例年になく寒さの厳しかった2月、3月が過ぎ、やっとサクラの季節になりました。サクラ咲く4月は、子供たち新入学の季節でもありますが、近ごろは少子化のせいもあってか、街中でも元気に遊ぶ子供たちの姿をみかける機会が少なくなったような気がします。子供たちは次世代を担う社会の宝ですので、やはり、元気いっぱいな声を聞きたいものです。
さて、新年度の県予算案を審議する2月定例県議会は、さる3月19日にすべての議案を可決して閉会しました。平成26年度の千葉県の一般会計当初予算は、総額1兆6143億余円で、前年度対比で1・9%増の過去最大規模の予算額となりました。先月の県政報告でもお話しましたが、わが自民党の安倍政権が掲げる経済政策・アベノミクスによって、日本経済が長引くデフレから脱却して、景気回復の兆しが顕著に現れ、千葉県でも県税収入が540億円も増加する見通しになっているためです。よく「景気は気から」と言われますが、少し景気がよくなりそうだと言うだけで、これだけ税収見込みが違ってくるわけですので、財政運営はなかなか難しいものです。
2月県議会では、もう一つ焦点になった議案が、わが党が提案した「いじめ防止対策推進条例」の制定案です。わが党が独自に作成し、議員提案として上程した条例案で、賛成多数で可決され、4月1日から施行になります。いじめへの適切な対応策をまとめ、子供たちの尊厳を守ろうという条例です。
また、機会あるごとに県政の出来事をご報告します。
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