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 「近い将来、首都東京の直下で地震が発生する。」 こんな話が世間を騒がしています。よくよく話を聞いてみれば、「今後30年の間に、震度6以上の地震が起こる確率が100%だ。」と、政府の地震調査委員会が発表した。(2018.6.26) しかし、確率と言う言葉は、1%でも当たることはあるし、99%でも外れたからと言って誰にも責められない。ましてや、30年も先のことなど、だれも信用していないし、気にもしていない。その時になってみなければ、みんな忘れてしまう。一般人はそんな感覚でいるのではないのだろうか?

 しかし、「天災は忘れたころにやってくる。」 「備えあれば、憂いなし。」 私たちは、そんな天才に最低限守らなければないないことはなんであろうか? 

 この天災が起きる周期などない。あるとすれば、天文学における周期性をもっと詳しく調べれば、地球の上で起きることは、ひょっとして・・・・・、という気がしないわけでもない。

 天文学的な周期、小惑星の大接近、彗星の到来、惑星直列に始まり、太陽の黒点周期、プレートの動きの速さ、地球の歳差運動など、銀河系の回転周期など、人間の人生よりも長いものは、いくらでもある。天災にあい、「こんなことは生まれて初めて」、とか、「これまでに経験したことがない」 などと科学は言い訳するが、人間の視野の狭さ以外の何物でもないのではないか。

 それはともかく、既に40年も経過したが、ここに、1977年に石橋克彦氏の発表した、「駿河湾地震説」に関係した説明を紹介したい。

 

 

   大変、貴重な資料であるが、あれから40年経過し、それがどうであったのか、何を予測したのか、学問的な分析を期待したい。それが、もっと高い確率の地震予測に繋がるのではないかと思う。

 

地震予知はまだまだ未知の世界だ。地震が、地球という物体の構造破壊と考えるならば、一度破壊したものは、構造変化を起こしていると考えると、その再現性は極めて乏しい。そこに、周期性を求めることは無理かも知れない。しかし、これを克服していこうというのが我々の願いであるし、また、我々には、その知恵を授かっているのかも知れない。努力は不断にすることが必要だ。地震学者には是非、地質学を地球規模だけではなく、天文学的な力学の分野にも目を向けてほしい。

ここでは、地質学にも、また、地震学にもまったくの素人が、趣味の範囲で地震について勉強してきた内容をまとめてみたい。

とりわけ、未だ、復興作業が十分でない、東北大震災に関連して日本海溝付近で発生する地震について考えてみた。

 地震はどうして起きる

にその一部をまとめたので、紹介したい。