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Performa5240?

CPU:PowerPC603e(200MHz)

FPU:内蔵

Memory:64MB+8MB(ON Board )

HDD:4.0GB(IDE)

Disply:カラーCRT(800×600)

Syatem:漢字Talk7.6

Performa5240/G3-350(Power UP 後)

CPU:PowerPC750 350MHz(G3)

FPU:内蔵

Memory:64MB+8MB(ON Board )

HDD:4.0GB(IDE)

Disply:カラーCRT(800×600)

Syatem:漢字Talk7.6

G3 化

ロジックボード

Performa6420用(Alkemy)

G3カード

CPU: PowerPC750 350MHz(G3)

バックサイドキャッシュ: 1MB

メーカ:Sonnet

Model:CRESCENDO G3 L2 350MHz/1MB

L2スロット用です。

ロジックボードに装着

早速ロジックボードに装着しました。

L2キャシュ用ですので、メモリの横にあるL2キャシュスロットに挿入。***するだけです。(簡単)

実装した状態が右の写真です。

奥からTVシステム、メモリ、G3カード、CPU(PC603e)、LANカードです。

 

前から見るとこんな感じです。

G3カードがいかに小さいかが良く分かります。

右にLANカードの隣のスロットはPCIスロットです。

 

このG3カードはクロック350MHzですが、実際はバスクロックの8倍で動作します。

従ってPF5420?ではバスクロックが40MHzですので40×8=320MHzでの動作になります。

また、バックサイドのクロックはCPUクロックの半分になります。私の機種では320MHz/2=160MHzになります。

付属している「Metoronome」でこのようにクロック、バッサイドキャシュのクロック。CPU温度などを確認することができます。

 

主な機種(ロジックボード)のバスクロックは右の様になります。

G3カードの機種によって倍率が決まっているようなので、この数字を何倍かにすることでCPUクロックを求められます。

(大体、G3カードの製品についているクロックはバスクロックが50MHzを想定して書かれているようです。)

※例えばG3カードで500MHzのものを購入してきてバスクロック40MHzの「Alchemy」につけても最大で40×10倍=400MHzにしかならないと思われます。(購入後に-100MHzが判明したらショックですよね。事前に確認をした方が良いです。)

機種名 ロジックボード CPU/クロック バスクロック 日本発売
PF5410 Alchemy PC603e/120MHz 40MHz

PF5420 Alchemy PC603e/120MHz 40MHz

PF5430 Alchemy PC603e/160MHz 40MHz

PF5440 Alchemy PC603e/180MHz 40MHz

PF6410 Alchemy PC603e/180MHz 40MHz

PF6420 Alchemy PC603e/200MHz 40MHz

PM6300/160 Alchemy PC603e/160MHz 40MHz

PF4400/200 Alchemy PC603e/200MHz 40MHz

PF5500/225 Gazelle PC603ev/225MHz 50MHz

PM5500/250 Gazelle PC603ev/250MHz 50MHz

×
PM6500/225 Gazelle PC603ev/225MHz 50MHz

×
PM6500/250 Gazelle PC603ev/250MHz 50MHz

×
PM6500/275 Gazelle PC603ev/275MHz 50MHz

×
PM6500/300 Gazelle PC603ev/300MHz 50MHz

×
20th Mac Gazelle PC603ev/250MHz 50MHz

他Mac互換機あり      
インストール

製品に添付されているFDDからSonnetソフトウエアをインストールするだけです。

1)PC603の状態でこのSonnetソフトウエアをインストール

2)そのまま電源offしロジックボードにG3カードを装着。

3)再起動するともうG3マシンです。

起動の際に最初は普通に立ち上がり、「機能拡張」を読み始めると「Crescendo」機能拡張を読み込みG3に変わります。

(この起動はインストール後毎回同じです。)

所感

G3カード1枚でこれだけ早くなるとは思っていませんでした。

現行品(G3、G4マシン)と比べればバスクロックが遅いため、同等にはなりませんが、実用的なレベルで見ると十分な早さです。

PF5220の時代からみると雲泥の差があります。

PFユーザーの皆さん、是非このG3化は考えてみて下さい。多少の出費でここまででき、愛用のMacがさらに長く使えることはすてきなことです。

私個人的には、おすすめです。

私がG3カードを購入した時から数ヵ月が経って、今では(2000.11)クロックも500MHz以上のものがでています。

CPUクロックは早いに越したことはありませんが、バスクロックとの兼ね合いで無駄な買い物をしないように注意して下さい。

またバックサイドキャッシュの容量は多少価格が上がっても大きい(512Kより1MB、1MBより2MB)ほうが、効果大です。

次*****は。

次はPCI スロットをつかってUSBをつけたいと思います。

現在、準備進行中。。。。。。。。。

USB化、FireWire化完了

2001.2.18

PM7200系でもG3カードが使える様になりましたね。

(Sonnet社からG3カードが発売されたようです。)