2月8日と14日に房総半島に降った大雪には本当に驚きました。千葉県の皆さんは、雪には慣れていませんので、お困りになった方も多かったのではないでしょうか?
しかし、3月ともなれば大分気候も緩んで、春の訪れも感じられます。しかし、三寒四温のこの季節は、油断すると風邪なども引きやすいので、気をつけるようにしましょう。
私は今、2月19日に開会した2月定例県議会の真っ最中です。今議会は、平成26年度の千葉県の一般会計当初予算案の審議が中心です。当初予算案は、総額1兆6143億1千3百万円となり、前年度当初予算比で1・9%増加し、当初予算レベルでは過去最大規模となっています。安倍首相の提唱するアベノミクスによる景気回復基調によって、千葉県の税収がおよそ540億円も増加する見込みとなっていることなどがその主な理由です。
県の新年度予算編成に当たっては、森田知事の提唱する「くらし満足度日本一」の実現に向け、しっかりした基盤をつくる年と位置づけられ「県内経済の活性化」「くらしの安全・安心の確立」「子ども・子育て世代への支援」「医療・福祉の充実」に重点的に予算配分されました。
しかし、歳出の内訳をみると、道路や橋など社会資本への投資額より、高齢化の進展により介護保険や医療費など社会保障費の増加が大きいことが財政硬直化の原因となっており、今後の課題だと思います。引き続き、地方財政の状況をしっかりと見極め、県民の目線に立った行財政運営がなされるよう見守っていきたいと思っています。
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