京商 REFLEXについて

(更新06/06/28 ver4.03.0はすでにダウンロードできません)


京商 Reflex ver4.02.0を試用してみました(更新 05/04/25 記事内容を修正)
(対応OS WINDOWS98,ME,2000,XP)
 インストールはCD-ROMを入れると自動的にオートランし、日本語又は英語でインストールすることができるので 日本語の指示に従って簡単にインストールすることが出来ました。(インストール方法の簡易マニュアルは付属します)
解説書が電子マニュアルになっているため、解説書が付属していません。 問題は、インストール後の操作方法がweb形式の電子マニュアルのため、操作方法がすぐにわからない点でした。 電子マニュアルを順番に読んでから操作すればいいのですが、まずプロポの設定方法で戸惑いました。同じパソコンの画面上で見なければならないので慣れるまでは使いづらく感じました。
プロポの設定までは簡易マニュアルに入れてもらいたいものです。
プロポのキャリブレーションはリアルフライトやCSMと比べると既存のプロポを選ぶ形式でないため少し面倒です。
REFLEXはCSMソフトと同様にプロポ側でピッチ/スロットルカーブなどの設定が必要です、リアルフライトのようなソフトウエアラジオはありません。
ヘリはガバナーモードで使用することが基本設定になっています。ガバナーをOFFにしてプロポ側でスロットルカーブを入れて使うこともできますが良い感じに設定するのが難しく感じました。

景色はリアルフライトと比べるとシンプルです。建物や木など邪魔なものがほとんどありません。CSMをすこし良くした程度です。
機体の表示位置ですがヘリのホバリングではCSMのように中央の上側に表示されホバリング位置が確認しやすく見やすいものとなっています。しかし上空飛行では、ほぼ中央に表示されるため地上との位置関係がわかりづらくなっています。 ヘリのホバリング練習には良いと思います。全般的にREFLEXのヘリは実機よりすわりが悪いので入門者の練習にはそのままでは難しいようです。
飛行機ではほとんどが上空の為、地上との位置関係がわかりづらく風景がシンプルなせいもありRUNWAYにもどるのが慣れないと難しく感じました。

機体のデザインでは京商の機体(ヘリはキャリバー1機のみ)はデザインも良く描かれていて良い出来ですが、それ以外の機体は2-3色の配色でいたってシンプルです。見栄えはあまりよくありません。CSMを少し良くした程度です。
特徴的なアイテムとして空にラインを表示することができるので上空飛行の目安とすることができるようになっています。また、画面表示モードでスムースモーションをセレクトするとフレームレートが自動的に設定されて滑らかなシミュレーションになります。 リアルフライトには無い機能です。フレームレートが一定になり表示する木などが多くなってもギクシャクした動きにならないようにしています。その代わりフレームレートは下がります。
カメラ・スラッジネス機能ですがあまり有効なものとは感じませんでした。
機体の表示方法ですがリアルフライトG2のように「LOOK AT GROUND」が選べるようになっていれば良い物となったでしょう。

機体の特性は飛行機では失速しやすく、ヘリは座りが悪いので操縦が難しく思います。XTRになってだいぶ改善されて同じ機体を選んでも操縦しやすくなっています。
もし貴方のパソコンがREFLEX XTRのスペックを満たしているならXTRにアップグレードしたほうが良いでしょう。

(注)画面表示は16ビットまたは32ビットカラー表示ができること、24ビットカラーでは作動しませんでした。
参考:ラジコン技術 2003年4月号 P158にリフレックスの記事が載っています。

Reflex ver4.03.0を試用してみました
(注)現在(2006/6/28)はダウンロード・サービスは終了したようです、ダウンロードすることができません
 このソフトはドイツ製でメーカーのサイトから新しいバージョンのREFLEXをダウンロードすることが出来ます。
バージョンは 4.03.0(down load size 21.880kb)です
作動条件としてDIRECTX 8.1以上がインストールされている必要があります。遅いCPUや遅いビデオカードでは能力を発揮できません。

ダウンロードするには登録が必要です。他のメーカーと異なる点はショッピングの形を取りダウンロードする点にあります。ショッピングカゴにダウンロードするアイテムを入れ 購入するように操作していきます。最後に料金がゼロ(0.00EUR)、フリーダウンロードを確認してダウンロードします。

