京商版 REFLEX XTR について (Ver. 5.01.0)

(作成04/10/17 更新2019/10/5 ビスタへの対処方法その3を削除した)   from2007/09/20 

REFLEX XTR(Ver. 5.01.0)の動作条件

 1、CPU 1200MHz以上のペンティアム4又は互換CPU、メインメモリー256MB以上
 2、ビデオ・カード ハードウエアでdirectX 8.1に対応するカード、AGP×2以上、VRAM32MB以上
   推奨カード 128MB DDR RAMがあるGeforce 5900 UltraカードかRadeon 9700 Pro
 3、ハードディスクの空き容量 1GB以上
 4、USB ポート 1.1又は2.0
 5、対応OS WINDOWS98,ME,2000,XP

最も重要なのはビデオ・カードの性能です、オンボードタイプのビデオやノートブックタイプのようなパソコンでは動かないと思ってください。VRAMは64MB以上は必要です。メインメモリーも512MB以上は必要です(win98の場合パノラマ・リゾリューションを上げなければ256MBでもOK)
このソフトについてくるdirectXはdirectX9です。まだアップデートしていなければインストールする必要があります。グラフィックカードも最新のドライバーを入れないと表示されないときがあります
デフォルトの風景シナリー(背景)は写真をもとにした風景シナリー(背景)でパノラマ・リゾリューション(表示解像度)も非常に大きなサイズとなっているため、グラフィックカードの性能が良くないと画面が出てもほとんど動かない状態になります
画面が表示される場合はシナリーからパノラマ・リゾリューション(表示解像度)を変更して4080×2048にしてみてください
画面が表示されない場合はシナリーからREFLEX標準背景(旧バージョンの背景)を選んでみてください
動きが悪い場合はシミュレーションの画面表示モードを変更してウインドー表示モードからフルスクリーンモードに変更し画面サイズを小さくしカラーを16ビットにします。
(2013/8/30 追記) 現在、WINDOWS7のノートパソコン(corei5 2430m)を使用していますがパソコンの性能が向上してるので問題なく作動しています、ただしCPU FANは高速で回転しています。


REFLEX XTR(Ver. 5.01.0) WINDOWS VISTAへの対処方法

(2007/11/01UP 2010/10/28更新)
対処法その1
旧バージョンのREFLEX XTR(Ver. 5.01.0)はWINDOWS VISTAでも正常に働くそうですがインストローラーがVISTAに対応していないため、正常にインストールできません
REFLEXのHOME PAGEのサポートにWINDOWS VISTAへの対処方法が書かれています。
簡単に説明すると
XPパソコンにインストールされたREFLEXのファイルをホルダーごとネットワークやメモリーステックを使ってVISTAパソコンにコピーしなさいと書かれています。 後は読み書きを許可してREFLEX.EXE(アプリケーション・ファイル)へのショートカットを作ればよいとなっています。

一般的なプログラムはパソコンのレジストリーにプログラムの一部を書き込んでいるため、ホルダーをコピーしてそこから作動させようとしても働きませんが、 REFLEX XTRは単体で作動することを意味します。
試しにUSBフラッシュメモリーにホルダーごとコピーしてUSBフラッシュメモリーから直接実行してみました。VISTAパソコンを持たないのでXPパソコンで試してみましたが全く問題なく作動しました。
先日、VISTAパソコンで試す機会があったので同様に作動することを確認できました(2008/01/23)
対処法その2
京商ホームページのサポートにVista対応ソフトが掲載されていました。
http://www.kyosho.com/jpn/support/faq/air_reflex/13.html
Vista用のプログラムをダウンロードしてインストールすることにより、作動するようになるそうです。ただしバージョンは5.01ままです。(2010/09/21)

対処法その3 (2019/10/05 ダウンロードできなくなったので削除!!)
アップデート版でないフルバージョンのREFLEX XTR5.03(vista対応 英語版&ドイツ語版)をダウンロードできるsimwerkというドイツのサイトがあります。 これをインストールして使う方法もあります。ただし日本語には対応していませが機体やシナリーが追加されていてアップデートの必要もありません。(2010/10/28記述)
simwerk


