６月県議会は、明日７月２日に最終日を迎えます。会期中は、主に森田知事の政策的事業を盛り込んだ６月補正予算案を審議してきました。今回は、２７日に開かれた総合企画水道常任委員会審議の結果を簡単にご報告します。
この委員会審議の中で、わが四街道市の市民生活に直接関わる問題として、羽田空港の再拡張工事に伴う航空機騒音の問題が、改めて議論されました。国土交通省は今月初め、千葉県との会議の中で、騒音の軽減を図るため試行的に運用していた航空機の飛行高度を引き上げる問題で、今年１１月から本格運用する方針を明らかにしました。
高度引き上げは、羽田空港での南風好天時の南方面ルートについて、千葉市上空で５千フィートを７千フィートに引き上げるもので、昨年８月から１１月まで試験的に運用され、一定の騒音軽減効果あったことが認められたため、今年３月からさらに再試行が行なわれていました。私は、２月議会でも四街道市上空の北方面ルートについても、従来の４千フィートを６千フィートに引き上げてもらいたいとの要望を展開してきましたが、これについて担当課長から答弁がありました。
担当課長によると、来年３月の羽田空港の３万回運用時には、国交省としても北方面ルートについても高度引き上げが試行できるよう本格検討するとの前向きな内容でした。これに対し、私は、市民生活を考慮すれば、もっとスピード感をもって対応するよう要望しました。
（注意：１千フィートは約３００メートル）
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