リアルフライトG2(旧タイプ)のアップデートについて

Realflight G2を末永く使うために
(作成2003/9  更新 2011/3/29 アップデートについて一部内容を追加

 Real Flight G2(旧タイプ)は Windows 2000/98/95 にしか対応していないので、 Windows XPや最新のグラフィクカードに対応させる為にはアップデートが必要です。 ダイアルアップ・モデムだと初回のダウンロードに約30分かかりました。2回目以降は短くなっています。
アップデートすると最初にRUNさせたときにCDを要求されますが、次回からはCDが不要になり、非常に使いやすくなります。また、30日に一度、アップデートの確認の画面が表示されますが、その時アップデートしなくてもそのまま、使用することができます。
作動に不具合が無ければ、その後のアップデートはあまり必要ないでしょう。(アップデートすることによってコピーガードが強化されたりして不具合が発生することもあります)
<追加>G2のアップデートはVer2.00.723で2003/12/20のファイルが最後のようです、その後アップデートされていません(05/01/26現在)
Ver2.00.723では「View」設定で「Lock at Ground」時、以前のバージョンでは機体やAIRPORTを選びなおすとデフォルトの中央表示に戻りましたが「Lock at Ground」の表示に固定されるようになり使いやすくなりました。 以前はバージョンアップすると不具合がでたりしていましたがやっと落ち着いたようなのでまだアップデートしていない人はアップデートした方が良いでしょう。

<警告>久しぶりにアップデートを試みたところ接続しなくなりました。G2のサポートを終了したようです。 アップデートファイルをバックアップして保存したほうが良いです。G2を再インストールするときアップデートファイルが無いとG2が使えなくなります。(2008/8/15記述)

1、ダウンロードせずにバックアップしたファイルを使用してアップデートする方法
(注、Ver 2.00.214をver 2.00.592へUPDATE後の検証です、OSはWINDOWS98SEです、XP使用者からも成功の報告をもらっています)
(1)バックアップ・ファイルの作成
アップデート済みのファイルからバックアップ・ファイル作成用のファイルをUSBメモリー等にコピーします。
Cドライプの「PROGRAM FILES」→「REALFLIGHT」フォルダーから下記のファイルをUSBメモリー等にコピーする
<追加>「RealFlight」設定ファイルもバックアップしておいてください。

(注)「Data」フォルダーの中からは「RFV2UP.DCK」のみコピーする

Cドライプの「PROGRAM FILES」→「Common Files」→「Knifeedge」フォルダーから下記のファイルをUSBメモリー等にコピーする


(2)バックアップ・ファイルのインストール
リアルフライトG2のすべてのファイル(「Knifeedge」フォルダーと「RealFlight」フォルダー)が削除されていることを前提とします。
1、リアルフライトG2をインストールします。RUNしないこと。
2、Cドライプの「PROGRAM FILES」→「REALFLIGHT」フォルダーにバックアップしていたファイルをコピーします。上書き確認がでたら上書きします。
3、Cドライプの「PROGRAM FILES」→「Common Files」→「Knifeedge」フォルダーにバックアップしていたファイルをコピーします。上書き確認がでたら上書きします。
(3)リアルフライトG2のCD-ROMを入れ実行させます

この方法ではアップデート前と同様にCD-ROMを要求されます。従って、CD-ROMを入れて起動した方が良いでしょう。
注意としてプロポはG2を起動する前につないでおいてください。起動後につないだ場合プロポをうまく認識できず、G2を起動するたびに再度プロポの設定が必要になります。トランスミッターインターフェイスを使わない時は問題ありません。

<追加>バックアップした「RealFlight」設定ファイルと置き換えるとこの問題は解決されます。
(完全なアップデートとはなりませんが、使用には問題ありません)

2、ADDON5によるプログラム・アップデートの検証(2005/01/15 UP,05/9/28更新)
 ADDON5を入れることによってプログラムがアップデートされVER. 2.00.717になることがわかりました。 これは、ADDON5の取り扱い説明書には書かれていません。
WINDOWS2000にG2(Ver 2.00.214)とADDON5を色々な方法でインストールしてみました。その検証結果を纏めて見ました。 (「Knifeedge」フォルダーと「RealFlight」フォルダーを削除してインストールをしました)
<追加>パソコンをWINDOWS XPにしたのでXPでの検証もしました、(2)の方法で2000と同様にアップデートできました。 トランスミッター・インターフェイス・ドライバーのインストール方法は「manualTX_XP.doc」に従ってください。(05/09/28)

