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RIYADH: サウジアラビアの政府は、経済がVision 2030、これについては近い将来これがどのように実行されるのか、その詳細が公表されるはずですが、このビジョンの元でわが国の市民に利するような経済の成長を確かなものにするために、民間部門とより緊密に仕事をしていく計画を立てています。

これは、月曜日の記者会見で、いくつかの主導的な政策についてさらに明らかにした第二皇太子であり、第2代副首相と国防相でもあるモハメッド・ビン・サルマン皇子によるものであると、サウジアラビアの通信社は報告していました。殿下はすでに、わが国の石油依存を少なくし、そして、長期にわたる継続的な発展を確かなものにするため、2兆ドルの自主基金の計画を伴う、あらゆる方面にわたる経済的な改革を発表しました。

これらは、リヤドでの記者会見でジャーナリストによって皇子に寄せられたもので、Arab Newsによって編集されたいくつかの問題でした。


Q:

我々は、民間部門の貢献は40パーセント程度という、新しいサウジアラビアを理解し始めています。

民営化は教育と健康を中心にするとのことですが、しかし、財政的な力の差により、民営化のプロジェクトは富裕層に利益を齎しているという他の国の実例があります。我々は、この民営化の結果が、金持ちをより豊かで、そして、貧しい者をより貧しくしないということを、我々はどのように確認しますか?

A:

我々には、STCが民営化されたときの経験が有ります;同社の株の割り当ては一般に公開されました。予約を申し出た人たちは、一般の市民たちであり、プロのビジネスマンではありませんでした。

健康保険部門においては、今、考えられているものは、現在保健省によって所有されている病院を持株会社に移し、その後、一般公募に提供されることになっています。このようにして、これらも直接市民に提供されるようになります。このやり方で、プロのビジネスマンが介入する余地はほとんどないでしょうし、富裕層が民営化の過程でその透明性を推進することにより有利になるということもないでしょう。

Q

 展望は、2本の筋道に沿って実行されています:すなわち、より明瞭な経済的筋道と社会的な筋道です。質問は社会的な筋道に関するものです:では、どのようにこれは、市民のために実現されるのでしょうか?その具体的な予定表はありますか? 健康問題、教育問題、そして、住宅問題についてはどうですか? また、アラムコと原油生産の凍結については何をされますか?

A:

近々のプログラムが公表されるでしょう、そして、それはサウジアラビア王国のVision 2030その最初ものは 国家変革プログラムであり、5ヵ月目の終わりか、あるいは、6ヵ月目の初めまでに発表されることになっていますが、この計画の範疇の下で実行に移されるでしょう。それは、多くの部門、その中でも最も重要な部門は市民の必要としているものを満たすサービス部門ですが、そこにおける展望の目的を達成するための実効力のあるプログラムとなるです。


まず第1に、我々は1兆ドルより多いという程度のものについて話していますが、しかし、アラムコの評価はまだ完了したわけではありません。我々は、銀行と専門機関とともに今これに取り組んでいます。アラムコの評価額は2兆ドル以上になると、我々は予想します。

アラムコ以外の資産もその基金、これは現在価値でほぼ2000億ドル程度でありますが、こうして、全部で、3000億ドル程度の基金になります。このようにして我々は1兆以上、3兆ドル程度になると思われますが、この公的な投資ファンドを保有することになるでしょう。

アラムコの生産を凍結することは、その価値または基金への参画とは全く無関係です。この決断は、アラムコの利益のためにあります。すでに、OPECですべての主要な国の間で同意されるならば、生産を止めることためのどんな過程でも歓迎すると、サウジは発表しました、しかし、これまで、他の国は凍結に確約していませんでした。

Q:

女性の役割、運転免許の問題、アラムコ、そして、若者の問題などについては、何がなされますか?

A:

女性の運転免許の問題は、宗教的な問題でなくむしろ社会的ものです。

現在、女性も運転すべきであるということに社会は納得していませんし、もし、それが問題になったとしても、それは、きわめて否定的な結果にしかなりません。

しかし、この問題はまさしくサウジアラビアの社会の人々の要望と関係していると痛切に感じています。そして、我々は、それを望まない人に対して、何かを強いると言うことは出来ないのです。しかし、将来、変化が起こるなら、それが、前向きな方向になることを望んでいます。そのメンバーの希望に全く関連があると、私は強調します、そして、我々は彼らの彼らが望まない何かを強要することができません。しかし、将来、変化が起こります。そして、我々はそれがポジティブな変化であることを望みます。

アラムコのIPOについては、同社は株式の5パーセント未満を出し、そして、アラムコによって所有される会社はその後、まもなく提供されます。我々は、次の15年の間にサウジアラビアの経済で高い成長率があると、予想しています。こうしたものは長年の改革であるので、我々はそれが最初の数年のうちに達成するとは思っていません、しかし、その後、我々が世界で20の経済大国のうちの1つになるような非常に高い成長を示すものと予想しています。

 

若者達は我々の国の本当の原動力です。彼らこそ、創造的で、強靭で、野心的な、そして、高い基準と価値を持っているのです。




Q:

あなたは独立基金について話し、その50パーセントが海外からの投資に割り当てられ、残りが国内市場に向けられると述べていました。

海外からの投資に与えられる優先権は、ありますか? そして、研究センターとはどのようなものですか?

