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レム・レム -5- VS メロンパークでの攻防
「なんだあの怪獣は。」
僕にはよく見えないみたいだが、キミドリさんは臆面もなく大声を上げた。。
ドクターキミドリは焦っていた。
「少年、さいころを持っていないか。」
「ないよ。」
「1/6乗消滅光線銃で応戦だ。」
この光線銃は1/6乗の確率で怪獣を消滅させる、とんでもない兵器である。
「さいころが無いと打てませんか。。」
「そんなことはない、私なら暗算だ。」
「あのデジアナザウルスめ、オレンジシティに染み込んでしまって大変だ。」
「撃ってみてよ。」
「まあ、そう慌てるな。」
例えば3回目で当たったなら、25/218の確率で消滅する。」
「何言ってるの。」
「打てば打つほど存在する確率が大きいビームって何。あと、」
「うるさい。」
「大事なのは期待値だ、最初に当たれば100ダメージが期待できる、そして消滅だ。」
「何回目で当てればいいの。」
「最初のビームに決まっているだろう。」
「キミドリせんせいのばか。」
「さいころ要ると思うかい。」
どうするんだ。
「はやくしないと、その頭の中のさいころを使っちゃうぞ。」
「ないけど。」
「よし。」
「頭のさいころにコネクト。」
「ここまでの説明でルールは分かるな。」
突然のルールである。
会話をよく読んで、攻略していただきたい。
それでは実践である。
「弱点、3、2、1、2、3、6、2、6、6、1」
「どこ。」
「少年、どうだった。」
「デジアナザウルスがXTビルの方へ向かったよ。」
「よし行くぞ。」