(1)G2をインストールし起動後にADDON5をインストールした場合(通常のインストール方法)
 G2をインストールして起動するとG2のCD-ROMが要求されCDがオリジナルかCKされます、CDのCKとファイル展開が行われますが進行状況が表示されないのでフリーズした様に見えます。ハードディスクにはアクセスしているのがわかるので気長に待ちます。ファイルの展開が終了するとインターフェイスのインストールが完了しPCを再起動するように指示が出ました。 PCの再起動後、再度G2を起動するとオープニング画面が表示されましたが、ビデオカードに対応していなかったためエンジン音、音楽、メニューなど表示されましたが、画面は白いままでした。
G2を終了してADDON5をインストールしG2を起動するとG2のCD-ROMが要求され次にADDON5のCD-ROMが要求されます。オリジナルCDのCKが終わると画面は正常に表示されコントローラーのキャリブレーション画面が表示されました。自分のプロポを選択しキャリブレーションを行った後、使うことが出来るようになりました。通常のADDONインストール方法です。
プログラムがアップデートされた為、画面も表示されるようになりました。コントロールパネルのバージョンもアップデートされ2.00.309になっていました。

(2)G2(Ver 2.00.214)をインストール後、起動せずにすぐにADDON5をインストールした場合
 G2をインストールしADDON5をインストール後、G2を起動するとG2のCD-ROMが要求されCDがオリジナルかCKされます。その後「RFV2.DCK」ファイルのコピーが始まります、約6分45秒かかりました。 次にADDON5のCD-ROMが要求されCDがオリジナルかCKされます。この後「ファイル D:\RFV2.DCKは存在しません」といるエラーメッセージがでました。 「RFV2.DCK」ファイルはG2のCD-ROMにあるのでG2のCD-ROMを入れました。
プログラムがスタートしますが「Wait」メッセージが表示され、トランスミッター・インターフェイス・ドライバーがインストールされていないので、manualTX2000.docのインストラクションに従うようにとあります。 インストラクションに従って手動でドライバーをインストールしました。ドライバー・インストール後パソコンを再起動させG2をアイコンから起動して無事にG2が作動するようになりました。 一見正常にインストールが終わり、プログラムは正常に働いているように思えましたが、G2を終了して、再度G2を起動するとコントローラーのキャリブレーション画面が出ます。プロポの認識がうまく出来ていません。OPTIONSのCONTROLLER CALIBRATIONでコントローラー・タイプをチェックするとブランクになっています。自作アップデートCDを使ったときと同様の現象がでました。
この問題の回避方法はインターネットでアップデートした後の「RealFlight」設定ファイルを「PROGRAM FILES」の「REALFLIGHT」フォルダーからコピーして保存しておき、これで書き換えることにより解決することができました。
ただし、コントローラー・タイプの表示はブランクのままです。もしこれを他のタイプに変更すると戻すことが出来なくなります。トランスミッター・インターフェイスを使いつづけるなら変更はしない事。
フタバ製リアルフライトコントローラーやUSB接続などの他のコントローラーを使う時は問題ありません。

(3)G2をインストール後すぐに自作アップデート用CDを使いアップデート後にADDON5をインストールした場合
 G2を起動するとG2のCD-ROMが要求されCDがオリジナルかCKされますが短時間でCKが終わりすぐにファイルの転送が始まります。その後ADDON5のCD-ROMが要求されます。オリジナルCDのCKが終わるとプログラムがスタートしますが「Wait」メッセージが表示され、トランスミッター・インターフェイス・ドライバーがインストールされていないので、manualTX2000.docのインストラクションに従うようにと表示されました。その後は(2)の方法でインストールした時と同様の結果となりました。

ADDON5を使うことによってインターネット接続環境に無いパソコンでG2をUPDATE出来るか?
結論として、XPも含めてADDON5だけでアップデートすることが出来ました、もちろんトランスミッター・インターフェイスも使用できます
<注意>2000/XPパソコンの場合メニューからoption⇒controller calibration⇒controller typeを確認するとトランスミッター・インターフェイスの場合はブランク(何も表示されていない)です。他のタイプを選ぶとブランク表示がなくなりトランスミッター・インターフェイスが使えなくります。 ブランク表示が無くなった場合もとに戻すには、プログラムファイルから「RealFlight」構成設定ファイルを開き、[controller]のJoystickID=0をJoystickID=-2に書き換えるとトランスミッター・インターフェイスが再度使えるようになります。(07/10/23記述)

ADDON5によるUPDATEだけの場合G2起動時、G2 CD-ROMが必要です

リアルフライトG2読み込みCDドライブの変更方法を読む

ADDON5でプログラム・アップデート XP編 を読む

realflight G2 update link
バージョンアップは2.00.723が最後で以降のサポートは終了しオンラインアップデートサイトへの接続はできません。 ネットで検索すると、オンラインアップデートできない人のための2.00.723アップデートファイルダウンロード用のリンクも有るようです。非公開URLなので直接、双葉電子工業やKnife Edge softwareのHPからメールしてたずねると非公開URLを教えてくれるようですが、 ネットで「realflight g2 update unpublished」などで検索していけばアドレスがわかるようです。(2011/3/29記述)
アップデート用のプログラムの使い方は
G2をインストール後、アップデートプログラムを実行します。その後、G2を起動すればアップデートされたG2で起動することができます。
XPパソコンなどに再インストールするような場合、バックアップを取っていなかった人はこのアップデートプログラムによってG2 CDのみで使うことができます。


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