A:

基金は、純粋な収益性の投資に注目しています。基金の機能は、国の責任を負わないというものです。その役割は収益と利益を生み出すことになっています、そして、政府の役割は財源を見出すことです。従って、基金の焦点は、純粋に投資が焦点です。我々は計画の段階でサウジアラビアの専門知識人と官僚を使っています、そして、これは国王とその彼と共に働いているチーム、これは計画省も含め、ここで現在扱っている重要な仕事です。

Q:

石油価格と人的資源に関する状況は、どうなっているのでしょうか?

A:

仮に石油価格が30ドル、あるいは、それ以下になったとしても、我々のビジョンは達成することができますし、石油が世界中にいまある要望の現状からして30ドル以下に落ちることがほとんどないと、我々は思います。しかし、石油価格の上昇があれば、それはこのビジョンの達成を助けになるでしょう。ですから、わが国は石油価格の変動により余り影響を受けるものではありません。

サウジアラビアの人的資源は、働くという計画のために不可欠です。サウジアラビア人は、次の世代の面倒を見るために、経済のすべての部門で働くことができるのです。

Q:

サウジアラビア王国の産業に関するあなたのビジョンは、どのようなものでしょうか?

A:

今日、我々はサウジアラビアの中に主要な世界的工場を保有しています。我々は、多くの仕事を創出し、大きな利益のもととなるような新しい経済分野を強め、生み出していくわが国の軍事産業を拡張したいと考えています。

Q:

ビジョンについて市民を納得させることも含め、官僚主義や他の障害となるものに対して、何がされていますか?

A:

行動を促進するためようなビジネスマンの仕事、そして、サウジの企業の仕事と一緒に仕事をしなければならない、また、彼らに提供されるサービスの内容を挙げなければならないようないくつかの規制を布告したり修正するために、立法の権威者との集中的な仕事をしていきます。

障害の1つは、アラムコが我々の信頼できるものでなかったと一部のサウジアラビア人に納得させることでした。

アラムコは投資であり、そして、我々が、サウジアラビアの政府内やメディアの一部、そして、読者の間で、直面した多くの傷害があります

しかし、あなたが彼らに明快に説明すれば 、そうすれば、今日のように、多くの人々は納得します。ビジョンは誰にとっても利益となるものですから、これを達成するこうした支援が我々には必要なのです。

Q:

巡礼者の数は、増やされるのでしょうか?

A:

時間とサイトの制約があり、彼らの数を増やすことは、非常に難しいです。

我々は、宗教的義務としてHajに対処しています。

Hajに対するサービスは完全に無料ですし、これはイスラム世界の方々に対するのサウジアラビア人の責務です。

Umrahについて言えば、Umrahを実行する人たち、並びに一年を通してとサウジを訪れる人たちの数を増やす可能性はあります。

我々は、次の15年以内に彼らは3000万に増えるものと見ています。

確かに、我々はいろいろな分野:歴史的、文明と文化的な分野、そして、さらには、いくつかの特徴的な大自然の景勝地などへの観光客も対象としています

Q:

どの分野のサービスが、民営化されることができないのでしょうか?

そして、他の国との関係はどうですか?

A:

赤十字や、民間防衛組織のようないくつかのサービス部門の民営化は、収益性はないので、これは困難です。

我々は、農業分野でエジプトやスーダンに依存することになり間す。我々は、ヨーロッパやアジアへの輸出を促進するために、エジプトに多大な依存をすることになるでしょう。このことは、サウジアラビアとエジプトに莫大な利益を齎すでしょう。

我々は、また、鉄道網や港を通してなど、交通網で結ばれた湾岸諸国との別のプログラムを持っています。さらには、我々には、ビジョンに沿って実行される、ヨルダンとのプログラムが有りますし、すべての近隣諸国の国々とのプログラムもあります。

Q:

役割がそうしなければならないものは、組織がする市民の社会の組織が果たさなければならない役割と言うものは何でしょうか?、企業に支えられた家族のそれは?

A:

我々は、非営利部門の発展に極めて強い感心を寄せています。サウジアラビアの大部分の裕福な家族は、彼らは自分たちのお金を保護する適当な環境と適切な規則を見つけることが出来なかったけど、非営利的な仕事をしたいという非常に強い願望があると断言することが出来ます


我々は、教育、文化、健康と研究を支援するために、非営利部門に目を向けています。一部の会社をファイサル王Specialist病院のような非営利的な企業に変える機会があります。サウド国王大学とそうしようという計画も議題にのりました。


Q:

Vision 2030はスポーツ・クラブにはドンナ影響を及ぼしますか?

A:

我々は、スポーツ市場またはフットボール市場に注目しています。

我々は、クラブに財源をもたらすような成功した市場であって欲しいです。

サウジアラビアのクラブの運営費を削減し、そのクラブに付加的な利益をもたらすような集中すべき多くの争点があると思っています

たとえば、外国のプレーヤーの数が増えるならば、サウジアラビアのプレーヤーに対する支払いは減らされます。

これは、クラブのランニング・コストを削減することになります。

Q:

民間部門は経済に対してどのような貢献をしますか?

A:

アラムコのIPOは、国の国内総生産を増大されるための計画の一部です。

アラムコは、民間部門の一部でもなく、また、公共部門でもないのです。

民営化は、民間部門の生産性を上げることになるでしょう。

 

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