このところ、日中は温かい日もありますが、朝晩は日増しに寒さも増しているようです。師走に入り、街々にはクリスマスツリーの電飾が輝き始めました。１２月定例議会は、別名・師走議会ともいわれ、１１月２７日に開会しました。閉会は１２月２０日ですので、議会が終われば、もうすぐ年明けを迎えることになります。１年の締めくくりの議会ですので、しっかり議案審査に臨んでいるところです。
今議会の第１号議案は、平成２５年度の一般会計補正予算案です。補正額は４８億１９００万余円の増額で、補正後の千葉県の予算総額は１兆６０１３億円余りとなります。
今回の補正予算では、１０月１６日深夜から未明にかけて降った台風２６号による大雨被害で、公共土木施設や農業用施設に多大な被害が出ていますので、速やかな復旧を行うための予算と、被災者の経済的負担を軽減するため、生活再建資金や住宅の補修費、中小企業の設備等の復旧経費などの借り入れに対する利子補給などが主な内容です。
また、２７日の議会冒頭で森田知事は、東京五輪への対応について、千葉県の持続的な成長のための基盤づくりを進める絶好のチャンスと位置づけ、本県の立地優位性を最大限生かした大会のサポートや戦略的な千葉の魅力発信・地域経済の振興に結びつけるための方策を検討してたいと述べており、県議会としても側面から支援していきたいと思っています。
ほかには、今議会に上程された議案の中では「（仮称）千葉県防災基本条例」の制定が目玉とされています。地球温暖化が進み、激しい気候変動から大規模災害がますます増えると予想されていますので、地域防災力を向上させ、日頃から防災意識を高めておくことは大切だと思います。
地元の皆さんの声を背に、しっかり議会活動に邁進してまいります。
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