図書ラウンジTOPへラウンジTOP    染井野小TOPへ染小Top

 

      染井野小学校 図書ラウンジのページ

どんなところ?ニュース読んでみない?カレンダー 

読んでみない?
司書の発行している『としょラウンジだより』に掲載した本の紹介が読めます。

2010年1月号

ぼくんちに,マツイヒデキ!? あさのますみ 作 飯野和好 絵 学研マーケティング
 松井秀喜選手(まついひできせんしゅ)は大リーガー。昨年(さくねん)は,ワールドシリーズのMVP(さいゆうしゅうせんしゅ)にえらばれるなど,大かつやくの年でした。そんな松井選手が,ぼくんちに!?
 雨の日,ぼくがテレビで大リーグのしあいを見ていると,とつぜん,あのマツイ選手が,テレビの中から,とび出してきちゃったんです。マツイ選手は,おそうじをしても,おふろに入っても,おにぎりをにぎっても,家(いえ)の中では,ドジばかり。ところが庭(にわ)に出て,バットをぶーんとふったら、雨ぐもが…。
  ⇒書名50音順目次へ

ひとめあがり(落語絵本13)川端誠〔作〕 クレヨンハウス
 おなじみ川端誠(かわばた まこと)さんの落語絵本(らくごえほん)シリーズの一さつ。お正月のおはなしです。
あなたは「掛け軸(かけじく)」って知っていますか? 掛け軸は,日本間(にほんま)のかざりとして使われてきたもの。絵(え)や文字(もじ)がかかれていて,「床の間(とこのま)」とよばれているところにかざります。季節(きせつ)にふさわしいものがかかれているものを掛(か)けて,お客(きゃく)さまを,もてなします。
 この『ひとめあがり』は,落語ではおなじみの登場人物(とうじょうじんぶつ)・八っあんが、お正月に見せてもらった掛け軸をほめようとするお話。最初(さいしょ)に行ったご隠居(いんきょ)さんの家(いえ)で、ほめ方を教(おし)えてもらった八っあんですが、さて次の家では、うまくほめられるかしら…。
  ⇒書名50音順目次へ

かみなり(狂言えほん4)内田麟太郎 文 よしながこうたく 絵 ポプラ社
 落語絵本(らくごえほん)の次は,狂言絵本(きょうげんえほん)を。狂言(きょうげん)は,能(のう)とともに発達(はったつ)した日本の伝統芸能(でんとうげいのう)のひとつ。能が悲(かな)しい内容(ないよう)が多いのにくらべ,こちらは,見る人を笑(わら)わせようとする劇(げき)です。
 この絵本は,狂言『神鳴(かみなり)』をもとに,『給食番長(きゅうしょくばんちょう)』の,よしながこうたくさんが絵(え)を,『ともだちや』や『がたごとがたごと』などで知(し)られる内田隣太郎(うちだ りんたろう)さんが文をかいたもの。(実は内田さん,『ひとめあがり』にもゲストしゅつえん(?)しています。)
 空から落(お)ちて,腰(こし)をいためたかみなりさま,通(とお)りがかりのお医者(いしゃ)さんをおどして,治(なお)させようとします。でもそのお医者さん,治すのが上手(じょうず)じゃないみたいですよ。
 ⇒書名50音順目次へ

病気の魔女と薬の魔女 岡田晴恵 著 学研マーケティング

 昨年(さくねん)からの新型・豚(しんがた・ぶた)インフルエンザの流行(りゅうこう)で,わたしたちの生活(せいかつ)は大きな影響(えいきょう)をうけています。
 この本は,新型インフルエンザ対策(たいさく)の最前線(さいぜんせん)でかつやくしている医学博士(いがくはかせ)・岡田晴恵(おかだはるえ)さんが書いたファンタジー。人間を病気(びょうき)にする病気の魔女(まじょ)と,人間を病気から守る薬(くすり)の魔女のたたかいが描(えが)かれています。
 年に一度,世界中の魔女が集まるワルプルギスの祭(まつり)。わかい薬の魔女・ローズが初めてこの祭に参加した年,病気の魔女たちは別の場所に集まり,なにやら悪い相談(そうだん)をしているようです。ペストの魔女やコレラの魔女といった,歴戦(れきせん)の勇者(ゆうしゃ)に,しかられている少女の魔女は,サーズの魔女(2003年のサーズの流行は世界中をふるえあがらせました)のようですが,もっとたちの悪い新人魔女もいるようです。ローズたち薬の魔女はだいじょうぶでしょうか?
 ⇒書名50音順目次へ

発行月順目次へ


CopyRight 2010 All rights reserved by Someino Elementary School