リアルフライトについて(Realflight G2までのバージョンについて)

(更新 2011/3/29 G2までの内容とした)


リアルフライトのバージョン
(写真 左から、realflight classic,realflight deluxe,realflight G2 with ilink)


1、リアルフライト (双葉製コントローラーが付属)のちにリアルフライトクラシックと呼ばれる
  PHOTE FIELDと呼ばれる風景写真を貼り付けた、当時としてはもっとも機体や風景がリアルな飛行機用のR/Cシミュレータでした。   ただし、コントローラーが専用コントローラで自分のプロポが使えないので中、上級者を満足させるものではなかった。   又、着陸時の滑走路は非常に見にくいため滑走路にキチンと着陸させるのは難しかった。
OS windows95/98
推奨 Intel Pentium 166以上,Dire X 6対応 3D accelerated video card with 4 MB以上のRAM
理想 Intel PentiumⅡ 266以上,Dire X 6対応 3D accelerated video card with 8 MB以上のRAM

2、リアルフライト・デラックス (双葉製コントローラーとTX インターフェイス・タイプあり)
  ヘリコプターのプログラムを追加し、プリンターポートにつなぐTX インターフェイス・タイプが出来て、自分のプロポを使用することが出来るようになった。 3Dの地形も加えられた。飛行機については変更なし
ヘリに関し、シムとしてのできはCSMに劣ります。ただし、オートローの練習はこちらの方が良いです。
OS windows95/98
推奨 Intel PentiumⅡ 300以上,Dire X 6.1 対応 3D accelerated video card with 16 MB以上のRAM

3、リアルフライトG2 (デラックスと同様に双葉製コントローラーとTX インターフェイス・タイプあり)
  3Dの風景が大きく改善されデラックスとはまったく別物になりました。滑走路も見やすくなりました。機体は更にリアルになり各舵の動きが見えるようになった。 バーチャル・フライト・インストラクターやマルチ・プレーヤーなどが追加されました。
ヘリに関してはデラックスから機体特性はあまり変わっていません。
OS windows 2000/98/95
推奨 Intel Pentium 600以上,Dire X 8 (or above) 3D accelerated video card with 16 MB以上のRAM

4、リアルフライトG2 WITH USB INTERLINK CONTROLLER(現行バージョン)
  window XPに対応して、15ピンのゲームポート接続のコントローラやプリンターポートのインターフェイスを止め、USB接続タイプのプロポ型コントローラとなった。 自分のプロポを使うときはこのコントローラに別売のワイヤーで接続し使う。
OS Windows XP, 2000, ME, 98  
推奨 Intel Pentium 600以上,Dire X 8 (or above) 3D accelerated video card with 16 MB 以上のRAM

CSMとのリアルフライトの比較
(DELUXE,G2をTXインターフェースとJR X388のJOYSTICK・MODEで使用)
1、機体の位置と地上との関係が分かりづらい(G2について記述追加04/12/04)
 下の画像を比べてみてください、 ホバリングと上空の画像です
左側はCSM,右側がリアルフライトG2(デフォルト画面)です

CSMは距離と高度により、上空フライトでは中央上側、ヘリパッドに着陸したときは、中央と表示される位置が変化しますが、リアルフライトは中央に機体が固定されて表示されます。 CSMはヘリパッドやRUNWAYが見えていますが、リアルフライトはほとんど見えません。このため、リアルフライトは位置関係が非常に分かりづらくなっています。
G2はデフォルトでは中央部分に表示されますが「View」設定を変更して「Lock at Ground」にするとCSMと同様な表示になります。ホバリングや通常の旋回飛行などは見やすく良くなり入門時の設定には良いと思います。ただしスタント飛行(特にループ)を行うと目が廻るのでスタント飛行には余り勧められません。

2、デラックスにはローターの回転数や高度、距離の表示などが無い
 ヘリのセッティングに欠かせないローターの回転数の表示がありません。また、距離感の目安となる高度や距離の表示がありません。
 G2からはすべての表示が可能ですが、初期画面では表示されないので設定が必要です。

3、ホバリングがシミュレートされていない
 ストックヘリをフライトモード・ノーマルでホバリングするとスロットル・スティック・中立(50%)ではホバリングできず、フルスロットルの3/4ぐらいまで上げないとホバリングできない。
実際のヘリとは異なり、スティックの位置で高度が変化し、ホバリングで高度を変えると、スティックの位置も変わる。

