寺崎「密蔵院・薬師堂」

寺崎地区にある密蔵院・薬師堂です、密蔵院は真言宗豊山派の寺院、本尊は阿弥陀如来、
もとは字大近代にあったが、火災の為焼失し移転した、その後享保年(1724)6月に再び火災
に遭い同12年に再建された、薬師堂は境内にあり本尊は薬師瑠璃光院如来、彫刻などの
装飾も破損も少なく、建築当時の状態を良く残していると言われている。
  「海隣寺(かいりんじ)」

千葉県佐倉市海隣寺町、市役所近くにある時宗の寺院。
沿革には千葉常胤が家臣を連れ、治承3年7月26日に海辺で月をみていたところ、
海上に光り輝くものがあったので、網を打ってすくわせると、
金色に輝く阿弥陀如来像が引き上げられた。この仏像を「海上月越如来」と名付け、文治3年、馬加
(千葉市花見川区幕張町)に寺を建立し、本尊として安置した、
その後、千葉家の内紛に伴い、寺は馬加から酒々井を経て、
千葉親胤によって現在地の佐倉に移された。
時宗は、鎌倉時代末期に興った浄土教の一宗派の日本仏教。開祖は一遍。鎌倉仏教のひとつ。
 

 

「佐原駅前の伊能忠敬像」

JR佐原駅前の伊能忠敬像です、佐原は古くから、利根川の船運で栄え北総の「小江戸」言われ
江戸優りと呼ばれる華々しい独自の文化を開花させた、その文化の集大成である
「佐原の大祭」と「佐原囃子」はユネスコの無形文化遺産として登録されている。
伊能忠敬は50歳を過ぎてから、日本各地を測量して歩き、我が国最初の実測地図を作り上げた人物です。
伊能忠敬記念館では忠敬の50歳までの前半生、隠居してからの勉学と
全国測量の行程、伊能図の数々が紹介されています。
平成22年6月に重要文化財から国宝に指定された2345点の資料が保存され
その一部が展示されています。

 
  「水郷佐原山車会館」

「佐原の大祭」で引き廻される絢爛豪華、重厚で表情豊かに彫刻された山車2台を1階「山車展示室」
で見る事が出来ます。山車は4輪2層の曳山で、最上部「大天井」と呼ばれる部分には、
鯉や鷹の藁細工あるが、多くは神話や歴史上の人物を題材にした大人形で身の丈5mに及び
全体で9m近くにもなります。
2階には「佐原囃子」の楽器、関東彫りの山車彫刻が展示されています。
「佐原囃子」の独特の情緒的な響きと楽曲の多さは他の祭囃子には類例がなく、
山車行事とともに国の「重要無形民俗文化財」に指定されています。山車会館内に流れる
佐原囃子に耳を傾けて、「違い」を感じて見て下さい。