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主な機種(ロジックボード)のバスクロックは右の様になります。
G3カードの機種によって倍率が決まっているようなので、この数字を何倍かにすることでCPUクロックを求められます。
(大体、G3カードの製品についているクロックはバスクロックが50MHzを想定して書かれているようです。)
※例えばG3カードで500MHzのものを購入してきてバスクロック40MHzの「Alchemy」につけても最大で40×10倍=400MHzにしかならないと思われます。(購入後に-100MHzが判明したらショックですよね。事前に確認をした方が良いです。)
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機種名 |
ロジックボード |
CPU/クロック |
バスクロック |
日本発売 |
PF5410 |
Alchemy |
PC603e/120MHz |
40MHz |
◯ |
PF5420 |
Alchemy |
PC603e/120MHz |
40MHz |
◯ |
PF5430 |
Alchemy |
PC603e/160MHz |
40MHz |
◯ |
PF5440 |
Alchemy |
PC603e/180MHz |
40MHz |
◯ |
PF6410 |
Alchemy |
PC603e/180MHz |
40MHz |
◯ |
PF6420 |
Alchemy |
PC603e/200MHz |
40MHz |
◯ |
PM6300/160 |
Alchemy |
PC603e/160MHz |
40MHz |
◯ |
PF4400/200 |
Alchemy |
PC603e/200MHz |
40MHz |
◯ |
PF5500/225 |
Gazelle |
PC603ev/225MHz |
50MHz |
◯ |
PM5500/250 |
Gazelle |
PC603ev/250MHz |
50MHz |
× |
PM6500/225 |
Gazelle |
PC603ev/225MHz |
50MHz |
× |
PM6500/250 |
Gazelle |
PC603ev/250MHz |
50MHz |
× |
PM6500/275 |
Gazelle |
PC603ev/275MHz |
50MHz |
× |
PM6500/300 |
Gazelle |
PC603ev/300MHz |
50MHz |
× |
20th Mac |
Gazelle |
PC603ev/250MHz |
50MHz |
◯ |
他Mac互換機あり |
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インストール |
製品に添付されているFDDからSonnetソフトウエアをインストールするだけです。
1)PC603の状態でこのSonnetソフトウエアをインストール
2)そのまま電源offしロジックボードにG3カードを装着。
3)再起動するともうG3マシンです。
起動の際に最初は普通に立ち上がり、「機能拡張」を読み始めると「Crescendo」機能拡張を読み込みG3に変わります。
(この起動はインストール後毎回同じです。)
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所感
G3カード1枚でこれだけ早くなるとは思っていませんでした。
現行品(G3、G4マシン)と比べればバスクロックが遅いため、同等にはなりませんが、実用的なレベルで見ると十分な早さです。
PF5220の時代からみると雲泥の差があります。
PFユーザーの皆さん、是非このG3化は考えてみて下さい。多少の出費でここまででき、愛用のMacがさらに長く使えることはすてきなことです。
私個人的には、おすすめです。
私がG3カードを購入した時から数ヵ月が経って、今では(2000.11)クロックも500MHz以上のものがでています。
CPUクロックは早いに越したことはありませんが、バスクロックとの兼ね合いで無駄な買い物をしないように注意して下さい。
またバックサイドキャッシュの容量は多少価格が上がっても大きい(512Kより1MB、1MBより2MB)ほうが、効果大です。
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