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雲南省の少数民族

7月3日(水)〜11日(木)

 

    

 中国全体では55位の少数民族がいるそうですが、雲南省はその内二十数種の少数民族が住んでるそうです。これらの少数民族の中には風俗習慣がどこか昔の日本を思い出させる民族もあることから、きっと日本人のルーツの一つではといわれているそうです。 幾つかの部族は固有の言葉や文字を持っていて、中にはナシ族のトンパ(東巴)文字のように、今でも象形文字が使われているというのには驚かされました。 

 街や村で行き会った少数民族の衣装を着けた人々や、土産を売る人たちをスナップしてみましたが、残念ながらどの衣装がどの民族のものかは判別できません。 中には2元で写真を撮らせてアルバイトをしてるけなげな子供達もあちこちの観光地で見かけました。 

(中国政府は少数民族保護政策として福祉・教育面、および伝統文化継承面での優遇処置をとっているそうです) 

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麗江古城の子供達

 

世界遺産に指定されたお陰で不便でも古い街並に住み続ける少数民族。 観光客のカメラに向かってポーズをとる子供達の屈託の無い笑顔が可愛かった。

刺繍する女性

    

立ち並ぶ店先では必ずと言っていいほど往来する観光客には目もくれず、店先で一心に仕事をする女性の姿があった。 そういえば男の姿はあまり見かけない。聞いたら少数民族の男は怠け者なんだそうだ。 

   

ミャオ

苗族の手芸品店

 

細かい刺繍をほどこしたネクタイや袋物を並べた苗族の店。この店先にも座って刺繍の手を休めずに働く女性がいる。 この古い街並にはいろんな種族の店が連なっているのだ。

ナシ     トンパ

納西族の東巴文字

店の壁に貼られた東巴文字の一覧表。 何の店かと思ったら納西族の印鑑屋さんだった。この東巴文字は、今でも生き続けている象形文字というから驚きだ。

   

貸衣装のアルバイト

     

訪れた雲杉坪。毛皮を被った女性が多い。この被り物、レッサーバンダの毛皮だそうだ。 希少保護動物だけに、観光客の記念写真にと5元で貸していた。 あまり借り手がいないのか、3元・・2元とディスカウント、けなげな勧誘にホロリ・・・。

一緒に写真撮ろうよ〜!

    

中国有数の観光地虎跳峡。ここで民族衣装を纏い、微笑みながらVサインする可愛い幼子に出会ってパチリ。 実はこれが大きな勘違い。2元で一緒に写真撮ろうよ〜!と言ってるのだと気付き、悪いことしたと後悔しきり・・・。

       

花摘みする婦人

    

納帕海近くの集落の周りは花で埋め尽くされていた。

道端で花摘みをする人の姿に、花を愛でる心には変わりは無いのだと嬉しくなる。 

観光馬方さん

     

納帕海も中国国内の観光客が大勢訪れる観光地。 客を乗せて牧場を巡ったり、一緒に写真を撮らせて商売繁盛のようだった。  

   

薪を背負う婦人達

背中に山ほどの薪を背負って降りてきた人たちに出会った。遠慮して遠くから撮ったのだが、近くで顔をあわせたら、にっこり笑う若いご婦人方だった。 

ホテル前の立ち話

 

標高3200mの徳欽の街。全身を民族衣装で包んだお年寄りがホテルの前で立ち話。 若い人はほとんど洋服。 体の一部にそれらしい色彩鮮やかな飾りをつけているだけだった。

   

竹籠を背負う婦人

 

こちらではこの竹篭を背負う婦人をよく見かけた。 山坂だらけのこの地では、これが買い物籠なのだろう。 よく見るとこの籠は竹製ではなくてプラスチックを編んだものみたいだ。 

弦子舞 (Dance of string)

     

中甸のチベット族の家庭で民族舞踊を見せてもらった。

逞しい青年が弦楽器を奏で唄いながら踊る勇壮な舞は、どこか日本の獅子舞に通じて懐かしい。

   

チベット族の踊り

    

家族全員で唄いながら、大黒柱の周囲を踊り巡る様は、まるで盆踊りのようでもある。 唄の旋律もまた日本人には違和感が無いから不思議だ。 

おもてなし

      

踊りを鑑賞する間、テーブルに並べられたバター茶や麦焦がし、それにチーズケーキや麦クッキー、それにカリントウのような茶菓子のもてなしが珍しかった。乳製品はヤクの乳だと!

  
  

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雲南省の美しい景観

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 咲き乱れる高山植物(1)

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咲き乱れる高山植物(2)

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