訪ねてみよう歴史のみちを

3 西福寺、小竹城址コース(約5.3キロ)

このコースの代表的な場所
「西福寺」
  真言宗豊山派で長谷山と号し、本尊は阿弥陀如来です。明治6年の火災により関係書類焼失のため由緒は不詳です(印旛郡誌による)。門前の左側には十九夜塔、秩父巡拝塔が31基あります。庭には桜、牡丹、百日紅(さるすべり)などの花が咲きます。 
                                        
「小竹城址
 
小竹城は臼井城の支城で、臼井氏の一族小竹氏の居城であったといわれています。臼井城址の西南1.5キロの台地上にあり、今でも土塁や空堀の一部が残っています。

コース  ( )はキロ数
ユーカリが丘北口ー(0.9)ー
志津コミニティセンター
ー(1.1)ー
小竹三叉路
ー(0.5)ー
四社大神
ー(0.3)ー
西福寺
ー(0.5)ー
道祖神社
ー(0.3)ー
小竹城址
ー(0.7)ー
上座総合公園
ー(0.3)ー
志津村記念碑ー(0.7)ーユーカリが丘駅


地図はこちらからどうぞ

ユーカリが丘北口ー(0.9)ー志津コミニティセンターー(1.1)ー小竹三叉路
  ここ小竹三叉路は雑木の生えた三角地帯にたくさんの野仏が祀られています。志津郷土歴史同好会では「小竹三叉路野仏群」と命名しています。
 最左:庚申塔さくら道道標(文化十酉(1813)十一月吉日)

四社大社
祭神:經津主命(ふつぬしのみこと)、たけみかづちのみこと、大巳貴命(おおなむちのみこと)、井弉諾命(いざなぎのみこと)、井弉再命(いざなみのみこと)ほか四柱です。                        由緒:不詳ですが、井野八社大神は原十二社を合祀していましたが、うち四社を小竹に分祀といわれています。       

西福寺
  西福寺は志津地区に2寺あります。1寺は上志津の西福寺です。井野小学校が明治6年に開校した際、校舎が置かれたお寺です。もう1寺はこちらの西福寺(小竹)です。1年を通じてさまざまな花が咲きます。真言宗豊山派のお寺で、長谷山と号しています。本尊は阿弥陀如来です。 
  牡丹開花の頃の西福寺の状況です。

道祖神社
 道祖神がこのような社殿をもつのは郡内では珍しいとのこと。猿田彦を祀った小さな石塔が堂内に納められています。

小竹城址
  土塁があり、城跡を示す標柱が立っています。小竹城は臼井城の支城で臼井氏の一族小竹氏の居城であったといわれています。

上座総合公園
  都市公園5ヵ年整備事業の一環として計画・整備されました。総面積9.9ヘクタール、昭和58年4月7日に全面開設されました。春のサクラ、秋のハギが見事です。

志津村記念碑(志津小学校正門を入ってすぐ右側)
  明治26年1月20日に建てられ、志津村ができたいきさつや村の名前をどうして志津村としたか、などが書かれており、志津村がなくなった今では志津村を物語る唯一の貴重な遺物です。 

終着場所:ユーカリが丘駅

 以上でこのコースの散策は終了です。時期折々の素晴らしい変化があなたをお待ちしています。
                                  参考文献
                       宮武幸吉氏著 志津の史跡と名所