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司書の発行している『としょラウンジだより』に掲載した本の紹介が読めます。

2011年 4月号
 春,うきうきとうれしい季節です。この季節にふさわしい本を しょうかいしたいと思います。
さくら(かがくのとも絵本)長谷川摂子 文 矢間芳子 絵・構成 福音館書店
  わたしたちが,もっともよく目にする さくらは,ソメイヨシノという しゅるい。この本は,そのソメイヨシノの1年を えがいた絵本です。
 「もうすぐ はなが さきます。」という つぼみの ページから はじまって,春,夏,秋,冬の ソメイヨシノのようすを じっくり見てみましょう。
 うつくしい ピンクの花びらが 散(ち)ったあと,この木は,どんなふうに かわっていくのでしょう? じーいじいじいと セミのなく夏は? あさばん ひえこみはじめる 秋は? さむさの冬は? そして,そよそよと春風が ふいてくると…?
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車のいろは空のいろ 2 春のお客さん あまんきみこ作 北田卓史 絵 ポプラ社
 松井五郎さんは「春野タクシー」のうんてんしゅさん。ぴかぴかの空色のタクシーに乗っています。実はこの松井さん,なぜかいつも,ちょっとかわったお客さんばかり乗せてしまうのです。
 松井さんが主人公の「車のいろは空のいろ」は全部で3巻。どの巻でも,かわったお客さんが出てくるみじかいお話を7〜8話ずつ読むことができます。
 「春のおきゃくさん」は第2巻目の最初に登場するお話。ある春の日,松井さんは,なの花橋の近くのいずみようちえんまで,お母さんと5人の子どもたちを乗せました。はじめにいいましたように,松井さんのお客さんは,かわったお客さんなのです。このお母さんと子どもが,どんなふうにかわっていたかといいますと…。
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春はあけぼの 声にだすことばえほん 清少納言 文 たんじあきこ 絵 斎藤孝 編 ほるぷ出版 
 「春という季節の,いちばん好きなところは?」と聞かれたら,あなたは どうこたえますか?
 今から1000年ほど前,心にうかんだことを文章に書くのがとてもじょうずな清少納言(せいしょうなごん)という女の人がいて,『枕草子(まくらのそうし)』という随筆集(ずいひつしゅう)を残しました。この人は,春は,よあけがいちばんいいと思ったのだそうです。そして,少しずつ明るくなり,やがて紫色の雲があらわれる春のよあけの様子を,短い文章で美しく書きあらわしました。読んでいると,清少納言の見(み)ていた色が,見えてくるような気もしてきます。
 この本は,『枕草子』の中から,四季の美しさを書いた有名な文章を絵本にしたもの。今のわたしたちの文章とは少しちがう,昔の文章で,春だけでなく,夏や秋や冬の美しさも味わってみてください。

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