酒々井の四季

 

 酒々井の町は東京のベッドタウン化が進んだ人口2万位の小さな農業主体の町。JRの駅周辺の住宅街を出ると、すぐにのどかな田んぼや周辺を里山に囲まれたピーナッツ畑の世界です。 

 この酒々井の町の周辺、北総には、まだまだ自然が残されています。 田んぼの畦道や里山の縁を歩いていると四季を通じて何か新しい発見があり感動させられます。

(酒々井町のマップはここをクリック)

             
       
             
  カタクリの花芽が地上に顔を出したところ。こんな形で出てくるのをいままで見逃していた    やがて、花芽が成長し、二枚の葉が広がってくる。この葉を見てやっとカタクリと気付く。   蕾が伸びて見慣れたカタクリに育つ。何時もはこれしか目に留まらなかった。   
             

 

写真アルバム : 酒々井の四季              

オオイヌノフグリ

 

道端にありふれてはいるが、春真っ先に日向に咲き始めるこの花は、未だ寒い木枯らしの中でも温かい春のよろこびを感じさせてくれる。(3月初旬)

カタクリ

 

静かな谷津の入り組んだ里山の斜に群れ咲くこの花を見ると、「今年も咲いててよかった!」と自然を守り続けた人々に感謝せずにおられない気持ちになる。

(3月下旬)

ホトケノザ

 

道端や畑の周辺にこの花が赤い絨毯のように群生していることがある。春先の何も無い寂しい時に出会うと嬉しいものだ。秋口でも見かけることがある。(3月下旬)

タチツボスミレ

 

春の里山の比較的日当たりの良い斜面のあちこちに可愛いこの花が目を楽しませてくれる。下台地区の森もそういう場所だ。(4月初旬)

ハナイバナ

 

いろんな花が咲き始めるこの頃の伊篠地区の道端に、顔を思い切り近づけてやっと見える可愛い花が咲いていた。只の雑草で済まされては・・・! (4月初旬)

キブシ

 

伊篠地区の里山のやや暗い森の縁で、鮮やかな黄緑の小さな耳飾を下げた小潅木があった。自然の造形の見事さにいつも見とれてしまう。(4月初旬)

ナツトウダイ

 

春の里山の中に入ると、木漏れ日の中にひときわ鮮やかな萌黄色のこの野草が目に付く。良く見ると花が変わった形なのに気付く。 (4月初旬下台の森にて)

クサノオウ

 

陽射しが強くなって初夏を思わせるようになるころ、下台地区の道端で元気な姿を見せていた。                

(4月中旬)

イカリソウ

 

カタクリが終わった里山の縁を歩いていると、か細い可憐なこの花が目を楽しませてくれる。

(4月中旬)

ムラサキケマン

 

里山に近い道端でよく見かけるあでやかなこの花は、初夏の目安を付けるにうってつけ。             (4月中旬)

ホタルカズラ

 

上岩橋地区の里山の縁に目を凝らして歩くのも、これを見つけるのが楽しみの一つとなっている。(4月下旬)

キンラン

 

上岩橋地区の里山の中、木陰にひっそりと咲くこの花を見つけると宝物でも見つけた気分になる。           (5月初旬)

ハンショウヅル

 

里山の縁で稀にしか見れなくなったこの鮮やかな花を上岩橋地区で見つけ、ほっとした気分になる。(5月初旬)

スイカズラ

 

里山の縁のブッシュの中に咲くこの花は、いったい何者と顔を近づけねば分らない。                   (5月下旬)

テイカカズラ

 

里山の潅木に絡み付いて花を咲かせるこの花は、何時もの場所に咲いている。     (5月下旬墨地区にて)

ガマズミ

 

秋の赤い実が可愛いが、初夏の白い花もまた可愛い。尾上地区の静かな里山に見に行くのが楽しみだ。  (5月下旬)

ウツギ

 

この花をみるとつい「ウーノハナーノ・・」と口ずさみたくなり、懐かしい気持ちにさせてくれる。      (5月下旬)

トキワハゼ ⇒ ムラサキサギゴケ

 

上岩橋地区の田んぼの畦道を歩いていたら、小さな可愛い花を発見。野草図鑑に載っていた。                 (5月下旬)

スダジイの森

 

この近辺の森にはこの木が多い。そしてたいてい巨木である。上岩橋地区の氏神様に守られたせいか?(5月下旬)

ボタンヅル

 

残暑の厳しい下台地区の草むらにこの花が絡まって咲いていた。草むらにも良く見るといろんな花がある。 (9月中旬)

ヒガンバナ

 

田んぼの畦や、里山の縁や、お墓の周りにまとまって一斉に咲くこの花は、子供の頃の田舎を思い出す。  (9月中旬)

コマツナギ

 

最近あまり見かけなくなったと思っていたら、下台地区の明るい里山の縁で見付けた。なかなか別嬪だ。   (9月中旬)

イヌタデ

 

昔はどこにでもあったが、最近あまり見かけない。下台の草むらで見かけた時、ずいぶん久しぶり!と感動した。(9月中旬)

オオオナモミ

 

これも昔、実を投げ合って遊んだものだが、下台地区の草むらで見たとき懐かしさで一杯になった。(9月中旬)

尾上の里山

 

里山の縁の秋は心を落ち着かせてくれる。爽やかな風にカサコソと木の葉の落ちる風情は何とも言えない。(11月下旬)

飯積の田園風景

 

田んぼの秋も何となく風情がある。静かな冬への身支度が済み、じっと心を落ち着けているように見える。 (11月下旬)

馬橋・生砂神社の大ケヤキ

 

馬橋地区の飯沼本家の脇にある氏神様の境内に巨大なケヤキがある。側に立っていると何か語りかけてきそう。(12月中旬)

 

 

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