える通信技能の一つにアマチュア無線があります。子供たちに国家試験を取らせました。
自分では、海外の人との通信を楽しむことにしました。 決まった文章で通信をしますので、会話の練習にもなります。
私は、特に衛星通信にこだわり、アマチュア無線のために打ち上げた、人工衛星「富士」を使って、海外の人と通信を
してきました。
空き缶風車 ビールの空き缶を使って、空き缶の風車を作っています。風車についてはとりわけ風力発電にも興味をもっており、
風力発電の開発が始まったころに、発電システムの提案をし、事業化の検討を進めるように提案しましたが、却下され
ました。そのときから、40年もたってから、ある自動車メーカーが同じようなシステムの研究開発をしています。
そのときに特許を取っておけばよかったとつくづく思います。
マジックキューブ アメリカで、車でドライブしながら、多くのナショナルパークを訪ねてきました。どこに行っても、お土産やに
マジックキューブがおいてありました。一つ、二つ買っているうちに、自分でデザインして、手作りをしてみようと挑戦
してみました。これが意外とうまくいくのです。是非、みなさんも試してみてください。
社史の研究 研究、工場での製造現場と経験したあと、営業に転勤になりました。それまでのモノづくり、から、人(顧客)相手の
販売です。考えてもみなかった担当になり、さて、どうしたものかと、何かの手がかりになればと、さまざまな企業の企業史を
勉強しました。企業の起業のときに何を考えたのか、どんな苦労をしたのか、どんな気構えが必要なのかなど、多くの企業
からいただいた企業史から学ばせて頂きました。我が家の書庫には、数百冊の企業史が収まっています。
サラリーマン川柳 開発営業をしていましたが、その間の息抜きにサラリーマン川柳を作って、鬱晴らしをしていました。愚作、
駄作、意味不明、嫌味タラタラ、などなど、自分だけの世界を楽しんでいます。