訪ねてみよう歴史のみちを

2 加賀清水、千手院コース(約5.9キロ)

このコースの代表的場所
「加賀清水」
 佐倉藩主大久保加賀守忠朝が江戸参府の折にこの清水を観賞し気に入り、その後必ず立ち寄ったことから、加賀清水と呼ばれるようになりました。市内にある貴重な湧水の一つです。

「千手院」
 真言宗豊山派で稲野山と号し、本尊は千手観音です。天平年間(740年頃)臼井に創建され、1392年(明徳3年)現在の地に移転されました。金銅五鈷杵(こんどうごこしょ)は佐倉市指定文化財です。

コース ( )はキロ数
志津駅北口ー(0.6)ー
成田道道標
ー(0.2)ー
加賀清水
ー(2.2)ー
庚申様(井野南作公園)
ー(0.2)ー
梵天塚
ー(0.2)ー
井野の庚申塚
ー(0.1)
子の神神社
ー(0.4)ー
千手院
ー(0.8)ー
志津コミニティセンター
ー(1.2)ーユーカリが丘駅

 
地図はこちらからどうぞ

出発地点(志津駅北口)

成田道道標
 7代目市川団十郎が建てたという成田道道標です。

加賀清水
春の加賀清水(満開のヤエザクラ)

秋の加賀清水

庚申様
 井野南作公園に隣接してあります。

梵天塚
  井野地区の方々の出羽三山碑が13基祀られています。古いのは文政3年(1820)、弘化4年(1847)、一番新しいのは昭和62年のものです。

井野の庚申塚
  庚申塔が5基祀られています。笠つきのものは青面金剛像(寛政4年ー1792)、他は文字塔です。

子の神神社
  五穀豊穣の神様ですが元は稲荷神社。

  ここから千手院までの間に、秩父巡拝塔道標(造立安政6年ー1859)、大師碑道標(造立年代不詳)があります。

千手院
  サクラが満開の春の千手院です。

紅葉が見事な秋の千手院です。

 さらに彼岸のころには、ヒガンバナ境内あちこちに咲いています。   

終着場所(志津コミニティセンター)   
 
ここで休憩し元気を回復したら、ユーカリが丘駅まで歩くのも良し、また近くのモノレール公園駅から乗車するのも良しです。                          

                             参考文献
                    宮武幸吉氏著 志津の史跡と名所