「鬼来迎」


 横芝光町虫生地区の広済寺に伝わる仏教劇です。昭和51年に国の重要無形文化財に指定されました、始まりは鎌倉時代に迄遡る様です。毎年8月16日、広済寺での施餓鬼会後に特設の舞台で、仮面をつけた地元の人達によって演じられています。保存会の会長さんの挨拶があり「鬼来迎」が始まります、幕が開くと、塩ふりが舞台を清める、閻魔大王、倶生神 が登場します。暑さで衣装の喉あたりが濡れております。続いて登場する鬼婆は、抱き上げた乳飲み子にほえかかり「虫封じ」をしてくれます、今年は16人殆んどの子供が泣いおりました、虫封じが終わると猛々しく赤鬼と黒鬼が登場。引き立てられてきた亡者(演者は男性、役は女性)は、生前の行いが悪く、地獄行きに決定。二幕は河原、幼い亡者たちが鬼に責められていると、地蔵菩薩が現れ、子供達を助けてくれます、三幕は、釜ゆでの場面。最終幕は赤鬼、黒鬼によって、亡者が死出の山へと追いやられます。そこに観音菩薩が現れ、亡者を救い出してくれます、舞台下から卒塔婆が、その塔婆を黒鬼が手に取り「・・・成仏いたせしか」と言って投げつけ劇は終了です。一度は見ておきたいと思っておりましたが、とにかく「暑い」です。


 栗山川流域遺跡出土「丸木船」

 品質・形状/椋木、法量・寸法/全長745㎝、幅64~75㎝、深さ30cm推定年代/約5,500年前(縄文時代前期末)千葉県多古町多古の栗山川流域遺跡群は,島地区を中心として、栗山川とその支流である多古橋川及び借当川の合流域に広がっている、以前から丸木舟の多く出土する所として知られており,これ迄も、幾つか確認されているが,この丸木舟はほぼそのままの形で出土した貴重な例です。全長が745㎝と過去の出土例の中では最大級で,表面には製作痕跡を良くとどめており,当時の製作方法を知るための貴重な資料である。年代は今から約5,500年前,縄文時代前期末にあたり,最古級の丸木舟である。縄文時代前期は,現在よりも気温が高く海面が上昇した「縄文海進」といわれる時期で,内陸まで海が及んでいたと考えられている。
      「多古町コミュニティプラザ」展示ケース資料からの引用


 「牛久大仏」
阿見アウトレット駐車場から

 牛久大仏(正式名称:牛久阿弥陀大佛)は、日本の茨城県牛久市にあるブロンズ(青銅)製大仏立像で、全高120m(像高100m、台座20m)あり、立像の高さは世界で3番目、ブロンズ立像としては世界最大。
浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られた。
1989年に着工し、1993年6月に完成した。浄土真宗東本願寺派の霊園である牛久浄苑のエリア内に造られた。その姿は同派の本尊である阿弥陀如来像の形状を拡大したものである。
全高120m(像高100m、台座20m)を誇り、奈良の大仏(像高14.98m)が掌に乗り、ニューヨーク州にある自由の女神像(全高93m、手を掲げた姿勢の像高46.05m)の実質的な像高(足元から頭頂までの高さ33.86m)の3倍近くの大きさである。阿見アウトレットの駐車場から見えた「牛久大仏」です。


