メッセージ

平成26年12月



師走の総選挙

 朝晩めっきりと寒さを感じる季節になりました。もうすぐ霜が降り、氷も張るようになるでしょう。道行く人たちもコートの襟を立て、師走の街は慌ただしくなると思います。

 師走といえば、師走議会とも呼ばれる12月定例県議会が開会しました。11月26日に招集され、閉会日は12月19日の予定です。今議会では、県職員の人件費の増額など59億円余りと、衆院選挙の関連経費として26億円余が追加計上される一般会計補正予算案などが森田知事から提案されました。

 ところで、その師走の街を騒がせる衆議院選挙ですが、安倍総理が自ら「アベノミクス解散」というように、安倍政権の進める経済政策への信任投票の形になっています。国民の多くが感じたように、いささか突然の衆院解散だったようですが、消費税増税を見送るに当たっては、「アベノミクスが間違っているのか、正しいのか、ほかに選択肢があるのか、国民の信を問いたい」というのも当然の言い分です。

 わが自民党は、地方の景気回復を加速させることなど、政権公約を発表しました。ベビーシッターや家事費用の支援など子育て世代の負担軽減をはじめ、経済再生と財政再建の両立、地方創生特区の導入などを大きく打ち出しています。「景気回復、この道しかない」がわが党のスローガンです。

 とりわけ、人口減少期に入って地方の衰退が指摘される時、安倍政権の掲げる「地方創生」に向けて、これからどう具体的な施策を打ち出すのか多くの国民が期待しているところだと思います。

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