登場機種 ヘリ

京商のホームページには京商の機体の名前しか載っていないのでここで紹介します
REFLEX XTRになってテクスチャーを貼り付けていないシンプルな機体はすべて削除されています
リアルフライトのような見られる機体は京商リフレックスではキャリバー30だけでしたがXTRになり大幅に追加されています
機体の見栄えは非常に良くなっていますがその分重たくなっています(フレームレートが落ちます)

機体名:EC-135,EC-135 ADAC,BK-117,BK-117 SPACESHIP,ROBINSON R-22,THREE-D-NT,RAPTOR30,RAPTOR50V2,JOKER,LOGO10,EOLO SPIRIT,CALIBER30,EP-CALIBER M24

登場機種 飛行機

ほとんどが京商の機体です
この他に電動の機体があります。

機体名:KATANA,BLERIOT,P40,SPITFIRE,GEE BEE,PITTS,T33,F86 SABRE,TEXAN,TIGER MOTH,FLIP 3D,SONIC 2,SAURIS,TRAINER 40

インドア・シナリーに含まれる軽量電動機
機体名:Shock-Flyer EDGE,MAD FLIGHT,EDGE-TREME,MONSOON,ROCK

風景シナリー

REFLEX XTRの最大の売りである実際のR/C飛行場の写真をもとにした5ヶ所の風景シナリーと旧バージョンの風景シナリー(REFLEX標準背景)があります
この他に京商版にはインドアシナリーが含まれます。

飛行機は滑走路の凹凸や芝の長さにより脚を取られます、その為フレームレートも落ちるのでパソコンの能力によって飛行場を選ぶ必要があります。
フレームレートをコントロールして一定の値にする「スムースモーション」機能はデフォルトでオンになっています。パソコンの描画能力が低い場合などはシミュレーションの設定で「V-Sync」(スムースモーション)をOFFにした方が良い場合もあります。 この場合、最大フレームレートの設定を初期設定では500fpsになっているので下げて無駄な描画をしないようにします。いろいろ変更してみて一番よい値を見つけてください。
私は滑走路が比較的滑らかで滑走路の正面に林がある”FTG Borstel-Hohenroaden e.V"をよく使っています。 林があるおかげで高度の目安にもなります。



写真をもとにした風景シナリーではパイロットのポジションを変更することができません。
旧バージョンの風景シナリー"REFLEX scenery with selectable pilot position"(REFLEX標準背景)では従来どおり変更することができます。
飛行場によっては実際の飛行場と同様に飛行禁止区域が設けられています、そこに入ると終了します。
パノラマ・リゾリューション(表示解像度)は4種類から選べます
4080×2048、6120×2048、8160×2048、8160×3060
ビデオ・カードの能力やメインメモリーの量に合わせて選ぶと良いでしょう
私はCPU CELERON 2.0G 、メモリー 512M 、ビデオカード GF4 Ti4200 64を使っていますが機体によっては4080×2048しか満足に表示することが出来ませんでした(ギクシャクしないで見られる表示)
(現在はPEN4 2.4G メモリー 1Gに変更したので大分よくなりました。キャッシュの少ないCELERONは3D表示には適していません)
モニター(液晶15インチ)の解像度は1024×768ピクセル、16ビットカラーを使用していますが4080×2048でも充分な解像度で見られます。パノラマ・リゾリューションを上げてもあまり違いはわかりませんでした。

インターフェイスの変更

REFLEXインターフェイスはXTRになって変更されています。変更理由はプロポに対するアダプターが沢山あり接触不良のトラブルが増加した為とあります。 従来のインターフェースと互換性があり、以前のREFLEXインターフェイスでもXTRで使用することができます。
新しいインターフェイスはUSBインターフェイス部分とプロポに接続するケープル部分が分離されていて電話に使われているウエスタンソケットで接続されます。 従って、REFLEX XTR購入時はプロポのケーブルを指定する必要があります。コネクターの異なる他のプロポを使う時はケーブルを別途購入する必要があります。



