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司書の発行している『としょラウンジだより』に掲載した本の紹介が読めます。

2009年4月号

●春の主役 桜 ゆのきようこ文 早川司寿乃 絵 理論社
 「桜前線(さくらぜんせん)」という言葉(ことば)をきいたことがありますか?これはソメイヨシノという桜(さくら)が,同(おな)じ日(ひ)に咲(さ)き始(はじ)めた場所(ばしょ)を線(せん)でむすんだもの。この桜(さくら)は日本中(にほんじゅう)にたくさんあるのですが,じつは大昔(おおむかし)からあったのではなく,江戸時代(えどじだい)に生(う)まれた,オオシマザクラとエドヒガンザクラという2種類(しゅるい)の桜(さくら)の雑種(ざっしゅ)で,桜(さくら)のクローンなのだそうです。
ところで, 桜)前線(さくらぜんせん)の一番(いちばん)最初(さいしょ)は日本(にほん)で一番(いちばん)(あたた)かいところ,と思(おも)いがちですが,どうやらそうではないみたい。桜前線(さくらぜんせん)には,桜(さくら)の開花(かいか)にかかわる,秘密(ひみつ)があるのです。  とてもきれいな絵(え)で,桜(さくら)の一年(いちねん)や,桜(さくら)の種類(しゅるい)についてやさしく説明(せつめい)してくれるこの絵本(えほん)を開(ひら)けば,その秘密(ひみつ)がわかります。小鳥(ことり)と同(おな)じくらいの大(おお)きさのてんぐと犬(いぬ)が案内役(あんないやく)として,あちこちに登場(とうじょう)します。この二人(ふたり)がどこにいるか,探(さが)してみるのもたのしいですよ。⇒書名50音順目次へ

●よもぎだんご(かがくのとも傑作集) さとうわきこ さく 福音館書店
 おなじみの にんきもの「ばばばあちゃん」が,よもぎだんごの つくり方(かた)を 教(おし)えてくれる 絵本(えほん)です。読(よ)みおわるころには,いいかおりの よもぎだんごが,食(た)べたくなっているかもしれませんよ。
さくらの花(はな)びらが まうにわで,こどもたちが,どろだんごを つくっていると,ばばばあちゃんが「よもぎだんご つくろう。いまから よもぎを とりにいくよ」と 春(はる)の野原(のはら)へ つれ出(だ)しました。
そこには いろんな野草(やそう)が いっぱい。こどもたちは,よもぎの見分(みわ)けかたを おそわって,たくさん つんでかえりました。
さあ,よもぎだんご,どうやって つくるのかしら?⇒書名50音順目次へ

●さくらの里の風来坊 川端誠 作・絵 BL出版
 風来坊(ふうらいぼう)シリーズは,お経(きょう)はあまり読(よ)めないけれど,腕(うで)っぷしが強(つよ)くって,木彫(きぼ)りにかけては天下一品(てんかいっぴん)という,旅(たび)のお坊(ぼう)さんが活躍(かつやく)する絵本(えほん)。この風来坊(ふうらいぼう),見(み)かけはこわそうだけど,心(こころ)はとってもやさしくて,いつも弱(よわ)い人(ひと)の味方(みかた)です。
とある村(むら)にやってきた風来坊(ふうらいぼう),小(ちい)さなお寺(てら)をみつけて一心(いっしん)に仏像(ぶつぞう)を彫(ほ)りはじめました。その思(おも)いつめた様子(ようす)には,なにか深(ふか)いわけがありそうです。さてそのわけとは,いったい…。⇒書名50音順目次へ

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