各地区の紹介 E [西志津・上志津@] |
私は『牧歌』、ご存知でしたか。 (約4.4キロ) |
コース |
志津図書館・西志津ふれあいセンターー03.ー西志津スポーツ等多目的施設用地ー0.3ー大塚1号塚(大塚あさぎ公園内)ー0.7ー大堀塚(西志津小学校内)ー0.3ー南志津公園(トイレ休憩)ー0.1ー八幡神社ー0.1ー鷺宮神社ー0.1ー 西福寺ー0.1ー弁天祠ー0.1ー野仏(川梵天)ー小澤家の大ケヤキー0.3ー中村家長屋門ー0.2ー天御中主神社ー0.2ー屋敷神様@(高石家)ー0.1ー屋敷神様A(豊田家)ー0.5ー馬頭観音・二十三夜塔・庚申塔ー道六神・回国六十六部供養塔ー0.3ー馬頭観音ー屋敷神様Bー0.3ー庚申塔ー0.4ー志津図書館・西志津ふれあいセンター |
上志津は旧上志津村として広い地域を有していましたが、中志津(旧角栄団地)や西志津が誕生する度に割愛され現在のようないびつの地域になってしまいました。今回はその西志津と上志津の一部(南部)をご紹介しましょう。 |
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このコースのスタートの志津図書館・西志津ふれあいセンター前の広場は「萌の広場」といわれています。 この広場には2体の彫刻があります。上右の彫刻は『牧歌』という名前で親しまれています。 |
牛の背に乗せたワラの上で風に吹かれて立つ少女ー。牧場の自然をイメージした彫刻。作者は都内狛江市在住の二科会会員の市川明廣さん。今秋(平成14年)の第77回二科展で「会員努力賞」を受賞し好評を呼んだ。(平成14年12月8日付新聞紙上から引用) ちなみにこの場所は以前牧場で多くの牛が飼育されていたという。 |
西志津スポーツ等多目的施設用地を通って大塚1号塚(大塚あさぎ公園内)へ。この施設用地には一周500mの園路の外側に72本の河津桜が篤志家の寄贈により植えられています。見頃は3月上旬です。 |
大塚1号塚(大塚あさぎ公園内)と大掘塚(西志津小学校内) |
このあたりの字を大塚といい、公園造成時には塚がいくつかありその一つが残されました。古墳かどうかはまだ判断されていません。西志津小学校の敷地内にも大堀塚が残されています。 |
南志津公園から八幡神社へ |
南志津公園は2haの広さを有する公園で2つの顔を持っています。1つは普通の公園としての機能で、サクラ、サルスベリ、モミジ、カンツバキ、ユッカなどが四季折々楽しめます。もう1つは貯水池としての機能です。非常の際にはグランド部分に水を貯め下流の洪水を防ぎます。 |
八幡神社は南志津公園の脇の小高い山に祀られています。今回は公園の脇から登ると上志津1区集会場がさらに進むと本殿があります。本殿は覆い堂の中に鎮座しています。本殿の彫刻は見事です。創建は寛永3年(1626)といわれ、祭神は品田和気命(ほんだわけのみこと)です。 |
鷺宮神社 八幡神社の階段を降り道路に出るとすぐ近くにあります。地元では、安産の神様として崇められています。 |
西福寺 すぐ近くにあります。井野千手院の末寺で無住。多くの野仏があり、秩父観世音巡拝碑、如意輪観音、子安観音などあり、六地蔵や出羽三山塚もあります。明治6年に井野小学校が開校された場所でもあります。 |
弁天祠と川梵天 弁天様は畑の隅にひっそりと佇み、水の神様と思われます。また、近くの川梵天は、本来は溺死した人の供養のため、のちに妊婦がお産のとき死亡した人の供養もするようになったとのことです。 |
小澤家の大ケヤキ |
西福寺の右隣りにある大きなケヤキです。樹齢300年、志津地区の樹木としては最も大きく、最も素晴らしいものといわれています。 |
小澤家の大ケヤキに別れをつげ、次の予定地、中村家長屋門(郵便取扱所)へ。 |
中村家長屋門は、建築年代は不明ですが、母屋は文政元年(1818)の建築ですから、同時代と考えられています。 左側の柱に「郵便きっ手売り口」、裏には「千葉郵便電信印」、即ち中村家は、郵便取扱所だったのです。 |
天御中主神社(あめのみなかぬしじんじゃ) 地元では妙見さんと呼ばれており、千葉氏の守護神。本殿の彫刻は見ごたえがあります。志津城の跡ではないかとの説もあります。 |
旧清水や酒店前の県道を横切り屋敷神様へ |
屋敷神様@(高石家) 坂の途中から左手の階段を登ると稲荷神社があります。高石家の人々は裏の鉄製の階段を利用して参拝しています。 |
屋敷神様A(豊田家) |
さらに坂道を約100mほど行くと右側にあります。稲荷神社、金毘羅宮、駒形神社があります。運送の家業をされていたので、金毘羅・駒形の2社と稲作・商売の神としての稲荷が祀られています。 |
社会福祉法人「志津大山記念会」の前を通り県道へ出て北進、火の見櫓前の志津家横の角地に多く祀られています。 馬頭観音(7基)、二十三夜塔(2基)や庚申塔です。(上志津新田の清面金剛像庚申塔等石仏群) |
横断歩道を渡ると近くに「道六神」と「回国六十六部供養塔」があります。 |
道六神は五穀豊穣、子孫繁栄、村の神として祀られています。 回国六十六部供養塔は回国巡礼の一つ、書写した大乗妙法典を全国六十六か所の霊場に一部ずつ納める目的で、諸国の寺社を遍歴する行脚僧を供養したもの。 |
県道を西志津方面に歩むと程なく「上志津十字路」、左折して馬頭観音へ 高石家のケヤキの樹(今は伐採されて株だけがあります)の根元に小さな祠があります。 |
道路を横断し(横断歩道がないので要注意です)反対側の蜂谷家にあるのが屋敷神様Bです。 |
先程の交差点まで戻り車止めのある細い道をモチノキ広場を目指しましょう。広場のすぐ近くにあるのが、今回のコースの最終箇所「庚申塔」です。江戸時代の庚申塔が3基、皆さんのおいでをお待ちしています。 |
あとは終着地点の志津図書館・西志津ふれあいセンターへ。約400m、お疲れ様でした。 |
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