送信機の調整について

最近ではほとんどの方が6ch以上のコンピュータプロポを使われていると思います、プロポにREFLEX用の機体メモリーを新たに設定します。もし他のモデルから変更する場合は必ず初期値に戻してから、設定を行います。 モジュレーションはPPMです。取扱説明に従って「キャリブレーション」、「チャンネルの割り当て」を行います。指示に従ってスティックやスイッチを操作していくと自動的に割り当てられますがマウスを使って マニュアルで割り当てたほうが確実です。
「チャンネルの割り当て」を行うときに「チャンネル表示」(F8)で各チャンネルの値を表示しながら行います。 スティックを操作すると値が変化するので確認しながら「チャンネルの割り当て」ができます。
機体を選びシュミレーションをスタートし機体の各舵が正しい方向に動くことを確認してください。
「チャンネルの割り当て」が終了したならスティックやスイッチを操作して値を確認します。 フルに操作したとき100%、-100%になるようにプロポ側のトラベルアジャストで調整します。 ニュートラルはもちろん0です。この調整を行わないと正しい舵角やピッチが得られません。取扱説明では100% ± 8%に入らないとき調整するように書かれていますが必ず調整してください。
左の写真はスティックをフルに操作した時のスクリーンショットです。


JRプロポ X2720 「チャンネルの割り当て」設定例 07/09/20UP
 私の使用しているX2720のチャンネルの割り当てです、X2720はメモリーが20機分あり、余裕があるのでプロポ側は飛行機用とヘリコプター用のメモリを設定して使い分けています。 ヘリのオートローテーションSWの割り当ては一応、7CH(AUX2)に割り当てました。ちょっと使いづらいですが割り当てるCHがここしかないのでここにしました。 オートローの練習はプロポ側の設定を使ってガバナーを使わない機体で練習するので、このSWはほとんど使用していません。
飛行機用の設定は1種類でいいのですが、ヘリの場合はメモリーに余裕がある人はガバナー機用(reflexの標準設定機用)、ガバナー無し機用(自分でパラメータを変更した通常練習に使う機体用)などの設定をして使い分けると良いでしょう。 リアルフライトのようにソフトウエアでピッチカーブやスロットルカーブを設定できればプロポ側で何種類もメモリー使わなくても良いので使いやすいのですが。



ジャイロの種類と感度切り替えSWについて

ジャイロの種類は3種類あり感度切り替えをSwに割り当てた場合異なった結果になります
・メカニカルジャイロ&振動ジャイロ
 チャンネル表示で「+側」に切り替えたときは感度は「HI」になります
 チャンネル表示で「-側」に切り替えたときは「LOW」になります
 従ってチャンネル表示で「-100%」の場合は感度0になるのでSwの切り替えはジャイロを切ることになります。

・ヘディングロックジャイロ
 チャンネル表示で「+側」に切り替えたときヘディングロックジャイロとして働きます
 チャンネル表示で「-側」に切り替えたときは振動ジャイロとして働きます
 (日本語ヘルプの解説で「ヘディングロックジャイロは異なった反応をします」と言う記述が抜けています)



トルクトレーニングについて

REFLEX XTRには他のR/Cシミュレータには無い、フライト・トレーニング・メニューとしてトルク・トレーニングがあります。 ファンフライ機でトルク・ロールの練習をされる方は非常に効果的なトレーニングができます。 機体が立った位置から練習のスタートができ、正面(上面)、背面、右面、左面など練習したい向きから始めることができます。 このトレーニングを使わず通常のシミュレータで練習をした場合、機体を立った状態に持っていきホバリング状態まではすぐに練習できますが機体が回りだすとそこで姿勢を 崩しなかなか上達していきません。このトレーニングを使うと自分の不得意な面の立った状態から練習を開始でき非常に効率よく練習ができます。 私もこのトレーニングメニューによってトルクロールができるようになりました。
不得意な向きで少しずつ操作できる舵を増やしていき、どの向きからでも垂直ホバリングが安定してできるように練習していきます。



