図書ラウンジTOPへ![]() |
染井野小TOPへ![]() |
染井野小学校 図書ラウンジのページ |
読んでみない?
司書の発行している『としょラウンジだより』に掲載した本の紹介が読めます。
2011年 5月号 |
5月の第2日ようびは,母の日。おすすめコーナーでは おかあさんの本を あつめました。その中から しょうかい しましょう。 |
●おかあさんだいすき マージョリー・フラック作 大沢 昌助 絵 光吉 夏弥 訳 岩波書店 だにーは,おかあさんの たんじょうびプレゼントを,さがしに でかけました。 めんどりが,うみたてのたまごを くれると いいました。でも,おかあさんは,たまごならもっています。 がちょうが,まくらにいれる はねを くれるといいました。でも,まくらなら もうあります。 だにーは,また,かけていきました。 こんどは だれに であうのでしょう。おかあさんへの プレゼント,すてきなものが みつかると いいですね。 ⇒書名50音順目次へ ●ペトロニーユと120ぴきのこどもたち クロード・ポンティ作 やまわきゆりこ訳 福音館書店 ペトロニーユは,天下無敵(てんかむてき)の母さんねずみ。120ぴきもの子どもがいます。(120ぴき,ちゃんと描 いてあり,それぞれ名前 もついています) ある日,お買いものに出かけたペトロニーユの前に,へんてんこりんなものが次々に現れます。とんちんかんな怪物(かいぶつ)(その名も‘トンチンカンチン・めだあぐり')や,泣いてばかりの焼き菓子マドレーヌ,それに,かわいい子どもたちをチョコレートがけにして食べようとする怪物。さあたいへん!ペトロニーユ母さんは子どもたちを救うことができるでしょうか? フランスの子どもたちに人気の,この母さんねずみの絵本をほんやくしたのは,山脇百合子さん。日本の子どもたちが大好きな‘のねずみ’『ぐりとぐら』をかいた人です。 ⇒書名50音順目次へ ●小さな男の子の旅―ケストナー短編 エーリヒ ケストナー 著 堀川 理万子 絵 榊 直子 訳 小峰書店 小さな男の子が一人で,病気のお母さんのおみまいに行く『小さな男の子の旅』と,お母さんが亡くなり,お父さんの再婚で新しいお母さんができる女の子の『おかあさんがふたり』という,2つの短編がおさめられています。両方とも,何十年も前に書かれたものですが,今でも,読む人の心を切なさでいっぱいにし,思わず涙があふれてくる物語です。 著者 エーリヒ・ケストナーは,『飛ぶ教室』や『ふたりのロッテ』などで知られるドイツの児童文学作家です。 ⇒書名50音順目次へ |