4、ストックヘリは上空飛行で頭上げが大きい
 30ヘリは特に上空飛行での頭上げがひどくフルスロットルでは飛ばせない。理由はノーマルモードもアイドルアップ1も最大ピッチアングルは同じ為、上空飛行でのピッチがつき過ぎているためです。
機体をコピーし「RADIO EDIT」の「RADIO SET UP」画面からピッチカーブ、スロットルカーブの変更が必要です。これによりホバリング時スティック中立でホバリング出来ない不具合もある程度解消できます。

5、CPUのパワー、3Dグラフィックカードが必要
 画像がきれいな分、CPUやグラフィックのパワーが必要
CSM V.9はMS-DOSで動いているのでCPUはpentium 100程度でも作動します。昔のパソコンでOK

※個人的にリアルフライトの不満な部分をいろいろと書きましたが、画像の綺麗さや、機体のスケマの変更が出来る点など、楽しんで飛ばすことができます。 ヘリに関してはストックヘリがそのままでは飛ばせない等シムとしてのできはイマイチですが、飛行機に関しては良く出来ていると思います。(飛行機は詳しくありませんが)

リアルフライト・デラックスCDのバックアップ
 リアルフライト・デラックスはプログラムを実行させるときCDが必要で、アドオンソフトと一緒に使うときは、頻繁にCDの出し入れが必要になります。 CDに傷をつけて使用できなくなると大変です。そこでCDのバックアップを取ってそれを使いたいものです。 通常のコピーソフトではプロテクトが掛かっているため、コピーできません。PRO-Gから発売されている、CloneCD4と言うソフトが試用版として無料で21日間使用できるので、CD-R/RWドライブが対応していれば、コピーして使うことが出来ます。
下記ホームページにアクセスし対応ドライブか確かめて、ダウンロードページからダウンロードします。
(現在はCloneCD5になっています)

CloneCD

リアルフライト・デラックスでのアドオンソフトの使用について
 リアルフライト・デラックス(含むクラシック)でアドオンソフトを使うと機体を変更する度にCDの出し入れが発生してわずらわしいものです。 CDの入れ替えを少なくするには「その他の設定」タブの「CD-ROM Cache」項目でMax Cache Sizeを出来るだけ大きく設定します。(デフォルトの60メガでもよいが) その後、アドオンにある機体すべてを一度選んで終了します。これでキャッシュに保存されるので次回選ぶ時にアドオンCDを入れる必要がなくなります。(ただし、機体データやエアポートデータなどを変える時はCDが必要)
リアルフライトに入っている機体も同様にキャッシュできます。
「CLEAR CACHE NOW!」を押すとせっかく貯めたキャッシュがクリアされるので押さないようにします。
最近のハードディスクは十分な容量があるのでキャッシュクリアは必要ないと思います。
G2からは最初にすべて読み込まれ、CDを出し入れするわずらわしさが解消されています。(30日ごとにプログラムのアップデートの確認が行われます)

リアルフライト・デラックスをWINDOWS XP上でRUN
 双葉から発売されている、リアルフライトデラックスはWINDOWS 95/98用なので、そのままでは、WINDOWS XPで動作させることができません。 しかし、発売元であるアメリカのグレートプレーンのホームページにアクセスすると、ソフトを無料でダウンロードしアップデートすることが出来ます。 アップデートすることでWINDOWS XPで作動します。OSを変えたからといってあきらめる必要はありません。 GREATPLANESのREALFLIGHTのページからTECHNICAL SUPPORTのRegistration & Infomationタブをクリックしユーザー登録するとダウンロードできます
(2011年現在、リンクが無くなりダウンロードできません)
他社製USB接続コントローラの使用
 アクアシステムから発売されているUSB接続タイプのプロポ型コントローラーがリアルフライト(USB INTERLINKは不可)で使えることが確認できました。 もちろん、OSはXPでも作動します。(当然、ソフトのアップデートは必要)
パソコンを買い換えて15ピンの双葉製コントローラーが使えない、プリンターポートが無くてもこれで、大丈夫。

アクアシステム製コンパクトフライトコントローラー(USB TYPE)

使用にあたって、SWがボタン式のため、SWポジションが確認しづらいのが難点です。


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