インストールする前に4.02.0の古いバージョンはアンインストールします。 ダウンロードしたファイルは自己解凍型のファイルなのでダブルクリックでインストールできます。 インストールはドイツ語で表示されるのでわかりづらいですが前のバージョンと同じ操作をしていけばインストールできます。 スタートメニューにアイコンが表示されているのでそこから実行します。最初、ドイツ語で表示されているので言語を英語に切り替えます。(ドイツ語又は英語を選べる)
英語のメニューになりますが、操作は機体の選択以外は前のバージョンと同じなので問題ありません。

新しい機体が追加されていて見栄えも良くなっています。ローターの表示、陰の表示、排気の見え方が改善されリアルフライトのようになり良くなりました。ただし風景シナリーはそのままです。
わたしのパソコンはwindows98SEですが、インテル815チップセットのオンボードグラフィックを使用しているパソコンでは4.03.0はエラーが発生してインストールできませんでした。DIRECTX 8.1に対応していないときはインストールできないようになっていました。
GeFORCE4 TI4200のグラフィックカードを使っているもう一台のパソコンは正常に作動しました。
パソコンがDIRECTX 8.1に対応していたら迷わず4.03.0にバージョンアップしたほうが良いでしょう。フレームレートも上がり機体も良いものとなります。

Reflexのメーカーサイト

日本語ヘルプを4.03.0で使おう
 バージョン4.02.0を削除する前に"PROGRAM FILES"の"REFLEX"フォルダーから"japanese.hlp"という日本語ヘルプをコピーして他のフォルダーに入れて保存しておきます。
4.03.0をインストール後、"REFLEX"フォルダー内の"english.hlp"を削除し、ここに4.02.0からコピーした"japanese.hlp"を入れます。
次に"japanese.hlp"を"english.hlp"と名前を変更します。
これでヘルプを使うときは日本語ヘルプを表示することができます。

** 参考:"japanese.hlp"内の"index.htm"にショートカットを作っても良い **

メーカーサイトから新しい機体をダウンロードしよう
 ユーザーやメーカーの作った新しい機体がメーカーサイトにあるので4.03.0をダウンロードした方法と同様にダウンロードすることができます。 バージョン4.02.0用と4.03.0用があるので注意が必要です。4.03.0用は4.02.0には使えません。4.02.0用を4.03.0に使うことは出来ます。



最近追加された、V4.03.0のラプター50とBK117の写真ですが外観、ローターヘッド周り、機体内部など非常に細かいところまで表現されています(写真をクリックすると大きな写真が見れます)
リアルフライトG2よりも見栄えの良い機体となっています。

最新バージョン REFLEX XTRの紹介
<追加>京商からREFLEX XTRアップグレードCDが発売されます。インターフェイスは京商REFLEXの物を使えるのでこのCDでXTRを楽しむことができます。
Reflexのメーカーサイトから最新バージョン 「REFLEX XTR」が発売されました。日本では2004年11月に発売されるようです
風景シナリーが大幅に改善され写真からの風景が表示されるようになりました。 その為、CPUは1200MHz以上のペンティアム4及びグラフィックカードはAGP×2以上、VRAM32MB以上、directX 8.1以上対応のカード(128MB DDR RAMがあるGeforce 5900 UltraカードかRadeon 9700 Proカード推奨)
作動条件は非常に厳しいものとなっていますが、すばらしい出来栄えになっています。
新しい写真によるシナリーはパイロットポジションが変更できません、その代わりVer 4.03.0のものも入っています。この場合は自由にパイロットポジションが変更できます。

REFLEX XTR



インターフェイス分解と配線の修理
インターフェイスが認識されなくなったのでケースを分解してみました
以前からインターフェイスケーブルとケースに遊びがありぐらぐらしていたので不安に思っていたところ案の定、ケースを開けたら、はんだ付けされた配線が基板から取れていました。
黒い配線が取れていました。白い配線は今回写真を撮るために動かしているうちに取れてしまいました。前回修理時に結束バンドを1本追加してあまり動かないようにしましたが又切れてしまいました。これで2度目です。
動かないようにする工夫が必要です。分解したついでに表側の写真も撮ってみました



インターフェイスのケーブルを動かないようにする

いくら直しても又、配線が切れるのでケーブルが動かないようにするため、シリコンチューブを切って巻きつけました。これで動かなくなりました。
この欠陥でインターフェイスが新しくなったのかな?




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