2月11日 オアフ島 ダイヤモンド・ヘッド
今日は23番のバス利用し、ダイヤモンド・ヘッドに登り、そして、オアフ島西にあるSea
Life Parkを訪れ、帰路は22番バスで美しい西海岸線を眺めながらワイキキに戻る予定だ。何はともあれ、ホテルのバンアン・コートのテラス席で朝食。ビュッフェスタイルなので好きなものを自由に選べる。果物、いろいろな料理は皆美味。カロリーオーバーにならないように気を付けて皿に盛るがどうしても多めになる。 |
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今日も良い天気だ。食後の休憩を兼ね、バンヤン・コートからワイキキの浜辺に出てみる。朝のすがすがしい空気とやわらかく吹く風が心地よい。
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欧米人はこのビーチチェアーで日光浴をしながら、一日を過ごすが、われわれには苦痛だ。どこか動き回らないと落ち着かない。せわしい民族だ。
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ホテルから山側に進むとクヒオ通りに出る。ここの交差点角にあるABCストアーでミネラルウオーターを買い求め、バス停でDiamond経由Sea
life Park
ドライバーにダイヤモンド・ヘッドに行くので最寄りのバス停で降ろしてほしい旨伝えた。ドライバーは「大丈夫、大勢そこで降りるから、すぐ分かる」とのこと。バスは幾つか |
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ドライバーがマイクで「次がダイヤモンド・ヘッド入り口!」と怒鳴る。バスが止まる。ここで降りたのは我々の他に2〜3組。ほとんどは海水浴客のようだ。バスを降りて道路を渡るとそこに大きな標識がある。
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今日は絶好の行楽日和。日差しが強く、汗ばむ。この標識を左に見て、広い坂
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トンネルを抜けると急に視界が広がり、周囲を山で囲まれた平原に出る。ここがかつての火口であったところ。正面に大きな駐車場がありすべての車は |
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インフォーメーション・センターで入園料、二人分2ドル支払いゲートを通り
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ダイヤモンド・ヘッドが誕生したのが今から10万年前。火山の神、ペレがタヒチからハワイにやってきた時、ハワイ島キラウエア火山に定住する前に各島に立ち寄り、永遠の炎が保てる住居を求めて穴を掘ったと言い伝えられている。そのひとつがこのダイヤモンド・ヘッド・クレーター。 |
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こんな血なまぐさい陰惨なかつてのクレーター周辺はまぶしいほどの良い天気。さーこれからダイヤモンド・ヘッドに登る!
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噴火口の底部にある駐車場から山道への入り口(標高61メートル)からコン
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やがて、山道の傾斜がきつくなると舗装がなくなり、歩くにくい、ごつごつと |
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一汗かき、一休みしたいと思いながら足場の悪い山道を登ると少し開けたところに出る。何人かの人が汗を拭き、水を口に含んで休憩している展望台に出る。われわれもここで休憩。吹き上げる乾いた風が心地よい。眼下に丸いクレーター、中央に、駐車場などが小さく見える。もう、こんなに高いところまでのぼってきたのだ〜。後ろを振り返るとダイヤモンド・ヘッドの頂ははるか上の方でまだ見えない。この展望台は当時の砦。コンクリートの展望台はウインチを据え付けた台座でウインチとケーブルで資材をクレーター底部から山道中間地点まで引き上げていた。 |
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一休みして、出発! 正面には76段の急勾配のコンクリートの階段がある。幅が狭く、登り、降りする登山客がすれ違うのも大変。手すり(階段脇のパイプ)に掴まりながら一歩一歩登ってゆく。
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ふーふー言いながら階段を登りきると、今度は70メートルほどの狭いトンネルが待っている。足元に照明があったようであるが、トンネル内は真っ暗という表現が正しい。このトンネルを抜けると今度は99段のこれまた狭く、急な階段。すれ違う人と肩を斜めにしながら登る。背後からどんどん登ってくる人がいるので、立ち止まって、休憩が出来ない。 |
