宵明けの上空に -10- 伏線の回収

  




ガレージでフィッシュ・ジェットを横目にハントがちろちろと映る。
フィッシュ・ジェットに食物を運んでいるらしい。
長い目で見て要領のいい大きさのケースだ。

「ほれ、答えが出たんですから手伝ったらどうです。」

いつの間にかハントがそばにいた。

「そうだね。」

宵明けの錬金術師とでも名乗ろうか、そう思っていた。