メッセージ
平成26年8月
飛行高度の引き上げが試行的に開始
梅雨明けと同時に、急に30度超えの猛暑がやってきて、熱中症で倒れる方も多いようです。特に高齢の方は、水分を十分取って体調維持に気をつけるようにしてください。 県議会も6月議会が、7月初めに終わり、9月18日から予定されている9月議会まで、今はちょうど夏休みの時期です。しかし、個人的には、地域の夏祭りや花火大会などで市民の皆さんとのふれ合う機会も多く、地域の要望に耳を傾けるなど、毎日汗を拭きながら活動しています。 さて、私は、羽田空港の国際化に伴う航空機騒音の拡大について、議会の一般質問や委員会でたびたび取上げてきました。南風好天時における北方面からの羽田へ向かうルートについては、四街道市上空を通過することから、飛行高度を従来の4千フィート(千フィートは約300メートル)から引き上げるよう要望してきたことはご承知のとおりだと思います。それが今年3月からようやく5百フィート引き上げられ、4千5百フィートとする試行運用が始まりました。 ただし、これはあくまでも試行であって、私たちの要望は6千フィートへの引き上げですので、後は首都圏全体での騒音の分担など、国の騒音軽減に向けたさらなる改善策を見守っているところです。 特に騒音の分担については、千葉県側だけが騒音被害をこうむるのは、成田空港の血塗られた歴史に照らしても道理に合いません。羽田の国際化によって東京の利便性が増すなら、東京都も応分の騒音を分担すべきは理の当然です。 東京都は今のところ、都心上空が飛行ルートになった場合の影響を見極め、必要な対策を取りたい―との姿勢のようですが、県議会としても県だけでなく、国や東京都にも応分の負担を求める活動を続けていきたいと考えています。 |