 「雄翔館」
茨城県阿見町

 昭和43年に開館。建物は航空母艦を模して建造、予科練出身者の遺書や遺品が展示保存されている。国難に殉じた若人の貴重な歴史記念館である。正面玄関右側には「山本五十六」の銅像があり、予科練の戦没者1万9千人の霊璽簿を納めた「予科練の碑」を表面にした庭園「雄翔園」が館左側に、園正面には予科練の碑を配し、中央の芝生は桜の花びらを、芝生廻りの敷石は錨を、芝生の中の7つの石は7つボタンをかたどり、また全周に池を配置、外縁は日本列島を形取り作られています。
予科練とは「海軍飛行予科練習生」及びその制度の略称で、海軍がより若いうちから基礎訓練を行って熟練の搭乗員を多く育てようと昭和5年に教育を開始、14歳半から17歳までの少年を全国から試験で選抜して搭乗員とし基礎訓練するもので飛行予科練習生度始まって終戦までの15年間で約24万人が入隊し、うち約2万4千人が戦地へ赴きました。予科練に志願した昭和の少年たちの姿を展示する「予科練平和祈念館」も近くにあります。


 「第八回再生可能エネルギー世界展示会」

 再生可能エネルギーの展示会、早いもので第八回となりました、温暖化対策として推進されてきた再生可能エネルギーは、原発問題も含めて、それらの対応として早急な普及が望まれているが、現状、種々の課題も山積している。2012年現在水力発電を除く、総発電量に占める割合は1.6%。東京ビックサイト会議棟から見た、展示棟です。東京国際展示場は、中央区晴海にあった東京
国際見本市会場を1996年に移転し、現在の東京国際展示場となった。2012年現在、日本最大のコンベンションセンターである。竣工: 1995年10月、敷地面積: 24万 m2、延床面積: 23万 m2、総展示面積: 8万 m2 (日本最大)、総工費: 1985億円


 「第七回再生可能エネルギー世界展示会」


 再生可能エネルギーの展示会です、展示品は「太陽光発電、風力」が主ですが、以外に太陽熱利用、バイオマス、水素・燃料電池、海洋エネルギー、地熱等関連機器も展示されていた。卒原発、脱原発とエネルギーの議論が盛んですが、また、地球温暖化の対応エネルギー、原発に替るエネルギーとして「再生可能エネルギー」は残念がらまだ替り得るだけのエネルギーには至っていません。しかし将来を見据えた技術の進展を期待したい。会場の六ヶ所村のブースに「国際核融合エネルギー研究センター」のパンフがあった、第一世代の核融合炉はまだトリチウムを使用し完全な「クリーンエネルギー」とは言えな様ですが、放射性廃棄物を出さない技術が完成すれば素晴らしい事とは思う、しかしだいぶ先の先の様である。


 「フジテレビの球体展望室」


 当時はレインボーブリッジやゆりかもめはおろか、臨海副都心線さえ開通していなかったことや、都心からも遠いこともあり、台場移転案に消極的であった。
1997年3月10日に、東京都新宿区河田町から港区 (東京都)港区お台場台場のFCGビル(通称:フジテレビ本社ビル)に移転。新社屋の設計は『丹下健三都市・建築設計研究所』、施工は鹿島建設。費用は10年間で実に数千億円に上ったという。
写真は25階の、フジテレビの球体展望台、愛称は「はちたま」の直径は32メートル、球体展望室「はちたま」からは天気の良い冬の間には富士山も眺めなれるなど、地上100mからの臨海パノラマが楽しめる。
 
 「神話の国出雲」の展示会。

 出雲は、大量の青銅器群が発掘され、この地が古代の青銅器大国であったことが知られるようになりました。2000年に大社の境内から掘り出された宇豆柱(うづばしら)が展示されています
太い杉の丸太を3本束ねており、かつてそびえ建つ神殿が造られたことを物語っています。この杉柱は、直径1.3メートル、高さ約1.3メートル、推定重量1.5トン。3本たばねて直径約3メートルの1本の柱とし、鎌倉時代の大社本殿を支えていました平安時代の出雲大社の本殿の高さは16丈、約48mで、当時の奈良の大仏殿よりも高かったといわれています。
出雲大社では60年ぶりに本殿の修復や檜皮葺ひわだぶきの屋根の葺き替えが進められています。この事業は2013年年5月には御祭神を仮殿から本殿に遷座する「平成の大遷宮」がおこなわれます。