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大平原のインディアンとは、

     どんな人達だったのか?

 

14,000年以上もまえに大平原のインディアン達の祖先が、アジアから北米に移住してきて、ミシシッピー川の上流から五大湖地域に住み着いた。そして、東の地域に移住して来たヨーロッパ人たちに彼らの土地から追いやられて、大陸の中央の平原に移ったのだ。

大平原のインディアンのほとんどは遊牧生活、つまり彼らは一定の場所に住んで、土地で穀物を育てる農民たちではなく、大集団を成して大草原を動き回っているバッファローの狩をし、そして、他の地域の部族と物々交換をしたりして食料を確保しながら放浪していた狩人たちの集まった人たちという意味である。

1880年代の半ば、移民や、移住者たちが幌馬車に乗って西部を目指して旅をし、大草原のインディアンたちの地域の多くを自分たちの領域だと主張し始め、この時に、合衆国の軍は、この土地のあちこちに砦を築き始めたのだ。大平原インディアンと白人入植者たちとの間の関係は、次第に緊張したものになり、そして、一連の誤解が結局はインディアン部落の虐殺という形になった。このことが、大平原のインディアンと騎兵隊との間の30年以上にも及ぶ戦闘のきっかけになった。1876年に起きた、Little Bighornでの戦いでのスー(Sioux)族とシャイアン( Cheyenne)族の勝利の5年間に、この古い時代のバッファローの狩をするという放浪の文化は消えうせてしまった。(本文より)

この本は、

19世紀の中ごろにモンタナ州の南東部にある平原にすんでいた北シャイアン族の戦士Real Birdと彼の家族の実際の日常生活の様式を解説下ものであり、当時のインディアンの生活様式を知る貴重な資料である。この本では、次のような項目に焦点をあて、インディアンたちの風俗や文化を説明している。

    

大平原のインディアンとは、どんな人達だったのか?
大平原インディアン部族
家族
ティピーの建てこみ
ティピーの中
朝の雑用
女たちの仕事  : 食事
女たちの仕事:手工芸
男たちの仕事:狩猟
男たちの仕事:戦いの準備
男たちの仕事:戦闘
子供達
祈祷
統治、集会、そして、儀式
物々交換取引
余暇の時間
兵士と入植者達
時代ごとの村の状況