狭いスペースの正面の細長い小窓がある。当時、よろい戸でふさがれていた細い小窓。今はよじ登り、小窓の間を潜り抜けて噴火口の外側に出る。 | |
小窓を潜り抜けると視界が一度に開け、360度の視界が広がる。すばらしい眺めだ。苦労して登ってきた甲斐があった。ワイキキの海岸、ビル群がはっきり見える。どこまでも青く澄み切った空と海。
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ダイヤモンド・ヘッドの地図 ハワイに到着したときには天候が悪く、雲に覆われて見えなかったホノルル、ワイキキの海岸、林立する高層ビル。ワイキキの浜辺も手に取るように近くにはっきり見える。我々が宿泊しているホテルのある場所もはっきり確認できる。
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・ダイヤモンド・ヘッドの形成 ・ダイヤモンド・ヘッドの名の由来
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ダイヤモンド・ヘッドからのすばらしい展望を十分楽しみ、登ってきた道を今度は下る。これから登ってくる人たちと体を斜めにしてすれ違いながらひたすら下る。瞬く間にクレーター底部に着いた。 バス停に行く。これから、23番のバスに乗り、オアフ島の西海岸にあるSea
Life
Parkに行く。バス停で何人かの白人の若者もバスを待っていた。しかし、バスがなかなか来ない。そのうち、白タクのようなワゴン車が来て、Sea
Life Parkまで5ドル!といって若者を誘う。躊躇していたが、彼らはその白タクに乗り込んでいった。バス停にはわれわれ二人のみ。静かなひと時。かなり待った。やっと23番のバスが来た。 オアフ島の西海岸の切り立つ断崖に道路がありここをバスが走る。足元は白波が打ち付ける断崖絶壁。ワイキキの浜辺から想像も出来ない、荒々しい景観。途中下車してゆっくり眺めたい地域だ。 23番バスの終点。Sea
Life Park に着いた。小さな遊園地の感じだ。入り口で切符を買う列に並ぶ。前の若者が切符売り場の女性となにやら話しながら、迷っていてなかなか結論が出ないようで入場券を買うのに時間がかかる。やっと決めたようで、腕に色のついた腕輪がはめられた。われわれの番が来た。どのコースにします? 若者が迷っていた理由がわかった。 ここは単なる水族館ではなく、イルカや海がめやペンギンなどとプールに入って一緒に遊ぶいろいろなコースがあるとのこと。われわれは、ただ見学のコースを頼んだ。われわれは白い腕輪をつけられた。園内ではこの色分けされた腕輪で客のコースを判断する様だ。お昼をかなり過ぎている。 |
お腹が空いた!
園内のレストランを探したがわからない。近くにスナックバーがあったので、そこでハンバーグを買い求め、近くのベンチで昼食。ベンチの周りにハエが飛
び交い、あまり清潔とはいえない。
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これから、イルカのショーがあるとのことで丸い大きな水槽のある建物に行く。水槽を囲み、円形状の観客席がある。最前列は水槽とほぼ同じ高さで、後部席ほど高くなっている。すでにかなりの観客が集まっているが、彼らは皆、後部席。われわれも最後部席に座った。子供たちは最前列に座っている。イルカのショーが始まった。
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どこにでもある内容で特別なイベントはなかった。イルカが水面から飛び上がり、空中でジャンプし、水面を激しくたたきつけるように水中に入る。そこで大きな水しぶきが観客席まで飛び、最前列の席の子供たちはキャーキャー言いながら逃げ惑うがずぶ濡れ。最前列の席が空いている理由がわかった。 |
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アシカのショーや客がプールに入り、イルカに背びれにつかまり、イルカと一緒に泳ぐコーナーがあり、若い人たちが多く参加していた。園内には海がめなど飼育していた。園内を一周して外に出る。このシーライフ・パークはオアフ島の東端、マカブウ岬からすぐ。入園料は29$。高いか安いか?
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いつまでもここで何も考えずにボケーッとして居眠りをするには最適な場所。このホテルに宿泊し、何度となく、この庭で結婚パーティーをしている日本人?を見かけた。若いカップルはきっと穏やかで、明るい家庭を築くであろう。
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今夜もワイキキの町を散歩して、またまた、ラーメン屋に行った。ホテルではもうバンヤン・コートではコンサートが始まっている。今日もバンヤンの下でローソクが灯るテーブルに付き、おなじみのなったトロピカル・ドリンクの「ブルーハワイ」を飲みながら、ハワイアンコンサート演奏を楽しんだ。 |