台風２６号の大雨による被害は、大島だけでなく県内にも大きな被害をもたらしました。農作物の被害総額は２１億円にも上り、家屋や人的被害も出ています。幸い、２７号、２８号のアベック台風は日本列島をかすめるように通過し、大きな被害がなかったのは何よりでした。それにしても、秋の連続台風など気象の変動が予測できないほど大きく、心配ですね。
９月定例県議会は１０月２２日に閉会しました。９月議会は、一般会計でおよそ１３０億円の追加補正予算案など２２議案を、わが党などの賛成多数で可決して閉会しました。私は、１０月８日の一般質問に立たせていただき、いじめ問題や羽田空港の飛行コースによって異なる騒音問題などを取り上げ、森田知事ら県執行部の対応をただしました。
このうち、いじめ問題では千葉県内で１年間に３万件近いいじめの報告があり、やはりいじめの芽を摘む、早期発見が一番の対策だと訴えました。瀧本教育長も、答弁で「小学校にも試行的にスクールカウンセラーを配置し、相談体制を充実させ、早期発見に取り組みたい」と話していました。
また、わが党の代表質問で質疑が行われましたので、私の一般質問では省略しましたが、私たちが兼ねてから要望し、取り組んできた重度心身障害者への医療給付事業に対する答弁で、森田知事は「今年度中に現物給付の具体案を取りまとめ、１年間の準備期間を経て、平成２７年度を目途に新制度に移行したい」と答弁し、やっと現物給付が実現する見通しになりました。大変喜ばしいことだと思っています。
私の一般質問の様子は、県議会のホームページで質問や答弁まですべてご覧になれますので、いじめ問題や、羽田の騒音問題、がん対策、廃棄物の現状と今後の対応などの諸課題に関心のある方は、「議会中継（録画）」をクリックし、私の質問を再生てみてください。
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