参考 REFLEX XTR UP DATE

現在までに次のようにアップデートされています
・XTR 5.01 Indoor Update(京商版REFLEX XTRは5.01でこのバージョンです)
1. エレベータ、エルロン、ラーダーのエクスポネンシャルをモデルパラメーターで設定できるようにした
(Exponential for elevator, aileron, rudder and tailrotor. The settings are stored with the Model parameters, and allow the usage of expo functions with regular non-computerised radios.
2. New Physical parameters Inertia at RPM increase and Inertia at RPM decrease for simulation of very agressive or rather slowly acting drive systems (turbine/ducted fans).
3. Models can be flown closer to the pilot without stopping the simulation.
4. The security zone now ends at 7 m. It will still be visible but the simulation will not stop above 7 m.
5. New aircraft.
6.<重要> シナリーを作るパノラマ・イメージ・ファイルでJPEGをサポートした(JPEG support for panorama image files).
7. New Roedinghausen indoor scenery is available now.

・XTR 5.02.01 Slope Soaring and F3C Update
・・4ヶ所のシナリーを追加(Sportschule Bitburg (F3C EM 2004)、 Rotes Kliff (Kamen Sylt)、 3D Masters for helicopters (University College in Northampton, England) )
1. New scenery: Sportschule Bitburg (F3C EM 2004) The F3C European Championship 2004 was hosted by Sport School Bitburg. It is an F3C training site at competition stage.
2. New Slope Soaring Scenery: Rotes Kliff (Kamen Sylt) Rotes Kliff (Red Cliff) is located in northern Germany on the island of Sylt, close to the Danish border. The island faces the North Sea and it's the weather condition that shaped the island to what it is today. You will find slopes and cliffs at white beaches. Red Cliff is about 20 meters high (68 ft) and this scenery simulates typical westerly winds. Use Modify simulation params to change settings. By default, 3.5 bft is reasonable for regular gliders.
3. New scenery: 3D Masters? for helicopters (University College in Northampton, England) The campus offers a wide variety of services to make it an unforgettable event. 3D Masters? is a legend already and a very attractive magnet for the best flyers, tomorrows best flyers and the spectators who just want to join the atmosphere.
・・<重要>ファイルサイズを縮小するJPGファイルに圧縮したモデルファイル(MODファイル)をサポートしました、インターネットでの配布を容易にしました。
The model appearance file now supports JPG files which reduces the file size dramatically. Model files now are much smaller and allow easier distribution in the internet.
・・新しい機体の追加
High performance sport gliders by Franken Modellbau
Sport gliders, EP gliders and wings by Icon-Modelldesign GmbH
Scale gliders by Krick Modellbau
Gliders by Tangent Modelltechnik GmbH
Sport aircraft by Daddy’s Finest and KYOSHO
Scale aircraft by eurolight
Indoor aircraft by Jomari and mamo-models
Shuttle Sceadu Evo & SST-Eagle Freya helicopters by HIROBO
3D helicopter by HENSELEIT HELICOPTERS
Scale helicopters by CENTURY
・・New RMK version 2.341 with usability enhancements
・XTR 5.02.02 Arizona Model Aviators Field Update
注意: version 5.02.01 をインストール後にVersion 5.02.02をインストールしてください。
(Version 5.02.02 update requires installation of version 5.02.01 first)
・・New USA scenery Arizona Model Aviators
・・Modifications in helicopter physics for rotors in vertical positions
・・Pitch minimum for autorotations can be set to less than -8°
・・Extended MOD format to support RGB values for spectacular highlights technology
・XTR 5.03.0 STEP 1 ほとんどver. 5.04と同じになります
メニューが新しくなったので日本語メニューに対応しなくなり、日本語で使用した場合エラーとなることがあります

・・機体を選ぶ時プレビューで機体を表示する(Display of preview images in the Model selection dialog. )
・・シナリーを選ぶ時プレビューで飛行場を表示する(Display of preview images in the Scenery selection dialog. )
・・4ヶ所のシナリーが追加された(4 new sceneries: AMA (Muncie), Hahnweide (Kirchheim/Teck), Mill Hill (Shoreham) und Propnuts Las Vegas.)
・・4機の機体が追加された(4 new models: BO105 from Graupner, Indian Spirit indoor and Indian Spirit outdoor from AEROart-Electric-Models plus PITTS SPECIAL from Robbe.)
・・上記以外にRMKがUPDATEされVer 2.416になります(RMKについては記載無し)。


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